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やもり通信

2017-02-03

2017年冬 ドナウの流氷

 

 2017年が始まって、新年のご挨拶もきちんと出来ぬままに1月も過ぎ、そしてもう2月。

 気が付くとハンガリーで過ごす冬もこれで4度目

 4度目にして初めて、しっかりとした冬らしい冬を味わえたなぁ・・・などと、

昨日から急に気温が上がって一気に雪解けが進んだ(つまり道はぐっちゃんぐっちゃん)

窓の外を眺める2月3日。金曜日。

 たぶんここは北海道などと違って2月にまたドカッと雪が降る、なんてことはないと思うので、これから先はじわりじわりと春に向かっていくと思うのですが。

 たぶん。


 そんなブダペストのこの冬の話題はなんと言ってもドナウ川を流れる氷・・・

ドナウの流氷】。 と個人的には思います。



 年末の旅行から帰ってきて、そのままずいぶんと気温が低い日が続いているなぁと思っていたのですが、−10℃は軽く下回っているだろうと思われる1月7日(土)に、子どもたちを連れてドナウ川にかかるマルギット橋の上に行ってみました。

 この気温の低さなら、もしかしたらドナウ川に氷があるかも・・・

 そう。あくまでも、このときは「氷があるかも」「あったらラッキー」くらいの気持ちで行ったのですが、



あるじゃぁないですかっ!

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明らかに水面に白いものが浮かんでいる!

寒さも忘れ、しばし橋の上からの眺めに食い入る子どもたち。

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D

 こんなふうにドナウ川に氷が流れてくるのは5年ぶりだとか。

 なんでも昔はそれほど珍しい風景でもなく、それどころか川が完全に凍ってしまってブダ側からペスト側まで歩けた時もあった・・・と、まぁこれはいったい何年前のことなのかは知りませんが、

それでも、ここ数年は“温暖化”のせいなのか氷の欠片も見られず、年中いつもでほぼかわらぬ顔で水をたたえて流れていたドナウ川

 そんなドナウ川「いつもとは違う顔」が見られた、というのは

なんだか本当に嬉しい出来事でした。


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氷上の鳥(カモメ・・・ですよね?)がぶわーーーっと飛び立つ姿を見た時は、

D

思わずケニアの湖で見たフラミンゴたちを思い出したり。(ちょっと違う?w)


気温は−10℃は下回っていたかと思いますが、

ふと気づくと、こうして橋の上で20分も流れ行く氷と、そこに漂う鳥たちに見とれていました。




 こちらはその翌日、1月8日(日)

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綺麗な青空。

王宮。

鎖橋。



 10日(火)には、最初に流氷を見たマルギット橋の下に下りてみました。

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夏場は川の水でいっぱいであろうこの場所に、こんな風に下りてこられるなんて。

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でも

ここでこんなふうに楽しめたのも1月いっぱいだった模様。


こちら、2月1日の近所のようす。

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朝からの霧雨のような霙(みぞれ)のような、雪のなりそこないのようなのがしっとり降って、

木々の枝は妙な美しさでしたが、

足元はこのような状態で。

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雪国育ちの方には、このびちょびちょさがお分かりいただけるかと思いますが、

2月に入って一気にこの状態。

そして今日の最高気温は9℃だそうな。



春はもうすぐそこまで? のブダペスト

みどりの卒業式まであと1ヶ月。

我が家のブダペスト生活もあと1ヶ月半。

 

2016-12-25

ブダペスト日本人学校に登場したサプライズ・サンタ

 12月25日が過ぎました。

 日本はすでに「お正月ムード」に切り替わりつつあるのでしょうか?

 こちらはまだまだ我が家のツリーも健全で(笑)

そのツリーの下には、今年もいくつかの包みが置いてあり、

朝起きた子どもたちは、その「サンタさんからのプレゼント」を嬉しそうに開けていた・・・とのことですが(夫談。一家で一番寝坊の私は、子どもたちのそういう様子を見ることはできず)

 今日は、夜中にこっそりプレゼントを置いて行ってくれるサンタさんの話ではなく、

私たちの前にはっきりと姿を表すことで、みんなをハッピーな気持ちにしてくれたサンタさんのお話を。


 

