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やもり通信

2018-12-07

じぃじの髪飾り

 

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 今月2日に旅立ってしまった義父が作った髪飾りたち。

 

 これを読んでくださっている人の中にも、

 「あ、これ、見たことある。」

 とか

 「これ、うちにある!」なんていう人もいるんだろうな〜・・・

 などと思いながら、私も久々にみどりと草太のじぃじの作品をまじまじと見ました。

 

 見覚えのあるものには懐かしい気持ちでいっぱいになりながら。

 初めて見たものには「こんなのもあったんだ〜・・」と驚いたりしながら。


 そして、こんなデザイン画や見本シートのようなものまで見つけてしまい、

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 うわぁ〜〜・・・・と思いながら。




 じぃじの初孫みどりは、今でこそ “ティーンエイジャー”となったのであまりこういう可愛い系の髪飾りは付けなくなりましたが、小さい頃はいつでも髪にじぃじのポニー(髪ゴム)やヘアピンがありました。

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 ベトナムでも、エジプトでも、ハンガリーでも・・・・日本からのちょっとした荷物が届くたびに、まるで緩衝材のように本や洋服の隙間にたくさんの髪飾りが詰められていました。


 日本に一時帰国した時は、帰りの荷造りをしていると「好きなのいくらでも持っていきなさい。」とこれまた山のようにアクセサリーをどーーーーーん!!


 みりんレトルトカレーを持ち帰るためのスペースを確保したいために


「この前送ってくれたのが、向こうにまだたくさんあるから・・・」

「もう友だちにはだいたいあげちゃったので、今回はこのくらいでいいですよー。」

 などと言って、やんわり断ってしまったことも何度か(何度も?)ありました。


それでも断りきれず大量に持ち帰った髪ゴムを、学校のバザーで売ったこともあったっけ。


 あれやこれやの思い出がある、じぃじの髪飾り。


 今、じっくりと見てみると、やっぱり可愛いのはたくさんあって。

(デザインが “昭和”すぎて,「う〜〜ん?これはなかなか・・・・」というのも、実はありますがww)


 でも、

 これからはもう新しい作品が登場することもないし、

 一時帰国のたびに「好きなだけ持っていって、向こうのお友達にあげなさい。」などと言われることもないのかと思うと、さみしい気持ちでいっぱいです。


 

 そして、実家に残された山のような、このアクセサリーたち・・・・

 処分するなんて、あまりにももったいなくて。


 どこかに寄付などできないか、

 こういうアクセサリーやそのパーツたちを引き取ってくれるところはないか、

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 これから、探していきたいと思っているところです。

 

 何か良いアイディア・情報などをお持ちの方はご連絡いただけたらうれしいです。

 



 お父さん、可愛い髪飾りをたくさん、どうもありがとうございました。

 家にあるたくさんの髪ゴムなどは、喜んでくれる人にぜひ受け取ってもらえるよう、みどりと色々がんばってみますね。

  


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

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〜じぃじの孫二号、草太の初節句。2007年5月 〜

 ご自身の子どもが男の子二人だったので、(そして孫二号も男の子だったので)

 孫一号が、じぃじの作品をしっかり髪につけてくれる「女の子」でよかった〜・・・と、今ごろしみじみ思います(笑)

 

 

2018-11-03

多くの恐竜が眠る地でピラミッドを思う 

 

 エドモントンから車で3時間のところにあるドラムヘラー人口8,000人程の小さい恐竜の町」でした。


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 ホテルの窓から見えたティラノサウルスのそばに行ってみると

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そこは観光案内所やお土産屋さんがある「町の観光の中心地」でした。

 


 その他、町角にも色んなタイプの恐竜さんだらけ。

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 そして、そんな小さな町にどどーーーんとある《ロイヤル・ティレル博物館

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 地球が生まれた頃からのながーいながーーーい歴史が、はるか昔に習ったことがあるようなカンブリア紀とかデボン紀とかいう名前と一緒にずらーーーっと並んでいたりする見応えたっぷりの博物館なのですが、なんといっても圧巻は白亜紀後期にこのあたりにいたという恐竜たちの姿!

