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やもり通信

2017-10-05

Let’s Go! Oilers!! Let’s Go !YAMAMOTO!!

 カナダと言えばアイスホッケー


 カナダエドモントンという街が次の赴任地と決まり、その街には『Edmonton Oilers』エドモントン・オイラーズというホッケーチームがあることを知ったときには、それはもう嬉しくて・・・。

 街ぐるみで応援するチームが存在するところに住めることを心待ちにしたものでした。


 その『Oilers』の初観戦。

まだシーズンが始まったばかりの(・・というかプレシーズン開始直後の)9月22日(金) 

 

 いや、すごかったです。

 いろいろな意味で。


 特に、ブダペストあれだけ身近な、そしてアットホームな雰囲気で水球ハンドボールを観戦してきた私たちにとっては、この会場はすごすぎました。


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        高い・・・。


この高さ

そしてこの傾斜


 会場の案内によると、私たちが買った席は7階席・・・というか、デパートなどの建物だと7階に相当するあたりに位置していたようです。

なので、

リンクが遠い

どう頑張ったって選手の表情なんて見えるわけがない。


なので、

会場のど真ん中に、四方から見られる大きなスクリーンが吊り下げられていました。

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それにしても広い。

会場となっている、このロジャーズ・プレイスは、収容人数は18,000人以上(!)


 私たちが購入したチケット(かなり安い方の席)は、ひとり55カナダドル(¥5,000弱。)

 この日のチケットは、まだプレシーズン中ということでこの値段で買うことができましたが、今はこんな値段じゃ買えないようです。日にちによっては100ドル以下で買える席もあるようですが、だいたいは100ドル超え


 この18,000人分の席がほぼ埋まったら・・・いったいいくらになる??

 (・・・と、つい考えてしまう)

 しかも、そんな試合が毎週2〜3試合ずつ、多いときは週に4試合、来年の4月まで続くらしい・・・。


 日本のサッカーとか野球とか、そういうのもほとんど観戦に行ったことがない(そして、選手の声がしっかり聞こえ、表情も丸見えのハンドボールや、ゴール裏応援していたら水しぶきや時にはボールまでが飛んできた水球の観戦が普通だった)私には

 会場のとんでもない大きさも、

 試合開始前のきらびやかさと賑やかさも、

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 ゲーム中のインターバル(休憩時間)のアトラクション的な「ちょっとしたお楽しみタイム」も、

あまりにも新鮮で衝撃的な「初ホッケー観戦」でした。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ここで「ちょっとしたお楽しみタイム」について:アイスホッケーは20分のピリオド(試合時間)が3回あって、その間に15分程度の休憩時間があるらしく、その休憩時間が比較的長いからか(リンク整備の関係?)例えば以下のような企画が用意されていました。

_饐譴了焚饉(?)が観客に「みんな、そろそろお腹が減ってきたかな〜?それじゃぁ・・・ハンバーガー・ターーーイム!!」と叫ぶ。すると観客席の通路のあちこちにレースクィーンのようなお姉さんがハンバーガーを手に登場。それを客席に向かって投げる。観客はそれを受け取ろうと立ち上がったり手を伸ばしたり。無事GETした人はそのハンバーガーを美味しくいただくことができる。

∈討啣饐譴剖舛声。「さぁ!今度はTシャツ・タイムだーー!!」。すると、また通路レースクィーンのようなお姉さん登場。もちろん手にしているのはコンパクトに畳んで丸められた「Tシャツ」。そして観客に向かって投げられるTシャツ。それを受け取ろうと思わず立ち上がってしまう・・・。(取れませんでしたけどね)

試合中に選手たちを映してくれる真ん中の大きなスクリーンは、休憩タイムは観客席のあちらこちらを映します。自分たちが映っていると分かるとやっぱりみんな嬉しそうにカメラに向かって手を振ってしまうものですが・・・司会者の一言で、『スクリーンに映ったカップルはKISSをする』というお約束の時間があるようで・・・。いや、皆さんおみごと。大きく映し出されたカップルは例外なく、ちゃーーーんとみんな「チュッ!💋」としてました。

