8/20日アニメニュース

木曜ぶんの感想。

HEROMAN ＃２１

HEROMAN Vol.2 (初回限定版) [Blu-ray]
謎の誘拐事件、解決編。
さらわれたホリィ達の救出劇のなかでサイの過去が明らかになっていく展開で、ここまで引っ張ってきたサイの足の怪我についても詳細が判明。
怪我を負った経緯については、サイにもウィルにも同様に落ち度があり特段どっちが悪いという話ではなかったことに納得。むしろサイの方がウィルに負い目を感じている部分もあったわけね。ウィルもキャプテン辞めて荒れていたからジョーイいじめに走ってたって事情もあったのかな・・・。
サイの足がどうやら再起不能らしいのは、予想していたとはいえ言われると結構ショックだなぁ。だからこそ、それでも自分の足でゴールを目指すラストのサイの姿にはぐっときた。

ポケットモンスター ダイヤモンド＆パール ＃１８８

サトシVSシンジ、決着。
ラストをきっちりゴウカザルが締めて、二人の今までの物語を結実させて終わってくれたのは期待を裏切らない出来で良かったなー。
シンジがポケモンへの態度を軟化させている点を、それとなくバトルの合間の声掛けなんかで見せていたのも嬉しかった。
根本的にスタイルを変えているわけではなく、しかし互いに影響し合って成長を遂げているという形になっていたのは「DP」らしいテーマを最後までやり抜いてくれたなという印象。

NARUTO疾風伝 ＃１７４

NARUTO-ナルト- 疾風伝 六尾発動の章 下 [DVD]
ナルトとペインの対話の結末。
長門の人生、ナルトの存在、そして自来也の小説が三位一体となって収束していく流れはアニメとしての構成演出が良く練られていて素直に面白かった。
原作だと回想やら何やら色々と無理を感じた部分も、アニメだと自然になっていて悪くなかったなぁ。声優陣の演技も説得力を増していたし。
ただ、ここまで生と死、戦争と復讐の問題に真摯に取り組んできたのに最終的にメガザルかよ！！・・・という突っ込みはやはり湧いてくるな。

ドラマ もやしもん ＃７

長谷川さんツンデレ回。
加藤夏希のハマりっぷりが今まで以上に良くわかる内容だった。キツい時の表情が本気でキツい・・・！！
しかし蛍が沢木に長谷川さんのツンデレぶりを語るシーン、一応フォローはされていたけど今まで存在していなかった蛍がいきなり長谷川さんの隠された内面を解説し始めるのは違和感あったなぁ。

屍鬼 ＃７

正雄、復活！！
というわけで正雄の復活に沿っていよいよ起き上がりの存在が明かされていく話。
今まで伏せられていた起き上がり側の事情が見えてくることで物語が一気に重層的になっていく感覚が面白い。
起き上がりという未知の存在にそれぞれ常識から逸脱しながら迫っていく夏野と医者のパートも狂った緊張感が増してきている印象。

アマガミSS ＃８

棚町薫編、ラスト四話目。
クリスマスデートのあと妹のいる実家でお泊りという完全にヤっちゃった感溢れるEDはエロ甘くて良かったものの、未来の大団円までいった先輩編と比べると妙に消化不良な終わり方だった・・・と思ったら規制やら何やらで未完成バージョンだった模様。
全体的にも薫編は初っ端にヘソキスという最大の爆弾を投下してしまったせいであとはごく普通にラブコメやってるだけの印象が強かったなー。
まあ、ラブコメ作品で何でラブコメしかないことを不満に思うのか自分でも良くわからないが・・・！！

会長はメイド様！ ＃２１

会長はメイド様!Blu-ray 3 [初回限定版][Blu-ray]
「会長はメイド様!」U×ミシ Virtual Live Album −ナツコイ☆物語−
美咲の幼馴染みの野生児が美咲ゲットの為に転校してくる話。
もう明らかに美咲と碓氷をくっつける最後のきっかけ作りの為の当て馬って感じなのだが、そこに嫌なイケメンタイプではなく野生児を持ってくるというのは上手いなぁ。
それと、美咲と碓氷の関係を客観的に心配する役目を叶が担っているのも、かつてのライバルキャラのポジション変更が上手く機能していて興味深かった。

伝説の勇者の伝説 ＃８

　Last Inferno
仕組まれた反乱のなかで巨乳お姫様が運命を翻弄される話。
政治的な駆け引きのなかで戦争が起こり人が死んでいくというどうしようもない感じは良く出ていたものの、策謀のレベルが何か全体的にチープなんで観ていて理不尽さばかり募るのが残念だった。
こういう政治陰謀劇をやるならその知略戦の部分でももっと興奮させて欲しいんだけどなー。いきなり「人質の民を殺しましょう」とか言われても・・・。
しかし高橋美佳子演じる巨乳お姫様は幸薄い感じとかも含めてなかなか良かった。