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やもり通信

2016-05-21

やっぱり最後もこれで走る。

 

 明日、5月22日(日)にブダペストで行われる【コカ・コーラ女性マラソン】の参加記念Tシャツがとっても可愛いと評判です(笑)

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 去年、一昨年は全く同じデザインで大会回数と開催年の数字だけが変わる、という芸の無さだったのですが、

今年は一気にセンスアップ!

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しかも、今回10キロを走るからか素材がメッシュに🎵(しわくちゃなのは気にしないように)

 これは、これまでいろんな大会でもらってきた「参加記念Tシャツ」の中ではかなりの上位ランク。


 と、喜んではいますが・・・

 今日からいきなり夏の暑さがやって来たブダペスト

 「夏の暑さ」と言っても今日の最高気温、せいぜい26℃程度だったらしいんですが、

 ここのところ、ずっと全くパッとしないお天気が続いていたので、急に

“上着要りません”“半袖でOK” な天気になっても、どうも体がついていかない。

 なのに、明日がマラソン大会

 明日の予想最高気温は27℃

 ふむ。

 あんまり張り切り過ぎないようにしよう。

 

 ということで、

 今回で3回め、そしてここで参加する最後のコカ・コーラ女性マラソン

 

 せっかく可愛いTシャツもらったけど、

 明日はやっぱりこれで走ります。

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 あまりにも周りの『コカ・コーラ マラソンTシャツ』に同化してしまって、

このハイセンスな《Enjoy CairoTシャツに気づいてくれる人は皆無に等しいんだけど・・・

 私の中では、この大会に出るときにはこれしかない、と思っているので(笑)


 日本人学校の子どもたちも、5kmマラソン1.5kmのリレーに参加しますし、2kmランに挑戦するママやちびっ子も♬

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ちょっと暑さが気になるけど、みんなで楽しく走れますように! 去年(2015年5月17日)撮影 



【おまけ】

 今日と明日、行われているIndonesian Dayというイベントに遭遇してしまいました。

 確かに、街でこんな感じのポスターを見た気もしていたのですが

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その開催日まではチェックしておらず。

なのに、今日偶然通りかかったところに横断幕が。

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ちょうど屋外ステージでの踊りのパフォーマンスが終わったところだったらしい・・・、残念。

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 で、その横にあった入り口から、ついふらふらと催し物が開かれているらしい建物の中に入り込んでしまい・・・

(こういう時に限って「入場無料」だったりするからありがたい)


 小規模ながらも、懐かしい物たちが並んだ展示会場をぐるっと一周りして

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 衝動買い

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 コーヒーの試飲コーナーもありましたが時間がなくて長い列に並ぶことはできず。


明日の日曜日、

マラソンには興味ないし、外を出歩くのも暑いし・・・」という方は、

ぜひ足を運んでみてはいかがでしょう?

 マムートショッピングセンター近くのミレナリス公園(Millenaris)内で明日まで開催中。

2016-05-08

ブダペストで将棋やらカルタやら

 突然ですが、ハンガリーの日本語学習者数って、1,500人ちょっとなんですね。


 あれれ? 意外に少なくない?

 と思ったのは、今まで身近だった国々が、


インドネシア 87万人

マレーシア 3万3,000人

ベトナム 約4万7,000人

と、たまたま

世界の「日本語学習者数トップ10」に入る国々だったから・・・ということにたった今、気付きました。


 でもそんな中、

人口が300万人にも満たないモンゴルでも、日本語学習者が8,000人強なんて数字を見てしまうと、

やっぱり人口1,000万人はいるハンガリーで(あ、2015年7月現在 約990万人だそうです)日本語学習者が1,500人ってのは少ない気がします。

 もちろんその国の言語政策事情(中等教育機関で日本語が教えられているか、とか)等、いろいろな要因も絡んでいるのでしょうが、


 などと書いていると本題からどんどん逸れてしまいそうなので、タイトルの内容に戻ります。


 ブダペストでも将棋が習えます。

 日本人学校の学校行事以外でも、百人一首に触れる機会があります


 日本語学習者数がそれほど多くない割には、日本文化(日本と関わりのある様々なこと)と真っ直ぐに向き合って、それをしっかりと学んでいこうという姿勢の人が多いなあ・・・というのがハンガリーに対する私の個人的な印象。

 ・・・というか、ヨーロッパのこの辺りの人たちって、

日本や日本を取り巻くいろいろなことに対して、

神秘的なものへのあこがれ みたいな想いを強く持っている人が多くないですか?