 

 なんというか・・・この会場にいる1万人超の人たちは、確かに「大好きなホッケー応援しに来ている」のは間違いないんだろうけれど・・・でも、それプラスこの雰囲気ホッケー以外にもハンバーガーやTシャツや、もしかしたら知ってる人がスクリーンで「チュッ💋」とかしてるのが見えちゃうかも・・・というワクワク?ドキドキ?な時間をみんなで共有できる楽しさ。

 これがホッケーの底力かぁ・・・と思いました。


 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

  


 さて、話はちょっと前に戻ります。


 オイラーズ応援するなら、やっぱり・・・ということで、

初心者の私たちも、まずは形から入ってみることにしました。

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この日入荷されたばかりのオイラーズ・ウェアたち。

 でも、よく見るとほとんどが「97」

昨シーズン、ダントツの大活躍だったキャプテンコナーConnor McDavid)選手の97番ユニホーム

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 昨シーズンの終わり頃・・・ちょうどオイラーズ11季ぶりにプレイオフ進出を決め、非常に盛り上がっている時期にエドモントンに赴任した夫は、コナーの活躍ぶりも見聞きしていたようで、やはり買うなら「97」・・・と。

 そして、そのコナー選手は、今シーズンもガンガン飛ばしているようです。

 残念ながら背番号が入ったユニホームは大きなサイズしかなかったので、私とみどりはとりあえず今回はチーム名入りのTシャツを。

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 でもこの日、まだゼッケン入りのユニホームを買わないでよかった・・・と、実は思っている私。


 なぜなら、多分、このシーズン中に発売されることになるであろう「56」ユニホームを買うのだ! と心に決めているから。


 未だにエドモントン・オイラーズチーム公式ページの選手登録名簿に写真が貼られていない(※2017年10月4日現在)「56」Kailer Yamamoto

 おじいさんが日本人の日系アメリカ人選手で、今シーズン初めてオイラーズと契約を結んだ19歳。6月のドラフトの時期から(その前から?)かなり話題になっていたらしい(もちろんその頃のことは私は全く知りませんでしたが・・・)期待の新人

オイラーズさん、早く彼の写真を入れてあげて・・・)

 

 初観戦の2日前の水曜日の晩、「いくら初めてでも選手のゼッケンと名前くらい覚えておかないと・・・」と、夫と二人でオイラーズウェブページをチェック。登録選手名簿を見ていくと、「あれ? まだ顔写真がない選手がいる。」「今シーズンからの新人選手だね、きっと・・・え?日本人??

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 Yamamotoという名字がパッと目に入ったけどファーストネームがKailerとなっているから、写真がなくてもすぐに日系の選手なんだろうと察しはつきましたが・・・

でも、やっぱりなんとなく応援したいという気持ちになってしまうもので・・・。

 でもとにかく、まだこのチームに入ったばかりの選手であることは明らかでした。

今はゼッケン番号「56」がしっかり書かれていますが、最初に見た時は確かそこも空欄で、このプレシーズン中の活躍次第でレギュラーの座をGetできるか・・・という立場であろうことが、この写真なし、ゼッケンなしの名簿から想像できました。

 つまり、この数日間の試合に「このチームでの今後」がかかっているということ。


よーし、ちょっとでも試合に登場するような場面が来たら思いっきり応援してあげよう!

 そんな親心みたいな気持ちを抱きつつ(Kailer Yamamoto19歳。このくらいの息子がいてもおかしくないという衝撃の事実)初めてのアイスホッケー観戦に出かけていったのですが、

 

 最初から意外と出番が多かったYamamotoは、この日、なんとチームの5得点のうち2点を入れる、という大活躍ぶり!!

 会場も大興奮。

 私たちも大興奮!