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 あぁ・・・、

 でも今回は「観る」ことに意識が行っていたのか、写真がものすごく少ない・・・

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それでも、これはさすがに写真に収めました。

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 2011年に、このアルバータ州ほぼ完全な形で発見された恐竜ミイラとも言われているノドサウルスの化石。(正式にはノドサウルス科のボレアロペルタという名前らしいですが・・・)

皮膚も立体的な形で化石化していて、皮膚や鱗には色素細胞まで残されていたそうです。

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 まるで『まんが日本昔ばなし』のお話か何かのように、さっきまで生きていた生き物がそのまま石になってしまったような、そんなふうにも見えます。


 でも、この子が生きていたのは、1億1000万年前


 いちおくいっせんまんねん



 あぁ、遠すぎる。


 「一億」って、どんくらい??




 ここ、アルバータ州エドモントンに住むまで、《古代のロマン》なんて言葉を聞いて思い浮かぶのはエジプトピラミッドだったように思います。

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 そう。 ほんの数年前は、寝室の窓から見えるピラミッド《古代のロマン》を感じ、あの佇まいに畏敬の念を抱きつつ生活していたのに・・・

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 でも、そんなピラミッドたちが作られたのは約4,500年前

 「4,500年前」かぁ・・・・。 「4,500万」じゃなくって「4,500」


  

 それって実は結構最近のこと・・・?


と、あの巨大な三角錐の建設物が急に身近なものに思えてきてしまう。

 

でもホント、よく考えたら、ピラミッドって「ヒト」の手で作られたものだし。

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確かに「こんな大きな石をクレーンもない時代にどうやって?」などと考えることはあっても

でも、れっきとした人的な建設物


この地球での進化のいっちばん最後の方に登場してきている「ヒト」が作ったんだから・・・。


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 1億年前やら5,000万年前やらという数字を見てきて微妙に麻痺した頭には、あの大きなピラミッドたちも「我らが建設物」くらいに思えてきてしまう、という・・・・ “不思議体験




 ついでに言うと、

 この日の翌日歩いた、博物館前の荒涼とした大地。

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 ここの、一体いつから積み重なっているのか分からないような見事な地層や、この辺を恐竜が歩いていた頃に生えていたシダ植物の木の幹の化石がゴロンと転がっているのを見たときにも、カイロ郊外にあった『クジラの谷』と言うところを思い出したんですけど、


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 このクジラの谷』は、エジプトの砂漠のど真ん中にクジラ祖先の骨などが無造作に転がっている・・・というこれまた不思議なところで。

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 マングローブ化石なんかもどどんと転がっていて

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 その昔、このあたりはだったのね・・・照りつける日差しの下、どこまでも続く「砂の海」を歩きながら、、大昔の海の底を散歩している気分になれる・・・それはそれは《古代のロマン》溢れる場所でした。

(※2〜3年前には新しい展示施設がオープンしたそうなので、今はもう少し整った環境でこれらを見ることができるのかもしれません)


 でも、ここで見つかっているクジラ祖先たちも、かつて大海原だったこの地を泳いでいたのは4,000万年前

 「万」は付いてるけど、このアルバータの大地を恐竜たちが歩いていた時期(6,600万〜1億年前)よりはずっと新しい・・・ということを、今回初めて知りました。(っていうか“哺乳類祖先”とか言ってる段階でハ虫類の恐竜よりは新しいってこと・・・?)