 12月21日から3週間弱(19日間)の冬休みに入っているブダペスト日本人学校ですが、

 12月8日には学校のホールで小学部2年生主催のクリスマス集会が行われました。

毎年開かれるこのクリスマス集会は、主催学年である2年生からクリスマスにちなんだクイズが出されたり、みんなで一緒にクリスマス・ソングを歌ったり・・・というこの時期の恒例行事。

 でも、今年はちょっと、それにおまけがつきました。

 それはクリスマススイーツ

 お弁当の時間に、子どもたちひとりひとりに(あ、先生たちにも)カップケーキが配られたんです。

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 しかも、まるでホンモノと見まごうばかりのサンタさんが登場し、

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教室を一つ一つ回りながらみんなに手渡し。

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 実はこのサンタさん、日本人学校関係の人はすぐにお分かりかと思いますが)

いつもは子どもたちの送迎をしてくれているスクールバス運転手さん。

丸いお顔に口元の白いおひげ、優しそうな目・・・という風貌ゆえ

日頃から「サンタさん」の愛称で親しまれているヤーノシュさん。彼が運転するバスは、みんな「サンタ・バス」と呼んでいます。

 子どもたちが利用しているバス会社も複数あるし、全員がスクールバスを利用しているわけでもないので、学校に通う子たちみんながこの「サンタ・バスのサンタさん」を知っているわけではありません。

 いつも「サンタ・バス」で通学している子にとっては

運転手の)サンタさんが、今日はホントにサンタになったぁ〜(^o^)くらいのウケだったのですが、

 低学年の、普段は「スクールバス」とは縁のない子どもたちの中には、いきなりの「サンタさん」の出現に、一瞬

「ほ・・・ほんもの??(・.・;)」と、目をパチクリさせている子もいたとかいなかったとか・・・。

 ほんの小さなサプライズでしたが、子どもたちはかなり喜んでくれたようで、

まあ、子どもたちを喜ばせたい、という思いからの企画だったのでそのへんは想定内・・・というか、ありがたい結果ではあったのですが、

 実はあの先生方の嬉しそうな顔はちょっと想定外だったかも。

いや、確かに可愛くて美味しいカップケーキが配られたわけですから、そういうのって大人でも嬉しくなるものだとは思います。

 でも、その笑顔のレベルというか、喜び方の度合いというか・・・

「ぜひ来年もやってください!!」と、少なくとも3人の先生に直接真正面からかなりの本気度で言われてしまいました(笑)。

 それもきっと子どもたちの喜ぶ顔が見たい」という子どもたちへの愛情」からなのだとは思いますが・・・いや、やっぱり個人レベルでケーキが嬉しかった??

 いずれにしてもこのクリスマススイーツ、大盛況の中に終わることができました。


 あ、そうそう。

小学部の子どもたちに大受けだった「ヤーノシュ・サンタ」ですが、

お弁当の時間に全クラスを回ってもらうには時間的に厳しいかもしれない、という心配と、

 さすがに中学生ともなると、ほとんどみんなが知っている「サンタバスのサンタさん」「H0-HO-HO〜!」などと言いながら登場しても、・・・・今ひとつ盛り上がりに欠けてしまう(逆にシ〜ンと静まり返る?)恐れあり、ということで、

 中学部の生徒たちがお弁当を食べている図書室には、O先生にサンタに扮して登場してもらいました。

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 こちらはこちらで大受け。

 やっぱり中学生にはO先生で正解だったようです。

 

 「イエス・キリストの生誕を祝うもの」とされているクリスマス

キリスト教徒でもないのにそれに便乗するかのように、パーティをしたり、バーゲンをしたり、とにかくこの日を「特別な日」とし、その前後にはやたらとお祭り騒ぎをしたがる私たち日本人。

 そういう風潮を良しとしない考えがあるのもわかっているつもりですが、

でもこんなふうにたくさんの笑顔が見られるのであれば、「(便乗)クリスマス・イベント」というのも、悪くないよな・・・などと思ってしまいます。

 

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 皆さんは、この12月どんなイベントを楽しみましたか?