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 私たちの後ろの席からは、何度も「Let’s Go! Oilers!! Let’s Go ! YAMAMOTO!!」という威勢のよい男性ファンの声援が聞こえてきました。

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👆試合途中の休憩時間にヒーローインタビューのようなのを受けるカイラー・ヤマモト

 5−3での勝利

 そのうち2点が新人のカイラー・ヤマモトの得点


 初めて見に行ったアイスホッケーの試合で、


 会場の広さに圧倒され、

 選手との「遠さ」にかなり呆然としていた私にとって、このYamamoto選手の活躍は本当にありがたいものでした。



 あの日の観客数が何人だったのかはわかりません。

 でも、アイスホッケーがあんな広いアリーナで行われるスポーツである以上(もちろん学生の試合などはもうちょっとこじんまりとした会場で行われることもあると思いますが) コートにいる選手から応援に来ている一人ひとりの顔が見える、ということはまずあり得ないでしょう

 観客席から応援に来たよ〜!」「がんばれーーーー!!!」などと声をかけたところで、選手に聞こえるわけがない。

 しつこいけど、選手は遠い。 遥か下の方。

いくらスクリーンに大写しになってもやっぱり生(なま)の動き、生(なま)の表情が見たい・・

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 そんなふうに思ってしまっていた私の心の中にも

「でも、見に来てよかった」「また見に来たい」

 試合が終わる頃には、そんな気持ちが湧いていました。


 「ホッケー観戦」に集まった多くの観客をいろいろな企画で楽しませようというエンターテイメント性の高さに感心させられた、ということももちろんあったと思います。

でもやっぱり今回は、「新人カイラー・ヤマモトの活躍」というのが大きかったかなぁ〜。


 

 プレシーズンもおわり、2017年シーズンがすでに始まった今、オイラーズ観戦チケットはこの日よりもずいぶんと高くなっているようです。

 でも、またいつか近くに応援しに行きたいなー・・・たとえそれがビルの7階からの距離であっても。

 いや、でもやっぱり次はもうちょっと選手に近いところがいいかな。

 そして、

 その時は、ぜひ「56」のユニホームを着て行きたいので、オイラーズさん、ぜひともお早目の「56」ユニホーム販売を実現させてください。

 ん? オンラインとかで注文できたりするのかな? 

 


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

プレシーズン開始直後から注目選手だったカイラー・ヤマモト

NHL(ナショナルホッケー・リーグ)NEWS(September 18th, 2017

【その後も活躍を続けているらしいカイラー・ヤマモト

・Oilers Blog(October 3rd, 2017)

・ 〃  (October 2rd, 2017

2017-09-30

Golden Fall after The First Snow 〜初雪の後の美しすぎる秋〜

 今日で9月もおしまい。

この時期が「本格的な秋の到来」となっているところも多いかと思いますが

こちらカナダエドモントン

今、まさに黄金の秋! 

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 まさかこんな素晴らしい秋の景色を体いっぱいに浴びることができるなんて思ってもいなかったので、本当に感動!!

 今週は、日中、家にじっとしているのがもったいなくて仕方なく、

ちょっとジョギング・・・などと出かけてみるものの、あっちにもこっちにも息を呑むような風景がちらばっているので、ちょっと進んでは立ち止まって写真、またちょっと進んで写真・・・と、結局、ただのお散歩状態に。

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 と、こんなふうに自分でも驚くくらいにこの秋の景色の中を楽しまねば、という気持ちになったのも、きっとあの初雪のおかげなのかと思うと、気持ちは複雑・・・いやいや、あの初雪感謝せねば。

 

 今まで住んだどこよりも緯度が高いエドモントン(北緯57度。ちなみに前に住んでいたブダペストは北緯47度。冬の厳しさがこことほぼ同じかも?のウランバートルも47度くらい。北海道札幌は北緯43度)。

 冬が非常に厳しいことは聞いていたし、その厳しい冬がかなり長く続くことも、半ば脅しですか?という感じのことをいろいろ聞かされてきました。


 でも、9月の半ばに雪を見ることになるとは思っていなかったので、

9月19日(火)初雪衝撃的でした。

少し前から妙に気温の低い日が続いていて、

その日の天気予報では、日中の最高気温が10℃そこそこで朝から雨

でも、空から降ってくるその雨が午前中には、明らかに白さを増してきて、

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これって、ほとんど雪じゃん??