  

 ということで、今回、世界的に有名な《ロイヤル・ティレル博物館を訪れる機会を得たおかげで、このあたり(カナダを始めとした北米大陸)は、実は太古の時代から私たちの住む地球をずっと見つめてきたロマンにあふれる場所なのだ

なーんてことを知ったのでした。



いや〜・・・大自然メイプルシロップだけじゃないカナダ

奥が深い。。。。 





【おまけ】

1.ロイヤル・ティレル博物館では

 日本語の音声ガイダンスもありC$4(350円くらい)で借りられる・・・という記事も過去のブログなどでよく見かけますが、私たちが訪れた2018年10月の時点では日本語音声のヘッドホンの貸し出しはありませんでした。代わりに「このアプリダウンロードしてね。」という案内があり、それを自分のスマホダウンロードすればその場で解説を日本語で聞きながら館内を回れる、ということのようでした。時代は変わっています。



2.ロイヤル・ティレル博物館は、あまりにも遠い・・・ 

そんな時は同館と姉妹館になっている福井県立恐竜博物館へ! https://www.dinosaur.pref.fukui.jp/

 こちらも世界三大恐竜博物館と言われているそうで、実はかなり充実したすごい博物館なんだそうです。こっちもぜひ行きたい! でも日本語で丁寧に解説とか書いてあったら丸一日居ても足りないかも・・・・・

2018-10-27

カナダで(も)車なし生活 〜その2〜  それでもなんとかする。それが冒険家ファミリーだから(笑)

 

カナダと言えば

 広大な国土カナディアンロッキーをはじめとした大自然


 そんな中で、車を持たない生活をしているけれど、交通事情も整っている先進国だけに結構それなりに暮らせています・・・ということを 〜その1〜 で書きましたが、

でも「車がないって、やっぱ大変なのね・・・」と思うことも実際にはやはりありまして。


 それが10月初めに行ったドラムヘラー

 ドラムヘラー? それ、どこ? 何があるの?

 と思った人も多いかと思いますが・・・


 と言うか、少なくとも私はカナダに住むことになり、このエドモントン市のあるアルバータ州についてあれこれ調べたときに初めて知りました。

 それまで恐竜と聞いたら、思い浮かぶ国はモンゴルくらいでしたので。


 そう。

 恐竜

 このあたりはその昔、恐竜だらけだったそうな・・・


 しかもエドモントンにちなんだ「エドモントニア」「エドモントサウルス」なんて恐竜もいるし、いや、いたし、

 ティラノサウルスの仲間として有名な「アルバートサウルス」(あるいは「アルベルトサウルス」)というのもいて、もちろんその名前もこのアルバータ州化石が発見されたことにちなんでつけられた・・・


 そして、なんとなんと!

ここ、カナダアルバータ州では、ごく最近(2011年)、恐竜ミイラとも言えるものが、これまでにないほどに“ほぼ完全な状態で”発見されている・・・

 そして、その「“ほぼ完全な状態”で発見されたまるでミイラのような恐竜の化石」を、これから行こうとしているドラムヘラー恐竜博物館で目にすることができる・・・!!


 なーんてことを「にわか勉強」で頭の隅っこに入れつつ、10月最初の週末に、世界三大恐竜博物館のひとつと言われている ロイヤル・ティレル古生物博物館

Royal Tyrrell Museum of Palaeontologyに家族で行ってきました。



まず、このドラムヘラー

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ここにあるんですけど、


エドモントンからは3時間

もちろん車で直接そこを目指した場合の所要時間です。

じゃあ、車を使わない場合は、となると

これがやっかいで。

まず、ドラムヘラーはとても小さい町なのでエドモントンからここへの直行バスは無し


なので、次に考えられる方法としては

カルガリーまでバスで行って、そこから別のバスに乗り換えてドラムヘラーを目指す

カルガリーまでバスで行って、カルガリーからの日帰りツアーに参加

カルガリーまでバスで行って、カルガリーからUberまたはタクシー・・・


 なんせ「車で行く」のが一般的すぎて、それ以外の方法がなかなか見つからず。

 そして

カルガリーからドラムヘラーまでのバス は季節によっては1日2本くらいのペースで出ているらしいけど、この時期すでにオフシーズンのためか、どうも今回は見つけられず。

カルガリーから日帰りツアー というのも今はほとんどなし。というか、もともと子どもたちは「ツアー嫌い」なので、我が家の場合はよっぽどのことがない限りこの選択肢は早々に消えます。(すでにドラムヘラーにホテルもとっていたし)