 1年の最後の月に楽しいことがたくさんあると、より明るい気持ちで新しい年が迎えられるような気がします。

 今年も残りあと数日。

 いろいろお世話になった皆さん、ありがとうございました。

 来年もよろしくお願いいたします。

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2016-12-22

そしてクリスマス🎄

 

 驚いたことに、まる4ヵ月ブログを放置してしまいました。

 いろんなことがあったんですけどね。

 9月も、10月も、11月も・・・

 でも、あっという間に12月になっちゃったので、気を取り直して残りの3ヵ月、できるだけ思い残す事のないようにブダペストのこと、ハンガリーのことを書いていきたいな、と。


 そう。

 こんなふうに思ったのも、ついこの前のような気がするのですが。(実際には運動会が終わった頃の9月半ばごろ)

ハンガリー生活もあと半年。でも最後の“残り6ヵ月”って、感覚としては3ヵ月くらいのスピードで過ぎちゃうんだよねぇ・・・」

 そして、今。

ホントに残り3ヵ月になってしまいました。

この早すぎる・・・いや速すぎる時間の流れ方、いったいどうなってるんでしょう?



などとひとり首を傾げたところで、

周りはすっかりクリスマスムードになっているし、

今年の冬はなんだかしっかり寒くて、ちょっと心躍るくらいにちゃんとした「冬」っぽくなっているし。

となると、4ヵ月ぶりといえども話題としては、もうこれしかないわけで。


そう。

クリスマス・ツリー🎄

今年最初に目にした立派なツリーはこちら、オペラ座正面に飾られているものでした。

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そのみごとな枝ぶり。

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本当に立派。

超ブランド物の木に違いない。

 この木なら、年が明けても(こちらでは翌年の最初の週くらいまで飾っておきます)葉が落ちて枝がむき出しになったりすることもなかろう・・・

と、思わずその見事すぎる枝ぶりをため息混じりに写真に収め・・・。

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あぁ、ほんとうに素晴らしい。


🎄🎄🎄

 さて、この3年間、ハンガリーブダペストクリスマスを迎えるたびに、懲りもせず生木のクリスマスリーを買い続けてきた我が家

 その軌跡(笑)は、過去のブログに残されておりますが・・・

なんだかんだで、毎年この話題に触れているところを見ると、やっぱりそれだけインパクトの強い出来事だった、ってことなのでしょう。

 ・1年目:クリスマス・ツリー 飾ったまんまで 大晦日

 ・2年目:フィンランド旅行記の前に、「今回のクリスマス」の締めくくり

 ・3年目:日々、成長する2016年に・・・・


 そして、今年。

 泣いても笑ってもここでの最後のクリスマス

 今年は、買うなら失敗したくない。

 いや、買うなら・・・っていうか、最後だからやっぱり買いたいし

 

🎄🎄🎄🎄🎄

 近所のショッピングセンター前にクリスマス・ツリー用の生木が並び始めたのが

12月8日。

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よく見ると、ずいぶん木の種類にバラエティが。

「葉の持ちがいい種類はどれだ???」と、もうポイントはそこですから。


で、なんとその6日後の12月14日。

いつも使っている我が家の最寄りのバス停のそばに、何やらこんな看板が。

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なんと、こんなところに臨時ツリー即売所?



ブダペスト最後のクリスマスを前に、我が家から数100mのところにいきなり現れた生木屋さん


しかもこんな道路の真ん中の三角州みたいなところに無理やり・・・??


とにかく様子を見ること数日。

 

12月19日。

毎日1人か2人の店番の人がいて、最初うず高く積まれていた木も、徐々に減ってきているようす。

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 ここで私は、ヴェスプレームブダペストから1時間半ほどのところにある街)に住む友人Tさんにメールをし、『今年、ツリー選びで外さないための極意』を聞く。

 Tさんのご主人は植物学者。本業のかたわら「ツリー用のもみの木を苗木から育てる」というクリスマス・ツリー・ファームも経営しており、Tさんもこの時期はそのお手伝いで忙しい日々とのこと。http://bit.ly/2hhC7p0

 そんな「その道のプロ」とも言えるTさんですが、去年の我が家の“ホネホネ・ツリーの衝撃的な姿を知っているせいか、ご多忙中にもかかわらず翌々日には返事が。


21日。

階下のMさん

「あそこの木、売れてるよ!買うんだったら運ぶの手伝うけど」と親切なメッセージ。


 時は来たれり

 その日、

 Tさんからのメールにあった葉の落ちにくいブランド名【Normand】をしっかりメモって

近所の臨時ツリー即売所へ。

 

  大きな木がたくさん。

  【Normand】はありますか?」と聞くと、

  「ここにあるのは全部【Normand】だよ。」と言う売り子のお兄さん。


  「ほんとかなぁぁ・・・?」と思いつつも、細かな交渉等はできず(※相変わらずハンガリー語がpoorすぎるため)

 言い値の22,000フォリント(約8,700円)を20,000フォリントにまけてもらって、

 ついでに家まで運んでもらって・・・(なんたって超ご近所ですから)


 リビングの真ん中に立ててもらって。

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 あら、でかい。

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 今までのより二回りくらい大きいかも。


 さて、勢いで買ってしまったけど、果たしてこの木は来年の初め頃までこの姿を保っていられるのでしょうか??