と思っていたら、その数分後には

本当に

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雪。


 まさか、このまま根雪になるなんて思ってもいないし、

 このまま日中の気温がどんどん下がり続けて、いよいよ「−20℃は当たり前」、

「−30℃、時には−40℃になっちゃうこともある」・・・・という冬に突入?? なんて、いくらなんでも思わなかったけど、でもやっぱりあまりにもインパクトが強かったので、

カナダの秋って本当にあっという間に過ぎちゃうのね・・・と思ってしまったことは否定できません。


 あっという間、というか、

全然秋っぽい雰囲気を楽しむ間もなく冬になるのか、ここは・・・

 

 そう思った一週間後にやってきた 🍁🍁🍁 

 日中の気温が20℃ちかくまで上がり、木曜日には23℃!

 ほんの一週間前は雪に凍えているように見えた我が家の裏の公園の木たちも、

みごとに「復活!」という感じ。

(それでも地面の芝生はずいぶん色あせてきてるけど、そこがまた秋っぽい)

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 真っ青な空、白い雲。

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そして、みごとな、赤、黄、緑のコンビネーション

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 これだよ、これだよ、これが秋だよ!!

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 勝手にあきらめていた「秋」が突如としてやってきて、

それがまた驚くほどに綺麗で・・・・・

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 もっとも、こんなふうに興奮しているのは新参者エドモントンの秋、初心者)の私のような人だけのようで、周りのほかの人たちは(私から見ると)結構、冷静に(笑)このワンダフルな秋を楽しんでいるようす。

 たとえあんな時期に雪が降ろうとも、そのあとにはこんなダイナミックな秋がちゃーんとやってくることがわかっていたんでしょうね。

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ああ、それにしてもほんとうに綺麗。


でも、

この美しい秋もどうやら今日限りのようです。

今夜から天気が崩れ、明日にかけて雨。

そして週明けの月曜日は最高気温6℃、最低気温−3℃

あれ?

でもその後は木曜日・金曜日と17℃くらいまで上がるという予報も出ているぞ・・・。

また持ち直すのか??

来週末も美しい紅葉にため息をつくことができるのか・・・??

初めてのカナダ生活、初めてのエドモントンの秋。

本当に未知の世界のことなのでわかりませんが、

願わくば・・・

来週末ももう一度「これがカナダの秋だーーー」というのを味わいたいです。

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あ、そういえば来週末は3連休。

 カナディアンロッキーの方へ泊りがけで出かける予定の我が家としては、ぜひともお天気、そして気温にがんばってもらって、最後の力を振り絞ってでも美しい秋を演出してほしいものだと強く願ってしまいます。

2017-09-29

Orange Shirt Day 〜オレンジ色のシャツを着る日〜

 

 みどりが通っている「Mckernan School」マッカー・スクール)。(👈発音が意外と難しい・・・・

 今日、9月29日はOrange Shirt Day」だそうです。

 先週から

  20日(水) パジャマ・ディ

  21日(木) スポーツジャージ・ディ

  22日(金) Hat(帽子)ディ

と、続いていて

そして今週は最終日の今日、金曜日にOrange Shirt Day」


 みんなで同じ格好をして仲間意識を高めるプチ・イベント??

 

くらいに思っていたのですが、

このOrange Shirt Day」には、大きな意味が込められているようです。

 今でこそ、多民族の共生に国全体で前向きに取り組んでいるモザイク国家カナダですが、過去には人種差別先住民族の迫害というような悲しい出来事も多くあり、そのような負の記憶をきちんと心に留めたまま、これからはそのようなものにみんなで立ち向かっていこう・・・という決意、強い意識から生まれているものだそうです。


こちらのブログ日本語で分かりやすく書いてありました。

差別にオレンジのシャツで問題提起を!Orange Shirt Dayとは何か?

 

 さて、このOrange Shirt Day」、もともとは9月30日に制定されているようですが、今年は土曜日となっているため今日29日(金)になったとか。

 「オレンジ色の服なんて持ってないーー・・・・。」と、初めてこの日のことを知った時にはつぶやいたみどりでしたが・・・


いやいや、

先週のオイラーズ観戦」用に買った、このTシャツがある!