カルガリーからUber or タクシー も、3時間以上バスで南下したあとに、1時間半かけてタクシーでぐるっと北東へ移動・・・という、かなり無駄が多いコース。


 ということで、結局 もうUberで行っちゃえ!! ってことにしました。


 家からドラムヘラーのホテルまで、ぴったり3時間C$300(≒¥26,000)

 決してお安くはないですが、エドモントンからカルガリーまでのバスも、高いバス会社だと一人¥7,000近くする場合もあるので(お手頃価格のGreyhoundだと一人¥3,000だけど)、それを考えれば直行3時間でこのお値段はそんなに悪くはない。(・・・と、こういう時はこう考えるに限る。)


 でも、往復このパターン・・・ってのは、やっぱりちょっと……(出費が)


 ということで、帰りは翌日の日曜日の午後にゆっくりエドモントンにもどって来ればよし、と言うことにして、カルガリーよりもっとエドモントン寄りのレッドディアという町からの、Greyhoundバスのチケットを買っておきました。

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ドラムヘラーからレッドディアまでの2時間弱をタクシーかUberで、

その先(レッドディアエドモントン)はGreyhoundバス利用でちょっと節約。(バス:4人でC$82(約7,000円)

 

 なーんて計画で出かけたこの秋、いや晩秋の小旅行でしたが、


 「行き」はもちろん超快適


 朝8時に家を出て、

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たくさんの「アルバータ牛」を見ながら、北海道ハンガリーでもよく見たようなのどかな景色の中を進むと


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いきなりあたりがゴツゴツ系の風景に変わって

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 恐竜さんがお出迎え。


ぴったり3時間ドラムヘラーの町に到着しました。

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 こじんまりとした可愛らしい町を歩きながら昼ごはん。

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 そして、この《ロイヤル・ティレル博物館http://www.tyrrellmuseum.com/

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 いや、素晴らしかった

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 4時間たっぷりかけて回りましたが、結局、午後5時の閉館時間に間に合わず最後は駆け足。

 今まで全く名前も知らない博物館でしたが、・・・なんというか「大御所の余裕」が感じられる大きな空間でした。



 その日は部屋の窓からティラノサウルスが見えるホテルで一泊し、

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 翌日は、博物館の周りの広大な景色の中を散歩してから、タクシーまたはUberでここから170キロ先のレッドディアへ行く、という予定でした。



 昨日行った《ロイヤル・ティレル博物館の目の前にはこんなゴツゴツシマシマの不思議な谷というか岩山というか・・・が広がっていて、そこに1キロほどの散策コースあったので、

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ここをぐるっと周ってから帰路につけば時間的にもちょうどいい・・・と思っていたのですが、


 

 レッドディアからバスが出るのは午後2時

 レッドディアまでの所要時間を2時間弱と考えて、12時にはここ、ドラムヘラーを出なければ・・・なのに、


 ドラムヘラーにはUberは無し

 そして、タクシー会社1社のみ

 ウェブサイトで調べると複数のタクシー会社の名前が出てくるのですが、今はオフシーズンということなのか、私たちの滞在中に営業していたのは「クラシック・キャブ社」1社のみ。

 

 これは事前予約必須


 朝食後、博物館へ向かう際に利用した「クラシック・キャブ」の運転手さんに、ます聞いてみました。

 「午後にレッドディアまで行きたいんですけど、12時頃にまたここに迎えに来てもらえますか?」

 すると驚きの答えが。

 うーーーーん、今日の運転手は僕一人だから、この町を離れるのは無理だな。」


 なんとたった1社しかないタクシー会社の、本日の稼働運転手は、今ここにいるこの人だけ、という・・・・。


 10月最初の週末。

 カナダではサンクスギビング(Thanksgiving感謝祭)の3連休の真ん中の日曜日。

 厳しい冬が始まる前に、皆さん駆け込みであっちこっちお出かけするような時期。

 でも、多くの人がお里帰りをして家族と一緒の時間を過ごす休日でもあり。

 だから、運転手さんたちも、ほとんど休暇を取って家族と過ごしている・・・??




