2012年6月2日(Sat) 曇り
■[life]今日読んだ本 
- 作者: 押井守
- 出版社/メーカー: 角川春樹事務所
- 発売日: 2012/06
- メディア: 単行本
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久しぶりに読書日記。押井守の最新書き下ろし小説。小説というより相変わらずの薀蓄話ばかりが詰め込まれてる。しかしその薀蓄が面白いから困る。
ゾンビの溢れた世界で孤独にサバイバルする男の話なんてのは、映画でも漫画でもSF小説でもわりとありふれてるわけだけど、銃器とそのメンテナンスの話に3分の1くらいが割かれてるというのはさすが押井守。残りはメシと人間の身体性と死生観の話。このあたりもやはり押井節。残念ながら今回は犬は出てこなかった。孤独に慣れた主人公の、せめて傍らに犬がいればとのモノローグがあるが、その直後に猫でもいい、と打ち消してるあたり、心境の変化でもあったのか知らん。
引用ばかりであまり読みやすい小説ではないし、物語としての構成もエンタメと言うには平板なのだけど、1時間強で熱中して読み終えてしまった本というのも久しぶり。やはりこのおっさんの考えていることは面白い。
2012年6月1日(Fri) 曇り時々雨
■[life]人生初オペ 
勤め先を休んで代々木のJR東京総合病院に行って来た。首筋のホクロ(腫瘍)の切除と足の巻き爪の手術。さほど時間のかからない、当日すぐ帰れる手術だとは聞いていたけど、実際には執刀までの待ち時間などもあり朝から昼過ぎまでかかってしまった。
手術台に寝かされて、あの丸い鏡が何枚もついてる照明を浴びせられての本格的な処置。これまで大きなケガや手術の必要な病気ってしたことがなかったのでこれが初体験。これから死ぬまでには何度かお世話になるんだろうな。
まずはメスの入る足指と首筋に部分麻酔の注射。これは歯の治療などでも何度か経験してるけど、強力な顎を持つアリにでも噛まれたみたいな痛みが走る。普通の注射は上手い人がやってくれればあまり痛くないけど、なんで麻酔注射ってこう独特なんだろうね。
あとは患部だけがのぞき込めるように穴の開いたシートみたいなのを被せられて、3人がかりで色々やられた様子。部分麻酔がかかっていると切られようが押されようがまったく感覚が無いのがかえって怖い。メスが入る前に執刀医の先生が麻酔箇所になにかして「これは痛い?」みたいなことを言うのだけどまったくわからない。あれは何をしていたんだろう……?
そんなこんなでまずは首の腫瘍を切除。組織が取り除かれた瞬間はさすがに感触があった。そのあとの皮膚を縫い合わせている時は何も感じなかったけど。足の方はもっと大掛かりで、巻いて肉に食い込んでしまっている爪の端を割って取り除き、爪の生えてくる箇所の組織を薬で焼くという、正気だったら拷問モノの処置。これも指の周囲にぐいぐいやってる感覚は伝わるのだけど、麻酔がかかってる患部そのものは全くの感覚なし。手術自体はなんの苦痛もなかったけど、むしろ麻酔が怖くなったわ……。
あとは患部に包帯巻かれてすぐに終わり。一週間後には抜糸するとかで、たしかに大したことはない手術だった。切除した腫瘍は病理検査に回してくれるそう。これで本当に悪性だったら怖いけど、そうなる可能性はあるかもしれない普通の腫瘍ってことになりそう。というかそうであってくれ。