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ということで準備万端!

張り切っていたのですが、


なんと、ここ数日のくしゃみ・鼻水は明らかな風邪の前兆だったらしく、

本日、29日 欠席



 学校が始まってから4週間。ちょうど1ヶ月が経とうというこの時期。

 朝8時から午後3時まで、毎日7時間英語まみれの生活の疲れが出てきたのでしょう。

 熱も微熱程度なのですが、きっと疲れが溜まっているに違いない・・・ということで、今日は大事をとってお休みした、というところです。

 みんなと一緒にオレンジシャツを着て登校するのを楽しみにしていたのですが、これは来年までお預けとなってしまいました。

 

 Orange Shirt Day」については、ほかにも色々なところで書かれています。

 ご興味のある方はどうぞ。

SEPTEMBER 30 ORANGE SHIRT DAY: Every Child Matters

Orange Shirt Day - Every Child Matters Campaign

facebookhttps://www.facebook.com/orangeshirtdayeverychildmatters/



 実は今回、このOrange Shirt Day」のことをちょっと調べていて、Orange Shirt Day」制定のきっかけとなった出来事があった「レジデンシャル・スクール」というところが、自分の知っている「全寮制の学校」と言うもの以上の意味を持っているということを知り、新鮮な驚きと軽いショックを受けました。

 カナダアメリカでは、一般的な「全寮制の寄宿学校」はボーディング・スクール(Boarding School)と呼ばれ、政府が運営している(していた)先住民族の子どもたちを集め、英語での(半強制的な)教育を受けさせるための寄宿学校」「レジデンシャル・スクール」(residential school)・・・。明らかにマイナスのイメージを伴うものとして認識されているようなのです。

 例えば、マレーシアにある「レジデンシャル・スクール」も確かに政府によって建てられたものです。ただ、その目的は『国の将来を担う優秀な人材を育成するため』で、小学校卒業時に一定以上の成績を取っていないと入れないエリート教育機関でした。というか、たぶん今もそう大きく変わっていないとは思います。

 その「レジデンシャル・スクール」という単語をここカナダで使うと、それには負の意味がついてくる・・・・

 学校のOrange Shirt Day」のおかげで、大事なことを学んでしまいました。

「以前、マレーシアのレジデンシャル・スクールで日本語を教えていたことがあるんです。」なんて言うことがあったら、その後にもう一言、付け加えたほうがいいかも・・・などと思ったり。(考え過ぎ?)

 

 さてさて、みどりの熱は下がってきたかな?

 では、皆さんも風邪には気をつけてくださいね〜。

2017-09-22

ナイアガラの滝

 私としたことが・・・・ 

 夏休みの大旅行について、ここですでに2回に渡って書いてきたものの、クライマックスのナイアガラの滝にまだたどり着いていないというのに、


 8月も終わる頃に、

 ジグソーパズルに手を付けてしまいました。もちろん旅行の思い出に・・・と買ってきたものなので、その姿が記憶に新しいうちにこれを完成させたい、という想いは悪くはなかったと思うのですが、

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 でも1000ピースとなると、それなりに時間もかかりそうなもので。

 しかも作り始めて丸2日経ってから、このパズルが「円形パズル」というレアなものだということに気づいたりして。(よく見たら箱にははっきり「CIRCULAR」と書いてあった)

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 でもまぁ、こんな形だとぐるっと囲んだ周りの部分のピースは全部「特殊な形」になるので逆に作り易くて、あっという間に縁の部分は完成。 

 その後、空と水の微妙な色の違いと、そこにくっきり書かれている筆記体の文字の組み合わせが思いの外難しくて苦戦を強いられているうちに9月に突入

 つまり、新学期

 いや、カナダの学校では新年度

 5月にカナダに来てから早4ヶ月。 

 子どもたちの学校生活がついに始まる・・・!!!