 ドキドキしながら、ヴェスプレームのTさんに購入報告

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 この写真も添えて。

 そうしたら

『おめでとう!れっきとしたNormandです!(笑)』との返事!!


(ToT)(ToT)(ToT)(ToT)

うっ 嬉しい!!!

 これなら大丈夫か??

 

 年末の旅行から帰ってきたら、木の下にこんもり緑の島ができてることもないってことだよね。


 今までにない値段で買ってしまったけど(今までは5,000〜7,000フォリント(2,000〜3,000円)で購入してました。今年は20,000フォリント(約8,000円)

 『我が家のクリスマス・ツリー物語 in Budapest』が、この木のおかげで美しく締めくくられるのであれば、決して高い買い物ではなかったと言えるはず。

 苦節4年目。

 いや、4度目の正直?


 とにかくなんだか小さな幸せを感じます。


 今年最後の大きな仕事もやり遂げたことだし、

 さて、それでは年末の旅行の下調べでもいたしましょうか・・・。

 

 皆さま、素敵なクリスマスを❣



【おまけ】 

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 先っちょが天井についてしまった今年のBig Tree.


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センテンドレ(ブダペストから列車で40分ほどのところにある街)で買った

「木馬に乗ったくるみ割り人形オーナメント


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ハノイ(ベトナム)にいた頃の『ちくちくバザー』で買った手作りフエルト・オーナメント

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・・・と思ったんだけど、同じデザインのこれにはラクダさんのものも。

ラクダがあるってことは、これ、エジプトドイツ学校バザーで買ったんだっけ??

(すでに記憶が曖昧)


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これは、昨年、ブダペスト日本人学校のお隣にあるヴィラーニョシュ校のクリスマス・バザー(ほーーんのちっちゃいやつ)で買ったもの。


 尚、アメリカなどでは一般的という「水をためる部分がついたタイプのツリースタンド」ハンガリーにもあるそうですが、

f:id:hiragam:20161223111929j:image:medium ※写真は友人が送ってくれたアメリカのもの

家までツリーを運んでくれたお兄さんは「水??必要ないよ。」とあっさり言っておりました。

 

2016-08-12

行ってよかった・・・と、ひとり噛みしめる夜。

  

 クルーズの話の続きのはずなんですが、ちょっと割り込み

 

 クルーズに行ってる間にハンドボールの男子日本代表ハンガリーに合宿に来る、という話は出発前から耳に入っていました。

 が、詳しい日程はわからぬまま海の上に行ってしまったので、帰って来てからちょっと情報収集。

 なんせ、貴重な情報発信源だった銘苅淳選手は既にハンガリーを去り、新しい移籍先チームのあるスペイン渡航準備中だし、

 

 いつもハンドボール関係の情報を流してくれるAちゃんは日本へ一時帰国中だし・・・ということで、確実な情報をGETするのには少々苦労しました。


 それでもなんとか

 8月3日(だったかな?)ハンガリー入りした代表メンバーは、12日に最後のトレーニングマッチをして、翌13日に日本へ

 ということがわかったので、本日12日(金)のトレーニングマッチを観戦に、ヴェスプレームまで行ってきました。

 ブダペストから列車で1時間半

 

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 午後4時半にブダペスト南駅を出た列車は、こんな素敵な風景の中、ヴェスプレームへ。

 列車に乗る直前に、駅から試合会場となる《ヴェスプレーム・アリーナ》までの行き方をきちんと調べてこなかったことに気づくも、時すでに遅し。

 駅に着けばなんとかなる・・・かも? と思ったけど、思っていた以上にローカル度満載の駅で(※前にも一度来たことがあったんだけど、その時は迎えに来てくれていた車にすぐに乗り込んだので駅のようすなどほとんど覚えておらず・・・)、バスの乗り場らしきところを覗いても、地域一帯へのバスでの乗り継ぎ方法がわかるような案内板らしきものは皆無。