そして

実益派よりも趣味派多し

もちろん個人的な印象ですが。


 ということで、


 週に1回、ブダペスト市内の大学の空き教室を借りて希望者に将棋を教えてくれているラースローさんも、全くのボランティア

参加者からは一銭ももらっていないようです。

 そして、その「場所」を提供してくれているエルテ大学(Eötvös Loránd Tudományegyetem:エトヴェシュ・ロラーンド大学)は、ハンガリーの最高レベルの大学だったりするのですが、これまた『ハンガリーの人々に将棋を教えてあげたい』というラースローさん(←エルテ大学の卒業生、ということではないそうです)に、平日の夕方、日本語学科の空き教室『無料』で提供してくれているのだとか。

 なので、その将棋教室に通う人たち(・・・全くの外部の人、時には学校帰りでランドセルを背負った日本人小学生)が、平日の夕方「こんにちは〜」とか言いながら構内にずんずん入って行っても全くのノーチェック

 【関係者以外立入禁止】などとなっているところも多い日本(建前上?)とは大違いで、守衛さんたちもいつも「よ〜、こんにちは〜」とにこやかに挨拶を返しつつ、私たちを迎え入れてくれます。

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エルテ大学Trefortキャンパスの入口(Múzeum krt.4


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門を入ってちょっと進むと左手に見えるB棟

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ここの2階に【日本語学科】があります。

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掲示板には、『将棋クラブ』の案内のほか、カラオケ屋〈どれみふぁ屋〉のチラシも(笑)

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突き当りの「242教室」をのぞいてみると

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それぞれの実力を見ながら、指導してくださっているラースローさん(奥に座っているボーダーシャツの人)が対戦相手にハンデをつけてくれます。

 この将棋クラブ』、参加は全くの自由

 ふらりと来て、将棋やりたいです。」と言えばそれでOK.

 もちろん駒の基本的な動かし方などは覚えて行かないと、対戦相手の方に迷惑をかけてしまうので、そのへんは常識の範囲内で“初心者歓迎”という感じです。

★日時:毎週木曜日 4:00〜7:30pmごろまで(この時間帯で出入り自由。長期休暇中などは休み)

★場所:ELTE大学教養学部キャンパス B棟 日本語学科の242教室https://goo.gl/maps/EhZKbApD3iH2




 続いて百人一首

 こちらは、国際交流基金でこの4月から始まった日本文化コースのひとつである

百人一首カルタ 全3回コースをご紹介。

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 先月の22日に第1回目が行われたこちらのコース

すでに定員20名が埋まってしまっているので、これからの参加はできないのですが、

その第1回目の時のようすをちょっとご紹介しましょう。

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誰でも自由に日本語の本や雑誌を楽しむことができる国際交流基金の図書館

 

その日、机が端に寄せられ、赤いじゅうたんが敷かれると、なんだか妙に「和」な雰囲気に。

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 お手伝いに来てくださった仏門大学(ブダペスト法門仏教大学)百人一首カルタ同好会」の皆さんが紹介され、

 まずは、百人一首カルタ同好会」メンバーによるデモンストレーション

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 続いて 「それでは早速、皆さんでやってみましょう。」


 と思ったら、約半数の人が百人一首カルタをするのは初めて」

 中には、「日本語の文字を読むのも、ちょっと(怪しい)・・・」という人も。

 

 それでも初心者・経験者をうまく組み合わせて、なんとか “それらしい”格好でスタート。

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 非常に和やかな雰囲気。

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 最後の礼の大切さもしっかり指導していただき・・・

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 あっという間に1時間半が過ぎてしまいました。


 中には百人一首カルタ」コースだということがきちんと把握できておらず、

NARUTOナルト)』か何かのアニメ・カルタを持ってきて「え?こういうのやるんじゃないの・・?」と途方に暮れている雰囲気の参加者もいたとかいなかったとか(笑)


 全3回のこのコース

 日本語もおぼつかない人がいたにも関わらず

「じゃ、次回(1ヶ月後)までに、百人一首の歌をできるだけ覚えてきてくださいね。」

とサラッと言ってしまう担当のS先生。

 そして、なんとなく、

 もしかしたらものすごい勢いで、ほとんどの歌を覚えてきちゃう人もいるのではなかろうか? と思えたりもして。


 自分たちよりも年上の人たちとのビシバシとした本気のカルタ(百人一首を期待してこのコースにやって来た日本人学校の子どもたちにはちょっと物足りなさが残った第1回目だったように見えましたが、