 という時期になって、またちょっとわたわたして、

 気がついたらブログは完全に放置されていました。



 放置されている間に、ここエドモントンでは初雪は降るし

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 9月19日(火)朝からの雨が11:00am頃には完全な雪に・・・。

 例年よりは1ヶ月ほど早い初雪だそうですが、それにしてもこのみごとな「降りっぷり」に、マジでびびりました・・・。


 明日はエドモントンが誇るアイスホッケーチームオイラーズ(EDMONTON OILERS)』の初観戦!もあるし、

 この間の日曜日は【Terry Fox Runというマラソンイベントにも参加したし・・・と、


 このままでは本当に放置されっぱなしになってしまいそうなナイアガラの滝


 それはあまりにも可哀想なので、書いておくことにします。

 我が家のカナダでのはじめての夏の思い出」のクライマックスとして。




 8月にそこを訪れた時の写真を改めて見てみると、

あんな完璧な虹を見たのはもしかしたら初めてかも・・・というような見事な虹がかかっていたこととか

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👆虹の付け根(始まり)が水の中に突き刺さってました。しかも二重ですよ。



 滝のそばまで行けるアトラクションでは、支給されるポンチョ(カッパ)を着たところでホント全く役に立たないのね、ということや(水しぶきが半端ない

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ジャーニー・ビハインド・ザ・フォールズ(Journey Behind the Falls)というアトラクション参加中・・・滝調査用の地下通路を通って滝の裏側(滝の背後にある壁面の中に掘られたトンネル)を歩いたり、滝の真横に出て落ちてくる水を見上げたりすることができます・・・が、轟音とどこから飛んで来るのかわからない水しぶきにまみれ、正直わけがわかんない感じでした。それがまた楽しかったけど。

ちなみにこの時私たちが立っていた場所は、この写真のちょうど真ん中あたりのバルコニーのように出っ張っているところ。

👇

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👆👆

滝壺クルーズ(ホーンブローワー・ナイアガラ・クルーズ)乗船前と乗船中。

こちらは赤いポンチョが支給されて、ほとんど『サンタ・ラン』状態。

でもそのポンチョも船の上では強風にあおられ、渦巻く水しぶきにめくりあげられて結局ぐちゃぐちゃ。



 温泉の湯けむりかと思ってしまうほどの水しぶきが上がるって、いったいどんだけの勢い? と思ったこととか

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👆

この先(写真の奥の方)に落差があって水が落ち、「滝」になっています。



色々思い出されますが、

やっぱりこの場所に行って一番最初に驚いたことというと、それは

ナイアガラの滝は川だったということ。


 自分の中での「滝」のイメージが“高いところから水が落ちているもの” だったからなのでしょうけど・・・


 「水が落ちてくる高いところ」と、「落ちてきた水がたまっているところ」ーーーだけが滝の構成要素ではないはずなのに、どうも、その前後のことは軽視されていたようで。


 だから、

 

 地図で示されたNiagara Fallsの位置が大きな川の中に示されているのを見たときも、どうもピンとこないというか・・・今ひとつイメージが湧いていませんでした。

 旅行前にいろんな映像を見たりしていたにも関わらず。

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 でも。


 百聞は一見にしかず、とはまさにこのこと。

 ナイアガラの滝は、川の一部でした。

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 しかもナイアガラ川」という、どう考えても滝の影に隠れてその名が知られていない(と私には思える)・・・、それでも大きな大きな川。

 その川の一部が大きな段差でがくんと下に下がっているところ。

 そこがナイアガラの滝


 だから落ちた水は、そのまま、またその川をどんどこどんどこと流れ続けていく・・・。

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 さっきは、あんなにものすごい勢いで滑り落ちてきた水たちが、落ちたあとは、また平然と悠々とその先のオンタリオ湖に向かって流れていく・・・。

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 なんだかすごいなあ、と思いました。

 

 だって、あたり前のことだけど、全てが動いているから。



 そう。

ナイアガラの滝を目の前にして気づいたこと・・・というか、「驚いたこと・その2」は滝は一瞬も止まってはいないということ。

 世界中の人がここにやってきて

ナイアガラの滝を見ているけれど、みんながそれぞれ見たものは、

後から後から流れてくる水の連続によって形作られたもの。

 全部「その時にそこを落ちていった水たち」



  例えば、エジプトピラミッド

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 あれだけのものを人類が作った、というのはすごいことだと思います。