 でも私たちは、午後2時のバスに乗るために、ここから170キロ離れたレッドディアまで行かなければならないわけで。



 さて、どうしたものか・・・


 などと考えている時間的余裕もなかったので、目の前に広がる広大な大地の散策を開始する前に、その場でレッドディアタクシー会社をチェック

そして、予約の電話

こちらの事情を話し、今からこっちへ一台迎えに来てほしい・・・!と、交渉(してくれました。一家の大黒柱が。)

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電話をしてから約2時間後、つまりお昼の12時を少し過ぎた頃、博物館前にタクシー到着。

 こうして、レッドディアからはるばる2時間近くかけて私たちを迎えに来てくれたタクシーに乗り、午後2時のバスに間に合わせるべく、またレッドディアまですっ飛ばしてもらったのでした。


 その料金、・・・・C$300。 


 チーーーーーーン。



昨日、エドモントンの自宅からUberで直接ドラムヘラーに来たときと同じお値段でした。


 

 ま、こういうアクシデントはどんな旅行にでも「付き物」だとは思いますが・・・

 無事、レッドディアからのGreyhoundバスにも乗れたことですし(出発時間ギリギリで、今にも走り出そうとしているところに猛ダッシュでの駆け込み!💨)、

 そして、素晴らしい博物館にもやっと行くことができたわけですし、


 冒険家ファミリーとしては、このくらいのアクシデント・トラブル・不便さ・意外な展開・・・を、常に楽しみに変えていけるようじゃなきゃね などと言いつつ

 でもやっぱり、いざって時にはレンタカーという手も使えるようにしておくぅ?? なんてことも、ちらっと言ってみたりもしている私たちでした。



お断りとお知らせ】

★ドラムヘラーの町と博物館の魅力については割愛させていただきました。古代よりも深く、遠い恐竜の世界のことはまた次回・・・。

★公私ともに冒険家である我が家の大黒柱が、ついに長年の“冒険”の記録を1冊の本にまとめました。

『もう学校も先生もいらない!? SNSで外国語をマスターする《冒険家メソッド》』 大好評発売中❣ 

(我ながら、すごいこじつけ方だ・・・。)

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2018-10-12

カナダで(も)車なし生活 〜その1〜 無料【パーク・バス】は我らの味方

 

 海外で駐在生活をしていて、しかも子連れの家族生活をしているのに、車を持っていない・日常的な移動手段として自家用車を利用していない、というと珍しく思われることが多いです。

 今まで住んだ国の中では、自分で運転するのが一般的なところもあれば、基本、運転手を雇って自分ではハンドルを握らないのが一般的なところもありました。


 そんな中、我が家が「車あり生活」をしたのはモンゴル日本国内川越市のみ。

 だいたいどこの国でも周りには「自家用車生活」をしている人が多い中、日常生活も休暇の旅行の時もいつも公共交通機関を利用していた我が家ですが、さすがにここ、カナダでも「車を持たない生活をしている」と言うとまず間違いなく驚かれます。

 カナダ・・・広いですからね。

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 面積は日本の26…って、やっぱり大きい。


 私たちが住んでいるアルバータ州だけでもエドモントンはこのアルバータ州州都、実は日本より広いという・・・地図で見るとすぐ隣に見えるカルガリーも300キロ近く離れているので車ですっ飛ばしても3時間以上かかる・・・。

 とにかく広い。


 なので、毎日の生活ではそれほど不便を感じなくても(さすが先進国カナダ。バスもLRTもかなりちゃんと走ってくれます)、いざ、ちょっとした旅行となると何かと面倒くさいことが多いです。

 