 でも、第2回目が開催される5月27日までは、まだ日数があります。

 第1回目は元気のいい日本人小学生に押され気味だったハンガリーの大学生さんたちが、次回はどんな勢いで登場するのか、密かに楽しみにしている私です。


【おまけ】

 随想《百人一首カルタ大会》ドナウ四季ハンガリー在留邦人の季刊誌)より〜

 この随想の筆者であり「ハンガリー百人一首カルタ同好会」の創設者でもあるカール・オルショヤ(Károly Orsolya)さんは、ただいま同志社大学に留学中。日本国内のいろいろな地域で(もちろん近江神宮も含めて)の百人一首の大会に出場したり、テレビ取材を受けたりしながら、現在も日本で百人一首の腕を磨いています。




※ところで・・・

最初のいろいろな国の日本語学習者数の話題の時、

実は、ハンガリーに来る前に住んでいたエジプトをスルーしてしまいました。

というのも、この国の日本語学習者数・・・驚きの少なさで。

なんと898人

人口9,000万人のエジプトで。

いや、その少なさにびっくりというより、

「この少なさであの存在感っていったいなに??」

と、そっちに驚いてしまったんですが。

いやいや、ここ数年の恒例行事となっている、あの大コスプレ・イベント(こんなのこんなの)の参加者のほとんどは、つまり日本語学習者とはほぼ無関係・・・ということなんでしょうかね。

やっぱりエジプト、なんだか不思議な国。


 

 

2016-05-03

いよいよ今日から・・・「くまモン」と一緒にがんばるモン!?

 

 ハンガリー生活2年5ヶ月。

 みどりがここ、ブダペスト剣道を始めてからほぼ2年。

 長い長い基礎練習(素振り、足運び、基本打ち等)の時期から、一歩先へ進む時がやってきました。


 いよいよ、今日から!

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 防具一式は、春休みに一時帰国した時に日本で買ってきました。

 時間等の問題もあり、インターネットでお店を探して。

 この先、剣道が続けられる環境にずっといられるかどうかもわからない我が家ですが、でも、

 そういうことを言っていたら何にも始められないし、

 やっぱり、ここまで頑張ってきた気持ちとその気持ちを少しでもこの先に続けていくことがずっと大事、ということで、思い切ってフルセット購入


 そして、今回ご縁があって、これらを購入したお店が熊本のお店(『剣道防具コム』)だったので、小学生向け14点セットに含まれていた「手ぬぐい」は、なんとくまモン


4月が過ぎたらそろそろ防具をつけての練習、と聞いていたので、

まずは買ってきた防具の内容総チェック。

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 私もこんなに新品のピッカピカ防具たちを見るのは初めて。


 あら、面垂(肩にかかるような部分)って、最初はこんなにまっすぐなのね・・・

 垂れがしつけ糸でしっかり縫われてる〜・・・

 と、新鮮な驚きいっぱい(笑)



 みどりさん、早速面紐(めんひも)付けから挑戦。

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 ネットでもでいろいろ「紐の付け方紹介動画」などがありましたが、とりあえず実物を見ながら、ということで、ながーーーーーい間眠っていた私の防具を引っ張りだしてみたら、


 ぎゃぁ。

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 面金(めんがね)にサビが・・・・・(泣)

 

 お次は胴紐(どうひも)

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それにしても胴が大きい(幅が広い)

これも多少調整が必要な感じ。

 

 ついでにちょっと面の付け方もやってみました。

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 そうそう。

この手ぬぐいがパパっと付けられるようになるまで結構時間がかかった記憶が・・・。

(ちなみに、「これ(くまモン)、可愛いけどひとりだけこういうのつけるの恥ずかしい・・・」と、小6女子は私のお古で色が落ちまくっている渋い手ぬぐいをご所望(笑))


 さて、本日、学校から帰宅後、ささっと軽く晩ごはんを食べていつもの練習場に向かう予定のみどり。

 今朝はしっかり防具の点検をし、先週の練習時に受け取った垂れネーム(今は「名札」っていうんですか?)を垂れに付けてから登校。

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あとは出番を待つばかりの防具。

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 さぁて、いよいよ第2ステージの始まり。

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 今回の熊本地震で、これまでになく目にする機会が増えた気がするくまモン