 そして、それが4000年以上という長い年月の間、ずっとそこにある、ということ。

 長い間に色は剥げ落ち、石も風化した部分がもちろんありますが、

 私たちが目にしているのは間違いなく4000年以上前に当時の人々によって運ばれた石で、

 

 そして、その石に触れることも(そして、ちょっとだけなら登ることも)できる・・・・

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 ナポレオンフランス軍を率いてエジプトにやってきた時に見た(・・・多分見たと思う)ピラミッド

私たちが観光旅行で行ったときに見たピラミッドも同じもの

 そんなことを考えると、もう、ゾゾーーーっとするくらいすごいことに思えます。



 一方、ナイアガラの滝は。

 あれだけ多くの人がここを訪れてその姿を目に焼付いてるけれど、雄大で壮大なその滝は一瞬たりとも止まっておらず、

さっき私たちの目の前をダイビングした水たちは、もう今は悠々とあっちを流れている。  

昨日、私たちの写真の背景になった滝の水は、もうオンタリオ湖に着いているかもしれないし、

そこに写っている背景(滝の姿)は、10年前にここを訪れた友人の家族写真の背景になっているものとは明らかに違うもの。(のはず)

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でも、

この膨大な水の塊は10,000年以上もの長い間、ほとんど“変わらぬ姿”で、あの場所を移動し続けている。

 ※『ナイアガラの滝誕生の謎』(にわか勉強💦)

 

 そう思うと、もう「なんなの、この自然の威力ってやつはっ!!」と、これまたゾゾーーーーっとするくらい感動しました。


 

 この川の向こうはアメリカ・・・という、この辺に住んでいる人にとっては当たり前のようなことにも、「すげーーー!」って思ってしまったし、

 Skylon Tower(スカイロン・タワー)から見たライトアップにも感動したし、

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 朝日もすごくきれいだったし・・・・

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 世界三大瀑布の一つと言われているナイアガラの滝

 60時間もかけて見に行った甲斐がありましたよ・・・・・・・別にそんなに時間かけなくてもいけたんですが。

 

雄大な自然には事欠かない国、カナダ

これからも少しずつ、いろいろなところを見ていきたい・・・とつくづく思いました。


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滝+アルファで楽しむ「ナイアガラ」

Niagara Parks

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【おまけ】

・・・そして、もう一つ思ったこと。・・・

 私たち観光客が心地よく過ごせるよういろいろなところで働いてくれていた地元の人たち・・・毎日毎日滝の水しぶきを浴び、滝にかかる作り物みたいに立派な虹をしょっちゅう見ている人たちにとっては、当然のことながらナイアガラの滝は“ものすごく特別なもの”では全くないんですよね。

彼らにとっては日常の風景の一部

 私たちが壮大な眺めに興奮し、カメラ片手にあっち行ったりこっち行ったり、セルフィー握りしめてやいのやいの言っている中で黙々と淡々と仕事をしている人たちを見て、

私は、ふと、窓の外にギザピラミッドがドカンと見えるスクールバスの中で爆睡している子どもたちの姿を思い出しました。

郊外(ピラミッドの近く)にある日本人学校への通学は原則スクールバス

我が家の子どもたちも片道40分ほどバスに揺られて通学。(もう5年近くも前のこと)

毎日毎日そばを通るピラミッドを、最初のうちは「うわぁ〜・・・」と思いながら見ていたのかもしれませんが、

そのうち珍しくもなんともなくなって、バスの中ではほぼ毎日熟睡、爆睡。

なんとも贅沢な思い出。

2017-08-26

束の間のトロントと、断念した世紀のスリリング・アトラクション

 

 8月8日の9:30amにトロントユニオン駅に到着するはずだった「カナディアン号」は、予定時刻を8時間半遅れて6:00pmに到着

 駅からホテル(今回はB&Bという感じの一軒家の一室を予約)までは徒歩圏内ではあったけど、いくらなんでもこんな時間に到着したということは、初日のこの日は晩ごはんを食べて寝るのみ。