 まず、バスのルートを調べて事前にチケットを買っておくというステップを踏まないとまずどこへも行けない。(・・・これを面倒くさがってはいけないのか?💦)

 

 そして、どうしても時間がかかる。

 特に国立公園などへは、もう車で行くことが暗黙の了解になっているようなところもあり、例えば車でなら5〜6時間で行けるバンカナディアンロッキーにあるバンフ国立公園の中心の街)へも、バスだと途中のカルガリーで乗り換えがあって、なんだかんだで倍の時間がかかる。


 これじゃ、ついつい出不精になってしまってもしょうがない・・・?


 と思っていたら。


 ありました。

 車はないけど、気軽に国立公園に遊びに行きたーーーい❣という人のためのスペシャルなサービス

 その名も【パーク・バス】(PARKBUS)。


 エドモントンから一番近いところにある国立公園エルク・アイランド国立公園』までの無料シャトルバスがあったのです。


 そう・・・なんと無料❢


 これは素晴らしい! ということで、9月8日(土)、このバスを利用してエドモントンから東へ50キロほどのところにある『エルク・アイランド国立公園へ行ってみました。

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※次の週がなんと今シーズン最後の運行でしたが、最終運行日の9月15日(土)には雪&みぞれが降ったエドモントン。8日に行っておいてホントよかった・・・・

 


 さて9月8日(土) 午前8時過ぎ。

市内の所定の場所へ行くと、こんな可愛らしいバスが私たちを待っていてくれました。

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 このバス、『エルク・アイランド号』になる前は、市内のあちこちを走るスクールバスだったらしいです。

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 この日のバスはほぼ満席。

 

 学生さんらしいグループや年配のご夫婦も目につきましたが、我が家のような「家族連れ」はやっぱり多くなかったかな。

 添乗員さんは「バーク・バス・アンバサダー」(PARKBUS Ambassador)と名乗っていました。ボランティアとしてこのシャトルバスの運行に関わっているという彼女は、このシャトルバスサービスの運営母体について、これから行く『エルク・アイランド国立公園の魅力についてサラッと話してくれました。

 

 エドモントン市内から50キロほどしか離れていないけれど、バイソン、エルク、ムース、ビーバー・・・・と、これまでほとんどご縁のなかったような名前の動物たちがたくさんいるという国立公園

 これは楽しみ・・・・



 バスが出発してから1時間もしないうちに公園敷地内に。

 

 そしてまずはバイソン・ループ」をひと回り。

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 バイソンの群れが移動するルート、ということなのか、このバイソン・ループ」はつまりバイソンに会える場所」らしいんだけど・・・

 実はバイソンと聞いても、にわかにはその姿が思い描けないくらい馴染みがなく、最初はバッファローとの違いもよくわからん・・・という感じだったのですが、

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いた!

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いるいる!

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たくさんいる!

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親子(たぶん)もいる!

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バスも徐行運転しかできず。

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そして、ここまでアップでしっかり見れたので、

もうバイソンバッファロー混同することはない、と自信もついたぞっと。


 このバイソン・ループ」、いつでもこんなにたくさんのバイソンに会えるのか、この日はたまたま運が良かったのか分かりませんが、でも毎週ここに通っているこの【パーク・バス】に乗っていたから、ポイントを外すことなく公園内を移動することができた、と言えるのかもしれません。


 その後、10時少し前に公園内の大きな湖のそばでバスを降り、パークレンジャーさん(←この人もパーク・バス・アンバサダー?)から公園内での過ごし方散策路でバイソンに遭遇したらどうするかなど〜についてのお話を聞いて、あとは15:30の帰りのバス時間まで自由行動


 気持ち寒め・・・というか、時々小雨をぱらつかせながらも、なんとか頑張ってくれているお天気の中、公園内の地図に従って散策開始。

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 9月の上旬だけど、景色はすっかり秋。

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[ここから先はバイソンがいるので気をつけて進んでください]というエリア。

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もちろん<通行禁止>という意味ではありません。


中へずずーーーい、っと進んで行くと 

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これってビーバーの家?

