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2014-07-28 (Mon)

シンボリックリンク絡みでtail -Fが追従しないケース

tail -Fしているfluent-agent-liteでハマったのでメモ。

存在しないファイルをtail -Fした後、その名前のシンボリックリンクを作った場合

$ rm -fr ~/oreno-tmp && cd ~/oreno-tmp

$ tail -F tailme &
tail: cannot open `tailme' for reading: No such file or directory

$ ln -s real-file tailme
tail: cannot watch `tailme': No such file or directory

$ date >  real-file
$ date >> real-file
$ date >> real-file
  # tail -Fから流れてこない

ちなみに、存在するファイルを指すシンボリックをtail -Fしてる場合、途中で指す実ファイルが存在しなくなっても、実ファイルができ次第、追従してくれます。

$ rm -fr ~/oreno-tmp && cd ~/oreno-tmp

$ touch real-file.yesterday
$ ln -s real-file.yesterday tailme
$ tail -F tailme &
tail: inotify cannot be used, reverting to polling

$ date >> real-file.yesterday
Mon Jul 28 21:20:59 JST 2014

$ ln -sf real-file.today tailme
tail: `tailme' has become inaccessible: No such file or directory

$ date >> real-file.today
tail: `tailme' has appeared;  following end of new file
Mon Jul 28 21:21:39 JST 2014

$ date >> real-file.today
Mon Jul 28 21:21:48 JST 2014

つまり、既に存在する日付入りファイル名の実ファイルを指すシンボリックリンクがある場合は、00:00に今日の日付の名前を持つ実ファイルにシンボリックリンクを切り替えたときに、今日の日付の名前の実ファイルはあってもなくてもよい。

が、ド新規で追加したログファイルとかで、実ファイルもシンボリックリンクもない場合はハマる。


実ファイルがシンボリックリンクに変わった場合

$ rm -fr ~/oreno-tmp && cd ~/oreno-tmp

$ date > tailme
$ tail -F tailme &
Mon Jul 28 21:07:06 JST 2014

$ date >> tailme
Mon Jul 28 21:07:54 JST 2014

$ ln -sf real-file tailme
tail: `tailme' has become inaccessible: No such file or directory
tail: cannot watch `tailme': No such file or directory
$ date >> real-file
$ date >> real-file
$ date >> real-file
  # tail -Fから流れてこない

2014-07-17 (Thu)

daemontoolsなserviceをハンドリングするための Chef::Provider::Service::Daemontools を書いてみました

Chefでdaemontools配下のサービスをハンドリングするときは、コミュニティクックブックの daemontools を使ってる人が多いと思います。

こんな感じで。

daemontools_service "tinydns-internal" do
  directory "/etc/djbdns/tinydns-internal"
  template false
  action [:enable,:start]
end

notification も送れます。

template '...' do
  ...
  notifies :restart, 'daemontools_service[tinydns-internal]'
end

自分もこれを使おうと思ったのですが、いくつか不満点がありました

  • serviceとdaemontools_serviceの両対応のレシピを書く場合、
    • service と daemontools_service とでほぼ同じ記述をしないといけない
    • notifies を送る側でも service か daemontools_service か意識しないといけない
  • action :stop で svc -p (SIGSTOP) している
    • なんで svc -d (SIGTERM) じゃないんでしょうか。。。
  • サービスのハンドリングだけしたいので、daemontools のインストールとかは別に要らない
    • 依存で ucspi-tcp もインストールされるが使ってないので要らない
    • RedHat系だと "daemontools" という名前のパッケージを入れようとするが、(内部のyum reposにある)"daemontools-toaster" を入れたい
      • attribute によるパッケージ名の変更はできない
  • run ファイルの生成機能は別に要らない(あっても使わなければいいだけだけど)

ので、service リソース (http://docs.opscode.com/resource_service.html) の provider として指定可能な Chef::Provider::Service::Daemontools を書いてみました。

gem install chef-provider-service-daemontools でインストールして、こんな感じで使えます。

require 'chef/provider/service/daemontools'

template '...' do
  ...
  notifies :restart, 'service[oreno-daemon]'
end

service 'oreno-daemon' do
  provider Chef::Provider::Service::Daemontools
  service_dir '/service'
  directory '/usr/oreno/daemon/oreno-daemon'
  supports :restart => true, :reload => true
  action [:enable, :start]
end
  • provider: 「provider Chef::Provider::Service::Daemontools」は必須です
  • service_dir: svscanが監視しているディレクトリです。この下にsymlinkが作られます。デフォルトは /service です
  • directory: symlinkが指すrunファイル等があるディレクトリです。デフォルトは /usr/oreno/daemon/#{service_name} です

notifies でも既存の service と同じように 「service[oreno-daemon]」 と指定できるのがミソです。

Special thanks!

daemontools.rb を書くにあたり、ルビーカの低い自分を @ さんと @ さんに助けていただきました! あざっっっっっっっっっっっっっす!!!