自由気ままな一人旅なら話は違ってくるかもしれませんが、こちら10代前半の子ども二人がいる家族旅行ですので。

 しかも、3晩続けて列車の座席で寝ていたので、久々にベッドで寝られるとなると、わざわざいつまでも街で遊び歩いたりせず、早くベッドで眠りたーーーい! という気持ちになるもので。


 ということで、ユニオン駅から歩いて20分ほど、中華街からほど近いところにあるAerie Inn荷物を置き、そこから歩いて3〜4分の中華街と言われているあたりで夕食。

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 ところで、このカナダ最大の都市(でも首都じゃない)トロントは、なんと人口の半分移民〜生まれたのはカナダ以外の国で、その後ここに移り住んできた人たち〜なんだそうです。

 中国韓国はもちろんのこと、インドスリランカなどの南アジアフィリピンベトナムなどの東南アジア中南米アフリカ、それにイタリアギリシャなどのヨーロッパから来た人も多いとか。こういう人たちが全住民の半分を占める、ってすごい。

 そして、それぞれの国から来た人たちが、それぞれのコミュニティを作っていたりするわけで、つまりあっちの国の料理やこっちの国の料理や・・・もう世界各国の色々なものが食べられる、というのがこのトロントの魅力のひとつでもあるそうです。

 ということで、色んな「食」も楽しみにしてきたのですが、あっという間に一日目は日が暮れてしまいそうなので、まずは近場で夕食を、ということにしたのですが。

 

 「世界各国の料理が食べられる」と言われてもやっぱり外せない中華料理が、ホテルから一番近いところで食べられてよかった・・・

 と思ったものの、エドモントンを出てからトロントに到着するまであんなに時間があったのに下調べもほとんどしていなかった私たちは、とにかく「肉まんが食べたい」という草太の希望が叶う店であればどこでもいいということで、「4人で座れて肉まんが食べられる店」へ。

 店構えから内装、スタッフ・・・久々に、全てにおいて「紛れもない中華料理店」という雰囲気のところで、

こんなのや

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こんなのや

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こんなのを

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もうお腹いっぱい食べました。



 翌日のお昼はベトナム料理

こちらも中華街と言われているところにあったお店なのですが

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やっぱり、美味しい。

ベトナム料理。

(食べることに心奪われて、きちんと写真を撮っていないのが心残り)



 などという「食」の楽しみの他に、トロントでの限られた時間で行くべきところは・・・

(なんたってほぼ一日分の観光時間とも言える8時間半を“鉄道の旅”に吸い取られてるので)


 やはり【CNタワー】!!

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 実はここでぜひともチャレンジしたいアトラクションがあったのですが・・・

 

 いや、まさか一人$200以上するとは思っておらず、これにはびっくり。

($225≒約2万円)

 一人2万円・・・ってことは二人でやったら4万円!?


 う〜〜〜〜ん、そりゃ、いくらなんでも高い。

 

ちなみに「二人」というのは大人二人。

13歳以上という年齢制限はあるものの、年齢制限には辛うじて引っかからないみどりは

「絶対やらない!」と即答。

 一方私は(たぶん夫も)、こういうのは本当にワクワクしてしまうので、かなり前向きな期待をしていたのですが・・・・


 だったら事前に、料金やら所要時間やらちょっと調べておけ、って感じですが、

 とにかく、子ども二人を1時間以上待たせておいてまで(アトラクションの説明から準備(装備)時間なども含めると1時間は優にかかるらしい)一人2万円を払って挑戦するか?・・・となると、やはり「また別の機会にしましょうか」という結論に。


 うぅ。

 残念だったけど、またいつか・・・。

 でも、あんまり高齢になってからではちょっと厳しいかも。


 そんな想いを残しつつ、束の間のトロントを楽しんだ私たちは、8月10日(木)いよいよ次の目的地ナイアガラの滝に向かったのでした。

 

 あ、その「次の機会」を待つこととなったアトラクションというのはこちらです。

 高いところが大好きな人にはたまらないですよね。

 年齢制限に上限はないようなので、足腰がしっかりしているうちにぜひやってみたい・・・。