でも、こんなに水が濁っているところに住んでるの?

・・・・結局、真相は分からず。


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こんなにきれいな景色はたくさんあったけど、

自分の足で歩いてみても、全く動物たちとは出会えず。

(いつも見ているリスしか出てきてくれない)


と思っていたら

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公園内の駐車場に1頭のバイソンが。

写真に写っている二人、かなり至近距離まで行って一緒に写真撮ってたけど

あそこまで近づくのはやっぱりやばかったんじゃないだろうか・・・。


 あちこちにBBQスポットもあり、

 湖ではカヌーも楽しめて、(でもこの日はちょっと寒い感じで子どもたちも全く乗り気じゃなかったので体験せず)


 ここぞ、という眺めの場所はこんな可愛らしい「レッド・チェア・ポイント」となっていて、

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夏の気持ちのいい時期にぜひもう一度来たいものだ・・・と思った『エルク・アイランド国立公園でした。


 そうそう。

 エドモントンあたりの人は、オーロラを見たかったらここに来る・・とも聞きました。

 街の灯りも全く届かず、みごとなオーロラが見えることも多いそうで・・・

 (厳寒の時期にはるばるイエローナイフまで行った私たちって💦)

 もっとも冬の時期は、この【パーク・バス】は運行していないようですが。


 尚、【パーク・バス】エドモントン以外でも運行されているようですが、すべてが無料ではないようです。




 ということで、今回私たちが利用したエドモントン発着の【パーク・バス】

 ◎運行期間:夏季シーズンの毎週土曜日:7月28日(土)〜9月15日(土) つまり年8回のみ!

 ◎スケジュール:8:30am市内の所定の場所出発、15:30pm国立公園出発

 ◎所要時間:約1時間(バイソン・ループ」をゆっくりひと回りする時間含む。)

 ◎料金:無料(オンラインで申し込み可)

 こんな感じでしたが、来シーズンについてはぜひこちらでご確認ください。


 以上、今回は 車なしでもこんなに楽しめる❢という嬉しい内容で 〜その1〜 は終了。

 そして 〜その2〜につづく。

 

2018-09-30

あれ? 「ト・モ・ダ・チ」は・・・??

 

 映画は好きです。

 小さい頃は親の影響でほとんど洋画ばかり。有名どころの作品はほぼ網羅する感じで観ていました。

サウンド・オブ・ミュージック』、『風と共に去りぬ』、『荒野の七人』、『大脱走』、『ローマの休日』、『ジョーズ』、『ゴッド・ファーザー』、『ポセイドン・アドベンチャー』、『タワーリング・インフェルノ』、『エアポート』シリーズ・・・


 とは言っても、その頃は映画館で観ることはほとんどなくいつもテレビで。

一昔前は、夜の9時から映画を放送してくれるテレビ番組が週に何度もありましたからね、◯◯ロードショーとか、◯◯洋画劇場とか。

 今思えば、ああいうテレビ放送って日本語吹き替えになっている場合が多かった気もするんですが、当時は今ほどの違和感もなく、いつも楽しみに観ていました。


 高校生、大学生くらいになると一人で札幌の映画館に行ったり、友だちと授業の合間にふらりと何か観に行ったりということも多くなり、古き良き時代の名作」ばかりではなく、「この夏の新作!」とか「今年一番の話題作!」 なんていうのを観る機会も増えました。


 一緒に観ていた友人が隣で「酔った・・・」とげっそりしていたトップガン

 観終わったときに体中にどっと疲れを感じていたオーバー・ザ・トップ(無意識に全身に力が入っていたらしい)

 どうやらものすごく泣ける映画らしい、とハンカチを握りしめて観に行ったのに、気がついたらエンドロールが流れ始め「え?私、どこで泣くべきだったの?」としばし呆然とした『カラー・パープル』・・・。