今、こうして我が家にやってきて、これからの私たちを応援してくれているような気がします。

 私たちも、日々つつがなく過ごすことができ、目の前の新しい目標に向かってがんばっていける環境にいることに感謝しつつ、

 今回被災された方々の毎日が少しずつでも安心して暮らせる日々へと進んでいけますように心から祈り、応援していきたいと思います。

 

(関連ブログ

ハンガリーで剣道 〜初めての袴と、10 ン年ぶりの袴〜




【おまけ】・・・不思議な手ぬぐいコレクション・・・

 ものっっっすごーーーく久しぶりに、自分の防具の中を覗いてみたら、

面をつけるときに頭に巻く「手ぬぐい」が出てきまして。

 そのラインナップが不思議すぎて、めまい。

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 初めて剣道を始めた高校時代の手ぬぐい。

 この色褪せ具合がすごい。

 そして、なぜか大学の時のが一枚もない。

 

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 青年海外協力隊の名前が入っている手ぬぐい・・・

 いつもらったっけ?? 

 帰国してから何かの集いに参加した時?


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 これまたどういう経緯でこれをGETしたのか・・・

 全く覚えていない。 

 でも、インドネシアに住んでいた時のはず。

 バンドンのITB(バンドン工科大学)のロゴあり。


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 夫の実家がある埼玉県坂戸市マスコットキャラクター『さかっち』の手ぬぐい。

 これもいつもらったのか記憶なし。(結婚してからであることは間違いないけど)


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 確かに、“半追っかけ”に近い動きをしていた時代の記憶もあるけど・・・。

 1992年。

 24年前。

  

 そして、もっとたくさんあったはずの真面目な手ぬぐいがほとんど見当たらず。

 まさか、これもエジプト脱出時の「世紀の断捨離」の結果か!?と、ふと思ったり。

(・・・いや、そうではないと思うけど)

 

2016-04-26

最後の1年の最初の1ヵ月

 久々の更新です。

ホント、新生活(新年度)のスタートの時期ってのはあっという間に過ぎてしまいますね。

春休みは3週間ほど一時帰国していました。

日本到着日と日本出発日をカウントせずに21日間

まぁ、そこそこの日数があるような気がしますが、いやいやいやいや・・・・

ほんっとあっという間で、今回はモスバーガーも行きそびれました。

びっくりドンキーは行きましたが。

f:id:hiragam:20160323095405j:image:w3602016年3月23日撮影

f:id:hiragam:20150401183817j:image:w3602015年4月1日撮影(去年もやっぱり行ってる・・・)


そして映画も見ました。

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これはまた次の機会に。


4月7日(木)にブダペストに戻ってきて、

翌日は、なんと、もしかしたら人生初? というくらい、思いっきり「時差ボケ」というものらしき体調不良になりました。

が、幸いその翌日には復活。

あれが「時差ボケ」だったかのか、未だに確証が持てず。


そして、

4月10日(日)。

今年は日曜日にブダペスト日本人学校新年度がスタートしました。

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 6年生になったみどりのクラスには女の子が2人入ってきて、男女6人ずつの12に。

 そして、自由人で個性派揃いの草太のクラス(4年生)には、男女ひとりずつが仲間入り。

ってことは、4年生も男女6人ずつの12人になったんだね・・・と思ったら、

春休み中に急にHちゃんの転校が決まってしまったそうで−1人。 11でのスタート。

 多すぎず、少なすぎずのちょうどいい人数


 日本から新しい先生3がいらして、教職員は警備のフェレンツさんも含めて18となり、

 小学1年生から中学3年までの児童生徒が81

 合計99人でスタートした2016年度でしたが、

 その後、少し経ってから転入生がひとり。

 教職員・児童生徒合わせて100人というなんともきりの良い数字で、

開校12年目、ちょうど干支で一回り、という区切りの年を迎えているブダペスト日本人学校です。

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 学校の敷地にすっくと立っている八重桜、今年も綺麗に咲きました。

 

 毎年、入学式が終わったあともしばらく見事な花を付けてくれているので、

新年度が始まってすぐの頃はこの桜の木の近くでお弁当を食べたりすることもあるとか。


 海外に住んでいるのに、この時期に桜を楽しむことができるなんて・・・

 これってものすごく貴重なことのはずなのに、この国にほんの数年住んでいる間に、なんとなく「当たり前の風景」に思えてきている自分にふと気づいたり。

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 あちらこちらに八重桜が咲き、まるで日本のような「桜吹雪」「桜の絨毯」を眺めることができるブダペスト

