茨木のり子『詩のこころを読む』

・天ぷらいもや閉店か、あそこの店はわたしが
 学生の頃からあったと思う。白木のカウンターが
 いいよね。三崎町や靖国通り沿い、錦華通りのひとつ
 裏道にもいもやがあった。あっ、伊峡のとなりにも。
 1986年のぴあマップを見ると人生劇場の小道にとんかつ
 いもやがあって、淡路町にも天ぷらいもやが。
・これもぴあマップに載っているのだが、
 天ぷら定食500円、とんかつ定食550円。長いこと
 この値段だった。いまは天ぷら定食700円也。
・実は先日、食べてきたのだ。どこの天ぷら屋にも
 負けないうまさだ。
・いもやのことは以前にもこのブログに書いてます。

http://d.hatena.ne.jp/heno3ban/20090223

・1978年も500円か、2009年で600円。安いなあ。
 1978年当時は、ごはんを残すと怒られたので、
 いきがって女の子を連れていったら、女の子の
 分まで食べてはらパンパンなんてことがありました。
         
・ここのところ詩人の詩以外の本を読むのが続いています。
 茨木のり子『詩のこころを読む』(岩波ジュニア新書)
 読了。

詩のこころを読む (岩波ジュニア新書)

詩のこころを読む (岩波ジュニア新書)

茨木のり子の詩の解説書は、何冊も読んでいる。
 ことばを大事にしているから読みながら納得 
 できるんだよな。この本もよくここまで詩を
 深く掘り下げていると感心している。
・「生まれて」「恋歌」「生きるじたばた」
 「峠」「別れ」と分類されている。この分け方
 もいいよね。「生きるじたばた」「峠」なんて、
 詩的です。
・ほんとに詩はあまりよく知らなくて、この本で
 いくつかの詩人に出合った。興味を持ったのは
 石垣りんと石川逸子。
石垣りんのエッセイ集『ユーモアの鎖国』読んで
 みたい。ちくま文庫にあるのか。古本で探してみよう。