 そうこうしているうちに時計は6時を回り、試合開始時間まで30分を切ってしまった・・・。

 ので、タクシーで会場へ向かうことに。


 幸いタクシー運転手さん、《ヴェスプレーム・アリーナ》はちゃんと知っていたようで、駅からスムーズに、5分もかからない感じで到着。


 ・・・・到着したけど、なんだかここ、体育館って言うより、ショッピングセンターみたいなんですけど。

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 でも、名前は間違いなく《ヴェスプレーム・アリーナ》って書いてあり。

 でも念のため、「ここ、 スポーツセンターですか?」と聞いてみる。

 「そうだよ。ハンドボールなんかもするよ。」


 はっきりとそう聞こえたので下車。

 しかし、どう見ても「ハンドボールのトレーニングマッチをする体育館」には見えず。

 っていうか、近づいてみると

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 イベントの横断幕

 インターナショナルハンドボール・フェスティバル』!??

 入口付近に作られたテント、さり気なく置かれているスポーツカー

 どう見ても10代の子どもたちで溢れかえっているここは、ハンドボールハンドボールでも、イベントが行われている別の会場なのではなかろうか?? 

 今日の試合会場って、本当に《ヴェスプレーム・アリーナ》だったっけ?

 似たような別の名前だったんじゃない??


 

 入口近くのテントに行き、

「すみません。ここって《ヴェスプレーム・アリーナ》って言う名前だと思うんですけど・・・」

「ええ、その通りよ。」とイベントに華をそえるような綺麗なお姉さん。

「ヴェスプレームにはもう一つ、別の《ヴェスプレーム・アリーナ》ってところがありますか?体育館とかで。あるいは、似た名前のところ」

「えぇ? ここだけよ。《ヴェスプレーム・アリーナ》ハンドボール(のイベント)もやってるし。」と、大きな会場を指差すお姉さん。


「あ、でも、私、ハンドボールの試合があるって聞いてきたんです。日本のチームが来ていて・・・」  


「ええ、もうすぐ始まるわよ。」  

 

 

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 なにやら大きなハンドボール関係のイベントとドッキングしていたらしい今日の試合。

 事情がわからず、試合開始時間になろうとしているのに入口付近でオロオロしていた私は、

「この人、日本チームの試合、見に来たんだって」と、入り口の警備員のおじさんのところに連れて行かれ、

 当然会場に入るため(このイベントに参加するため)のチケットなど持っていなかったのですが、なぜかそのまま中に入れてもらうことができました。


 なぜ??


 それにしても、すごい人。

 しかも観客層が若い。

 会場はヴェスプレームだけど、試合の相手はご近所(?)のバラトンフレド。相手にとってもホームというわけではないので、よくいる親衛隊的な熱いおじさんたちの応援は目立たず。

 あれ? 日本人??

 と思った人たちは、ことごとく中国語を話しており・・・

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 なんだかとっても「いつもとは違う雰囲気」満載の中、

 白いユニフォームの全日本代表選手を必死に応援

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前半終了。同点。

試合中の写真が1枚も撮れておらず・・・(だって応援に忙しくて(^_^;))

1月に行われていたアジア選手権(@バーレーン)をテレビにかじりついて応援していた記憶がびゅんと蘇ってきて、

あの時の選手がみんな同じ背番号で走り抜けているのを目の前で見ることができて妙に嬉しかった。

試合の結果は28−31で惜しくも負けてしまったけれど、

でも、決して悪い試合内容ではなかったと、私には見えました。 

(観戦歴1年半のシロウトの感想ですが)

 

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 試合後のこのシーン。

 写真にはうまく写らなかったけど、青と黄色のスポットライトで、ちょっとしたコンサート会場のようになり・・・。

 選手が会場を去る頃には、さらにライトがチカチカしてきて、これからサーカスでも始まるんじゃないか、・・・という雰囲気。 

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 やっぱりこの派手さは普通じゃない。

 と思ったら、この会場では、外に横断幕が掲げてあったハンドボールのイベント今月7日からこの一週間ずっと続いていて、今日がその最終日だったようで。

 で、そのイベントというのも、ジュニアの大きな大会とドッキングしていて、そのジュニアの大会に参加すべく、全国各地、そして遠く台湾などからも若手の選手が集まってきていたらしいです。