2014-07-14 (Mon)

github:eで管理しているChefのクックブックを、Berkshelf APIサーバーを立てていい感じに依存解決する方法

ちょっと前にリリースされた Berkshelf 3から、Berkshelf APIというインデックスサーバーからクックブックの情報を得るようになりました。

Berkshelf APIを使うと、外部に公開していないクックブックをBerksfileで指定する際の記述が簡潔になります。

まだ日が浅いせいか、Berkshelf API + github:e の情報が少ないので、備忘録も兼ねて残しておきます。

環境は以下のとおりです。

  • berkshelf (3.1.3)
  • berkshelf-api (2.0.0)

Berkshelf APIが必要な理由

Berksfile で cookbook キーワードに git: を添えることで、github:e からクックブックを持ってくることができます。

source 'https://api.berkshelf.com'

cookbook 'oreno-apache', git: 'git@github.oreno:cookbooks/oreno-apache.git'

さて、クックブック oreno-apache が oreno-iptables に依存している(oreno-apache/metadata.rbで depends 'oreno-iptables' している)とします。

この状態で berks を実行すると、oreno-iptables が見つけられなくてエラーになります。

$ berks vendor ./cookbooks
Resolving cookbook dependencies...
Fetching 'oreno-apache' from git@github.oreno:cookbooks/oreno-apache.git (at master)
Fetching cookbook index from https://api.berkshelf.com...
Unable to satisfy constraints on package oreno-iptables, which does not exist, due to solution constraint (oreno-apache = 0.1.0). Solution constraints that may result in a constraint on oreno-iptables: [(oreno-apache = 0.1.0) -> (oreno-iptables >= 0.0.0)]
Missing artifacts: oreno-iptables
Demand that cannot be met: (oreno-apache = 0.1.0)
Unable to find a solution for demands: oreno-apache (0.1.0)

原因は、内部の github:e にしかない oreno-iptables の情報をBerkshelf API (https://api.berkshelf.com) から得たインデックス情報から探そうとして、当然そこには情報がないためです。

なので、以下のようにBerksfileに oreno-iptables の情報を書けば、うまくいきます。

source 'https://api.berkshelf.com'

cookbook 'oreno-apache', git: 'git@github.oreno:cookbooks/oreno-apache.git'
cookbook 'oreno-iptables, git: 'git@github.oreno:cookbooks/oreno-iptables.git'

しかしこれでは使いたいクックブックが依存しているクックブックまでいちいち意識してトップレベルのBerksfileに書かないといけません。ひとつやふたつならまだいいですが、増えてくると面倒このうえないでしょう。

そこで内部のクックブックの情報を返すBerkshelf APIを立てることで、このようなBerksfileを書けばよいようになります。

source 'http://berks-api.oreno:26200'
source 'https://api.berkshelf.com'

cookbook 'oreno-apache'

簡潔ですよね?

最初のsourceを参照してクックブックが見つからなかった場合は、次のsourceを参照するので、これで内部クックブックとコミュニティクックブックの両方の情報を取得できるようになるわけです。

github:e の構成

Berkshelf APIサーバーから参照する場合、github:e 上のクックブックの管理は以下のような構成になっている必要があります。

  • organizationの下にクックブックのレポジトリを置く
    • ユーザーの下ではダメです (少なくとも berkshelf-api 2.0の実装では)
    • クックブック以外のレポジトリがあっても無視されますが、クックブック専用のorganizationを用意した方がいいでしょう
  • metadata.rbのversionをgit tagする
    • 「version '1.2.3'」なら「v1.2.3」というタグをつける必要があります
    • タグがついていないとクックブックと認識されなくてハマります

metadata.rb の書き方

Berkshelf APIサーバーは、github:e から当該クックブックの metadata.rb の「内容」を得て、それをもって instance_eval で評価します。

したがって、metadata.rb に外部ファイルを参照するようなコードを書いていると、例外が発生してスキップされクックブックとみなされなくなってしまいます。

例えば knife cookbook create で作ったクックブックの metadata.rb には、

long_description IO.read(File.join(File.dirname(__FILE__), 'README.md'))

と書かれているので修正する必要がります。(berks cookbookで作ったものは大丈夫です)

自分は ../recipes/*.rb を開いて「include_recipe」しているクックブックを全部 depends するRubyコードを書いていたのでハマりました。

Berkshelf APIサーバーを上げる

berkshelf-api のインストール方法は https://github.com/berkshelf/berkshelf-api を参照してください。

github:e にあるクックブックの情報を返すために、次のような設定ファイルを作って、

{
  "endpoints": [
    {
      "type": "github",
      "options": {
        "organization": "cookbooks",
        "access_token": "YOUR_ACCESS_TOKEN",
        "api_endpoint": "https://github.oreno/api/v3",
        "web_endpoint": "https://github.oreno",
        "ssl_verify": true
      }
    }
  ]
}

起動します。

berks-api -c /path/to/config.json

うまくいけば、26200番ポートの /universe にアクセスすればクックブックの情報が返ってきます。

$ curl http://127.0.0.1:26200/universe | jq .
{
  "oreno-apache": {
    "0.1.2": {
      "location_path": "https://github.oreno/cookbooks/oreno-apache",
      "location_type": "github",
      "dependencies": {
        "oreno-iptables": ">= 0.0.0"
      },
...

berks-api はかなり短い周期で github:e にアクセスしているようで、push された情報はほぼすぐに反映されるようです。

berks の設定をする

これで適切な URL からクックブックをダウンロードできる情報は揃ったのですが、github:e から実際にダウンロードするには berks の設定が必要です。

~/.berkshelf/config.json に次のように書きます。

{
  "github": [
    {
      "access_token": "YOUR_ACCESS_TOKEN",
      "api_endpoint": "https://github.oreno/api/v3",
      "web_endpoint": "https://github.oreno",
      "ssl_verify": true
    }
  ]
}

これで berks vendor で自家製とコミュニティの両方のクックブックが取得できるようになったはずです!

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