夜、谷崎潤一郎賞稲葉真弓『半島へ』と中央公論文芸賞井上荒野『そこへ行くな』・乃南アサ『地のはてから(上・下)』)の授賞式へ。

書評などで関わった稲葉さんと井上さんにご挨拶をし、井上さんの二次会(+三次会)へ。


井上さん、「荒野」という名の通り、とてもかっこよくて美しい女性でほれぼれしました。
『そこへ行くな』(このタイトルもかっこいいです)、受賞をきっかけに付け替えられた帯に、日経に書いた私の書評の一部が抜粋されています。
「世界の片隅で、切なく可笑しく残酷な出来事の余韻が、低音で響き続ける。行ってはいけない、でも行かなくてはならない。生き続けるからには」