 でも来年、この桜たちが咲く頃には、私たちはもうここにはいないのね〜・・・

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 と、 どうしても考えてしまうのが最後の1年。

 

 実は、新学期が始まった途端、帰国へのカウントダウンが始まったような気分になっているんですが、

まぁ、でもまだ300日以上は、たっぷり(?)あるし。

 

 300日以上あるじゃん、と思っても、それでも毎日毎日確実に減っていくブダペスト生活の日々」を、大切に過ごしていきたいな、と思わずにはいられない2016年の春なのでした。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 今年はこの時期、この花が妙に目につきます。

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 たぶん、毎年ほぼ同じ時期に同じ花が咲いているはずなのに、

その年によって目につく花、綺麗だなあ・・とつい写真に撮ってしまう花がけっこう違う、というのが面白いですよね。

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 長くこちらに住んでいる人は、いつもの年より開花が2〜3週間早いとか2ヵ月早いとか言っているライラック



 それにしても、こんなにも存在感のある美しさで、あっちもこっちも花盛り・・・という印象なのに、

去年も一昨年もほとんどこの花の記憶が無く、写真にも残っていないのがなんとも不思議。

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 姿を現す時期がずれたせい?

 

 単に自分の感じ方の違い?



「最後の1年だから」と思うと、

今まで見えなかったものが見えてきたり、今まで普通だと思っていたものが妙にキレイに見えてきたり・・・そんなことがこれからも色いろあるのかな、と

まだもう少し私たちの目を楽しませてくれそうなライラックを見ながら思ったりしています。

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2016-03-13

卒業式の拍手

 ブダペスト日本人学校卒業式が終わってから一週間が過ぎました。

 先週の日曜日、3月8日に行われた卒業式が、直前の3月1日(火)からいきなり爆発的に広がったインフルエンザのために、在校生70人のうち40人が欠席、そして卒業生も1人欠席という明らかに想定外の状況の中で行われたことは前回書きましたが、この卒業式の中で、ひとつ気になることがあり・・・


 今でもやっぱり気になるので、書き残すことにしました。



 小規模校で卒業生の人数も少ないと、自然と一人一人にしっかりスポットライトが当たった卒業式となります。

 一人一人が前に出て、校長先生から直接受け取る卒業証書。

 校長先生は、目の前にいる子に「前期の児童会長お疲れさまでした」などと声をかけながら手渡します。


 卒業証書を受け取ったあとは、卒業生の「作文」発表

 一人ずつ順番に前に出て、この日のために書いた作文を読みあげます。

 この学校での思い出や、ハンガリーで過ごした日々から学んだことをまとめた子、仲間や先生、両親への感謝の言葉を綴る子、小学校生活の中で成長した自分についてを語る子・・・

 どれもちょっと似通っていて、でもちょっとずつ違う内容の卒業生たちの言葉。

 共通していたのは、みんな見事にしっかりと堂々とした態度で作文を読んでいた、という点。

 おどおどしている子も、声が小さくて聞き取りにくい子も、一人もおらず。


 小規模校での生活を経験すると、「人前で話す」回数が絶対的に増えることになりますが、

これって、かなり大きなことだと思いました。


 さて、その作文発表の時。

 

 トップバッターは後期の児童会長だったIくん。もともと人前で話すことが得意だったわけではないそうですが、それでも半年間「みんなのリーダー」という形で過ごした経験は大きかったのか、とっても落ち着いた態度で作文を読み上げました。

 そして最後に自分の名前をビシッと言って締めくくり。

 思わず「立派!」と拍手・・・・・

 ん?

 あれ?

 ここは拍手する場面じゃない?

 

 そう思っているうちに、Iくんは一礼し、決められた動線に沿って歩いて自分の席につきました。

 広い体育館に流れる静かで厳かな時間。


 そうか・・・

 

 ここって、静かに彼ら一人一人の言葉を心に刻みつけるところなわけね。

 

 2番めはSちゃん。

 名前を呼ばれ、「はい。」と元気よく返事をしたその声が、ちょっとかすれます。

 Sちゃんも風邪を引いているのかもしれません。

 前に進み出て作文を読み始めても、喉に違和感があるだろう声のままでとても苦しそう。

 時には咳き込みながら、なんとかしっかりと読み上げようと頑張るのですが・・・。

 声の調子は戻らないまま。


 この辺りから、さっきのIくんの時の静けさに違和感を感じてしまった私の頭の中は

「こんなに頑張っているSちゃんの発表が終わった時に、さっきみたいにしーーーんとしてしまうのって、なんかすごく気まずくない?」 

 そんな思いがぐるぐる。


 最後まで声の調子が戻らないまま作文を読み終え、今にも咳き込みそうな感じで名前を言って一礼したところで


 よく頑張った!