 タイタニックを観たときは、セリーヌディオンの歌声を全く聞かないまま帰宅。 家に帰って来てからあの有名な♫My Heart Will Go Onを一度も聞いていないことに気づき、頭の中が「??」でいっぱいになり。

 この映画は公開年(1997年)にインドネシアで観たのですが、当時のインドネシアでは映画を“最後まで”観る、という習慣があまりなかったようで(最近はどうなんだろう?)エンドロールが出始めるとほとんどの客は席を立つのが普通でした。このタイタニックに至っては、まだエンドロールも出てないうちから(確かジャックが船内の階段のところでローズに笑顔で手を差し出すシーンのあたり)で館内に電気がつき(当然スクリーンの映像はほとんど見えない)、そして音声も止まり。 なので、エンドロールのときにしか流れないあのテーマソングは館内に響くことなく、観客の多くはたぶん「あの曲を聞いてない」ということに気づくことすらなく映画館を後にしていたわけで。


 などと、あれやこれやありながらもいろいろな映画を観てきましたが、もちろん観そびれたまま今日まで来ている映画もたくさんあります。


 E.T.もそのひとつでした。


 1982年公開のこの映画。

 色んな場面で「有名なシーン」は目にしているし、挿入歌が流れれば「あ、『E.T.』の曲だ!」と分かるのに、名作中の名作と言われるこの映画を観ないまま、どんどん月日は流れ。

 結婚してからは「いつか子どもと一緒に見る日」が来るだろうと、子どもと人差し指をピッとくっつけ合って「と・も・だ・ち」・・・などとやってみたりしながら「その日」を待っていました。


 そして、9月のとある金曜日。

 息子(11歳)と一緒についにこの映画を観る日がやってきました。(自宅のAmazonプライムで)

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 宇宙人がやってきて、とある少年(草太と同年代の10歳の少年)と心を通わせるお話 ということ以上の予習はせず観始めた私たちだったので、自分たちが知っているあの有名なシーンはいつ、どんなふうに出てくるんだろう、・・・そんな思いで36年前のSFファンタジーの世界に入っていったのですが。


 あ、その「有名なシーン」というのは、もちろん

 自転車で空を飛ぶシーン ➁人差し指をくっつけ合うシーン


 で、すでにこの映画を観たことがある人は、もうお分かりでしょう・・・・。

 最後まで「あのシーン」を期待して、そのシーンになったらキターーーーー!」と思いながら、横に座っている草太とピッと人差し指くっつけちゃおう、くらいに思いながら観ていたのに。

 

 ないんですね。

 あのシーン。

 E.T.とエリオットの人差し指が触れ合って、

 そして「ト・モ・ダ・チ」・・・・

 これはきっとE.T.テレパシーかなんかで発するコトバだろうと、そこまで勝手にイメージが出来上がっていたのに。


 もう物語も終盤に差しかかって、E.T.宇宙船に乗って帰っちゃう・・・という場面になっても差し出された人差し指は

え? 自分の胸に?

え? 自分の唇に??



そして、E.T.とエリオットはお互いに指をくっつけ合うことなく、別れてしまい


草太も私もしばし呆然。


イメージって怖い。

そして、思い込みって時に悲しい。



 っていうか、長い年月をかけて勝手に膨らませてしまったこの想い、一体どうしたらよいのやら。 

 

 我が子と一緒にあのシーンを観ながら、そっと人差し指をくっつけることを楽しみに生きてきた私の夢が虚しく消えた、9月のとある金曜日のお話でした。



 「名作」と言われるものを大切にしすぎるのも考えもの・・・。



 あとほかに観そびれてる映画って何があったかな。


 温めすぎないで、サクサクっと観よーーっと。

 

 


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 『E.T.』のこのシーンについてはやっぱり同じように「??」となる人も多いらしく、その後調べてみたら色々出てきましたので、ご興味ある方はこのあたりを読んで締めくくってみてくださいませ。

👉 E.T.で指を合わせるシーンって