Dusk - In Eternal Death

アンチ資本至上主義な自分としては興味深い
Michael Moore監督の新作『Capitalism:A Love Story』を観に行きたい。
(この方、テーマ設定も良いが、映画として
視覚的に面白く見せるようとしている所が尚良い。)
が、TOHOシネマズシャンテまで行くのに躊躇。
今日行く、今日行け、今日いければいいな、今日じゃなくてもいいな


エイヨーカジモロー

Eskimo Snow

Eskimo Snow

異端HipHop集団AnticonよりWhy?の2009年作。
HipHop色は皆無となり、優しげなVoと
ピアノ、ギター、ドラム等が絡む
ロック(またはポストロック)アルバムと化している。
相変わらずメロウな楽曲、捻ねた歌詞、
HipHopの枠に嵌らないレーベルスタイルが素晴らしい。
ラップは一切入っていないので、それを求めている方は注意が必要。
Plastique

Plastique

AnticonのSoleとSkyriderによるコラボ。
ミステリアスな上物、憂いのあるリフ、
静と動を使い分けるドラム、
クリーンVo、Soleの流れるラップが絡む。
前作やEL-P、Alias辺りが好きなら楽しめるだろうサウンド
calm

calm

PismoやAbstract Rude、FatJon、スウェーデンのAronPhiri、
オランダのMelodee、イギリスのTOR等がラップや歌で参加している。


他作品同様、久石譲+NujabesHipHop)と言った趣の、優しげサウンド
郷愁を誘うフルートとピアノ、そしてAbstract Rudeのラップが絡む
「Hi, Mom! 〜A Prayer For World Peace〜」は特にお気に入り。

  • Dusk - In Eternal Death

ハンガリー産プリミティブブラックメタル、2009年作。
ベラルーシのPossession Productionsよりリリースされた。
Diecold、666のメンバー等が絡んでいる。


寒々しくミニマルに鳴らされるトレモロ・リフ、
ポコポコ2ビート、ミドルで進むミニマル気味ドラム、
ギャアギャアガナルVo、薄ら被さるアトモスフェリックキーボード等が絡む。


『Pray For Death』辺りの、ゆったりめ2ビートで
ミニマルに進むプリブラ路線と言えばよかろうか。
今までの作品よりもさらに長い楽曲が入っているので、
よりミニマルなブラックメタルな印象。
他バンドで表すとDarkthrone(4th)+Burzumと言った感じか。
寒々しいトレモロと、ハンガリー語の独特な語感が良い味を出している。


そんなわけで、『Pray For Death』が好みであれば、
本作も楽しめるのではなかろうか。

よつばと!  9 (電撃コミックス)

よつばと! 9 (電撃コミックス)

よつばが相変わらず泣いたり笑ったりと忙しい、どたばた・仄々展開。
今回はお隣さん綾瀬家との絡みが多いか(特にエナ・アサギ)。
いつもどおりジャンボとヤンダも良い味出している。
漫画という非日常的世界でありながら、
(現実の)日常らしい大きく変化の無い世界が素敵。