 もう、ここは拍手でしょ。

 

と、

 思い切ってやってしまいました。

 パチパチパチ・・・

 

すると、誰かが続いて パチパチパチ・・・


それに誰かの拍手も重なり・・・。



あぁ、よかった。


私の拍手、さっきみたいな沈黙に飲み込まれずに済んだー・・・。

(正直、かなりホッとしました)




 そして、思いました。


 卒業生が、6年間の思いやこれからの自分に向かっての言葉を大勢の前で堂々と発表して、

 そして、最後に自分の名前を言い、締めくくる。


 ここで、しーーーーんとしているのは、やっぱり変



 Sちゃんが喉の不調を押して頑張って発表したから・・・とかじゃなくて、

 

 こういう門出の、一人一人の決意表明にも似たものを聞いた時に自然と沸き起こる気持ち

「お疲れさま。今までよくがんばったね。これからもしっかりね!」

 それを相手に伝えるためには、やっぱり拍手。

 

 


そう、勝手に確信してしまった私は、次のKくんの時は、もう迷わず拍手。


 この時も、どこかから二人、三人・・と拍手が続きました。


 その後は、発表⇒名前⇒礼⇒拍手。


 最後のAちゃんの素直で温かい言葉に思わず涙・・・という保護者もいたようだったので、やっぱり拍手で締めくくることができてよかった〜、と、その頃には最初の頃の迷いもほぼ無くなっていたのですが


でも、なんだか気になって、帰宅後、みどり(小5)に聞いてみました。


「6年生の作文の発表の時って、拍手はしないってことになってたの?」



「そうだよ。」

という答えがあっさりと返ってきて、軽い衝撃。


「え? なんで? あーゆー場面って普通、拍手とかしない?」と聞くと


「さあぁ??」

・・・・だって、そう言われてるんだもん。と、ちょっと困ったような表情。


【卒業式】という大切な儀式の練習は、綿密に行われているはずです。

ここで起立、ここではこの人の方へ体を向ける、ここで一礼、ここで拍手・・・

何度も練習をして、リハーサルもして。



「でもさ、今日の式の途中では、拍手が起こったでしょ?」

それって違和感なかった?

みどりはそれにつられて拍手しちゃった?

と、続けて聞こうと思ったら、


「え?そうだったの?」と、私の顔を見つめるみどり。

あぁ、そうだった。

うちの子たちは欠席してたんだった、今日の卒業式。




 実はこの日の卒業式、別の場面でも「拍手」にまつわる出来事があったそうです。

 式の一番中心となる「卒業証書授与」の場面。

 出席番号1番のIくんが校長先生から証書を受け取った瞬間、来賓席にいらした小菅大使が、思わず拍手をされそうになったそうです。が、瞬間、周りはその雰囲気ではない、と思われたのかその手を止め、元の位置に。

・・・と、そのようすを察したのか、すぐそばに座っていた一人の保護者が大きく拍手をしたそうです。

 その保護者に続くように、大使も今度はしっかり拍手。

 そして、周りの他の人たちも・・・。

 私はこの場面のことには気づきませんでした。

 この「拍手のきっかけ」となったことには気づかぬまま、普通に卒業証書を受け取った子どもたちに拍手を送っていたのでしょう。ここで「拍手がない」という違和感は全く感じなかったので。

 

 卒業式での拍手。

 神聖な儀式としての卒業証書授与式の中では、あまり歓迎されるものではないのでしょうか?

 6年間の小学校生活を締めくくるこの場面で、

 「よく頑張りましたね」と証書を受け取り、

これまでの自分を振り返り、これからの自分自身へエールを贈る言葉を堂々と述べた時、

 そこに「拍手」は不要・・??


 もしそうだとしたら、なんだかすごい違和感。





 おめでとう!

 がんばったね!

 これからも応援するよ・・・


  晴れの門出に立つ子どもたちに、そんな色々な思いを大きな拍手で伝え、

  これから巣立つ彼らを、みんなの温かい拍手で包んであげる・・・



  拍手であふれる卒業式のほうが、好きだなぁ・・・


  厳かで静まり返った卒業式よりも。  


 

 皆さんの周りで行われている卒業式はいかがですか?