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 台湾からのこの女の子たちは、「ニッポン! ニッポン!!」とまるで自国を応援するかのように大きな声援を送ってくれていました。

 

 最後には無事、選手の皆さんに会うこともでき、

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 一緒に記念撮影も忘れず(笑)

 

 4月に日本から来ばかりの柴田ファミリー(柴田少年はハンドボーラー)も、大人の試合を見たのは初めて」と言っていましたが・・・。初めて見る「大人の試合」が日本代表の試合って、

しかも応援直後に一緒に記念撮影って・・・なんとも贅沢な(笑)


 ハンドボールの試合を観戦に行くといつもそこにいたメカル選手が今日はいなかったので、どうも妙な感じがしましたが、

 そして(所属チームの関係で今回来られなかった)土井アンリ選手の姿が見られなかったのが残念でしたが、でも、すっかり勝手に「顔なじみ」になった気持ちになっている全日本の選手の皆さんを、このタイミングでまたしっかり応援することができて、本当に良かったです。(ものすごい自己満足

 来年の1月の世界選手権、まだ私はここ(ブダペスト)にいるから、時差もほとんどない状態で応援できるぞ! っと。 

 (あれ?フランスだから、もしかして時差なし?)



 と、この日、ついハンドボールの方にばかり頭がいっていた私は

 ハンガリーvs日本の水球の試合を見逃していたのでした・・・・・・・(ToT)(ToT)(ToT)

 水球、次はセルビア戦ですね。

 がんばれ〜〜!!

 今度こそ、しっかり応援するぞ!!


 そして、夏休みは続く・・・

 

2016-08-10

夏休み!クルーズ!  〜我が家の場合〜

 ハンガリーに来て3度めの夏。

 そして最後の夏。

 となると、この夏休みはもうクルーズしかないっしょ!

 という流れになっていた我が家ですが(※今まで住んできた他の地域に比べ、このヨーロッパ・エリアは各種クルーズ・エンジョイ率が非常に高い。)、実際その手続き(予約)に着手するのはすこぶる遅かったようで、

 『早くに予約すれば当然それだけ安い』の鉄則からは大きくハズレてしまったと思われます。

 さらに、

 『18歳以下の子どもは無料』という驚きのサービスを持っているクルーズ会社があることも別会社に申し込んだあとに知った次第。(クルーズに興味を持つ私の周辺人たちにとってはほとんど常識的な知識だったらしい・・・)

 しかも、

私たちが利用した会社は、このへんの皆さんの間ではどうもかなりマイナーな会社だったようで、乗客の中の日本人の割合も極めて低く、この【NORWEGIAN CRUISE LINEという名前を聞いたことがない、という人もおり・・・

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 なので、これからこのヨーロッパ周辺で来年の夏のクルーズを計画している人には、残念ながらあまり参考になるような情報をお届けすることができないかと思われますが・・・。


 とにかくクルーズって、いったいどんなものなのよ?

 あるいは

 へぇ〜、私たちが行ったクルーズと比べっこさせてもらいましょか。

 というような軽い興味がある方、お時間がありましたら以下、どうぞ。



《クルーズ概要》

・クルーズ会社:NORWEGIAN CRUISE LINE

・乗った船:Norwegian Jade

・期間:2016年7月30日(土)〜8月6日(土) 7泊8日

・寄港地:ベネチア(イタリア)⇒ドブロヴニク(クロアチア)⇒アテネ(ギリシャ)⇒サントリーニ島(ギリシャ)⇒スプリット(クロアチア)⇒ベネチアへ戻る。

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ちょっと見づらいですが、船内にあった航海ルートが書き込まれた地図。

 

《船はどのらい大きいの?》

 このくらいです。

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 と言ってもよくわかんないか・・・

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 ⇧このくらい。  ⇩乗り込むときに写真撮ったらこんな感じ。

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 遠くからだとこんな感じ。

 全長294m

 全幅32m

 

 全長294mは、あのタイタニック(全長268m)よりもちょっと長いくらい。

 船内にエレベータがあり、そのボタンは4階から14階までありました。

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 4階より下は機械室とかになってるのかな?

 あ、14階もボタンはありますが、そこは『Heaven deck/Heaven sweet staterooms』となっていて、“普通の人”(私たちのような一般のクルーズ客)がエレベータの「14」を押しても無反応。特別なカードキーを差し込まないと「14」は押せません。下々の者には踏み入ることのできない領域になっていて、つまり、船内見取り図にある「15階」の『Heaven Sundeck』には14階のスイートルームからしか行けないってことになっていたようで。

 船には当然(!)プールがあり、

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ライトアップされたプールも素敵。

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 11:00pmなので、さすがに誰も泳いでる人、なし。

 後ろの方にはバスケットボールやテニスができるスポーツ・コートがあり、

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 カジノもあり、免税店もあり、シアターもあり、スパもあり・・・

f:id:hiragam:20160804131407j:image:w640 Spa & Salon

 

 レストランは24時間営業の軽食ラウンジBlue Lagoonや、船尾の屋外ビュッフェレストランThe Great Outdoors、プールサイドのTopsiders Grillなどを含め合計15ヵ所

 もちろん、ジムもあり・・・

 そして、小さいながらもジョギング用のトラックもあった!!

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 最近は、ほぼ毎月ある出張でもジョギングシューズを持って行き、出張先でジョギングを楽しんでいる夫。

 荷造りの時に、やっぱりふとジョギングシューズのことが頭をよぎったようでしたが、

「今回はほとんど船の上だし、走る機会もないよね〜。」

・・・・って、たぶん、きちんと下調べをして船の中で楽しめることをしっかりチェックしていればよかったんでしょうけどねえ。

 一周約300mという短いトラックではありますが、まぁ、皆さん、よく走ってましたね。

決して人数は多くはなかったけど、真っ昼間の直射日光が厳しい時間帯以外は、常に誰か1人は走っている、という感じでした。

 恐るべし、欧米人の「毎日スポーツ体質」(笑)

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 それにしても、この分かりにくい表示なんとかできませんかねぇ。

 マイルヤードで書かれても距離が全くわからんでしょーーが!

 

  では、ここで問題です。

 これだけの規模のクルーズ船で、今回私たちと一緒にクルーズ旅行を楽しんだ乗客は、いったい何人くらいだったでしょうか?

   1.1,000人

   2.3,000人

   3.6,000人

   

   

 


《乗船手続きには時間がかかる?》

 たぶん、かかるんだと思います。

 港にはいろんな会社のクルーズ船がズラリと並んでいて、まず自分たちが乗る船にたどり着くのにそれなりの時間がかかります。

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 っていうか、まず私たちは「港にはどうやっていくんだ??」からスタートしたんですが、

幸い、ベネチア駅のバスステーション近く(・・・でもなかったかな)のここから『ピープル・ムーバー』というモノレールっぽい姿をしたケーブルカーで港まで行けることがわかり(1人1.5ユーロ)

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 で、この『ピープル・ムーバー』に乗ってから乗船手続きを終えて船内に入るまで、

1時間近くかかりました。


「オンラインチェックインをしておいてね」というようなメールが届いていたので、一応、事前にしてはおきましたが、でも、パスポートチェックとか、荷物チェックとか・・・

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 空港のチェックインカウンターのようなのが、ズラリと並んでいて、飛行機に乗る前の搭乗手続きのようなのをしましたが、私たちがそのカウンターに行ったのは、出港1時間半前の午後4時半過ぎ

 この時には乗客のほとんどはもう乗船済みだったようで、カウンターの係員の皆さんも一様に暇そうにしていました。

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 なので、セキュリティーチェックも全く列に並ぶことなく、超スムーズ。

 スルスルと全く並ぶことなく進んで、でも、港に向かい始めてから乗船まで1時間ですからねー。これで混んでいたらヤバかったですね。

 ということで、やっぱり時間に余裕を持って港へ行くか、

 あるいは、きちんと行き方をチェックしておいて、あらかたみんなが乗船したあとで滑りこみ乗船をするか・・・がオススメかと。


 なぁんて、私に言われたかないと思いますが(笑)

 



《レストラン、ほとんど無料!?》

 これには驚きました。

 まず、初日の晩ごはん。

 ポルトガル料理のシュラスコ・レストランに行ってみたところ、乗船時に1人1枚手渡されたカードキーの提示を求められ、それを見た案内係の人が、

「この(カードの)ステイタスだと、船内の4つの有料レストランのうち3つまで大人は無料でお食事できます。」とのこと。 

    f:id:hiragam:20160810225027j:image:medium

※写真はイメージです。

 さらに子どもにはキッズメニューあり」

 結局この日は大人2人がお肉をたらふく食べて、それぞれの飲み物代と子どもが頼んだキッズメニューで合計26ユーロ(3,000円弱)

 ほかにもまだ2つ、「大人無料」で食べられるレストランがあるということで

「こういうプランで申し込んでたんだっけ??」と、よくわからないまま、それでもラッキー!と思っていた私たちなのですが。

 その後、

 船内案内パンフレットのようなものを、何気な〜〜く見ていたら、

レストランのそれぞれの名前に●印と、◆印がついていて、

● Complimentary dining

◆ Specially Dining - Charges Apply

・・・・これって、●印の方、無料って意味じゃない???

  と、この時初めて、この船のレストランの仕組みがわかったのでした。

 ※事前に予約確定後に送られてきたメール等を熟読しておけば、きっとどこかには書いてあった・・・のではないかと思いますが。


 クルーズ船の食事って、たいていそういうふうになってるものなんですかねぇ?

 例えば、『子どもは無料』なんていう太っ腹なクルーズ会社があるくらいだから、

 もしかしたら、船内でのレストランの飲食は全て無料!なんて船もあるのかな・・・

 ちなみに、その某太っ腹のクルーズ船の場合は、主に食事をする2つのレストランがあり、それぞれ二部制で決まった時間にディナータイム、となっていたとか。ここで食べる分は全て無料。もちろん料金を払うスタイルのレストランもあったそうですが。


 あれ?

 そういえば、エジプトでのナイル川クルーズナセル湖クルーズの時って、(まあ、この時は2泊3日だったけど)食事代含まれてなかったっけ?

 

 と、ヨーロッパでの初めてのクルーズは、のっけからいろいろと新鮮。


 ですが、これ以上書くとまた長くなるので、

 クルーズ船が出港したベネチアの街、その後寄港したクロアチアギリシャでのオプショナル・ミニツアーなどについては、また次回。

 まだ全然クルーズの旅は始まっていませんが・・・あしからず。

 

 

【おまけ:船室】

 なんせ、申し込んだのが6月に入ってからだったので(一般的には、皆さんもっと早く申し込んでいるようです)部屋の選択肢等もあまりなく・・・。

っていうか、バルコニー付きの部屋はかなりの高額になっていたようだったので(覚えてないけど)、下層階で4人宿泊可で、そして船室っぽいイメージのある「丸窓の部屋」選択

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この窓から見える海がまたいい感じだった・・・

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洗面コーナーはちょっと狭い感じだったけど、

ま、船の中だし。

一番安い部屋のはずだし。

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f:id:hiragam:20160804075607j:image:w360もちろんバスタブなど無くシャワーのみだけど、夏だし全く気にならず。

でも、やっぱりあったらあったで嬉しいだろうな、バスタブ(笑)

f:id:hiragam:20160804075648j:image:w360トイレはちょっと狭め。

 この部屋で大人1人954ドル(usd)、子ども1人599ドル(usd)。

 それぞれに税&サービスがついて4人の合計が料金が3,600ドル(usd)

 これが家族4人の7泊分のホテル代と4つの港を周ってベネチアまで戻ってくるまでの移動費、そして食費の大半ジム使用料、プールなどレジャー施設の使用料をを含む費用。

 さて、お高いのでしょうか? お安いのでしょうか?? 

 しつこいようですが、同じ時期にほぼ同じ日程で同じようなコースのクルーズ旅行をしたとしても、それをいつ予約したかによって値段もほんっと変わってくるそうなので、ほかの会社と比較するのもなかなかムズカシイ感じかと。




【途中の“問題”の答え】 

     2.3,000人

 乗船後、すぐに避難訓練と称した緊急時の避難方法についての説明会があったのですが、その際に船内の乗員、乗客の数についての話もありました。

 「約3,000人の乗客と1,000人強のスタッフ全員が乗り込める十分なボートを確保してあります。」と最初のあの場面で、スタッフが乗客全員の前ではっきり言っておくことって大切だよなぁ・・・いざって時のパニック・レベルがぜんぜん違うだろうなぁ・・・などと思ったのでした。

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つづく・・・