2012-02-08(Wed)
■[topic][香港映画] 第31回香港電影金像奨ノミネート発表
最佳電影
1. 桃姐
2. 奪命金
3. 龍門飛甲
4. 竊聽風雲 2
5. 讓子彈飛
最佳導演
1. 許鞍華(アン・ホイ)《桃姐》
2. 杜[王其]峰(ジョニー・トー)《奪命金》
3. 徐克(ツイ・ハーク)《龍門飛甲》
4. 麥兆輝(アラン・マック)、莊文強(フェリックス・チョン)《竊聽風雲 2》
最佳編劇
1. 陳淑賢《桃姐》
2. 韋家輝、游乃海、陳偉斌、歐文傑《單身男女》
4. 麥兆輝、莊文強《竊聽風雲 2》
5. 朱蘇進、述平、姜文、郭俊文、危笑、李不空《讓子彈飛》
最佳男主角
2. 劉青雲(ラウ・チンワン)《奪命金》
3. 劉青雲(ラウ・チンワン)《竊聽風雲 2》
4. 姜文(チアン・ウェン)《讓子彈飛》
5. 葛優(グウ・ヨウ)《讓子彈飛》
最佳女主角
3. 葉徳嫻(デニー・イップ)《桃姐》
4. 高圓圓(ガオ・ユエンユエン)《單身男女》
最佳男配角
1. 王羽(ジミー・ウォン)《武侠》
2. 秦沛(チョン・プイ)《桃姐》
4. 盧海鵬(ロー・ホイパン《奪命金》
5. 曾江(ケネス・ツァン)《竊聽風雲 2》
最佳女配角
1. 惠英紅(クララ・ウェイ)《武侠》
2. 秦海璐(チン・ハイルー)《桃姐》
3. 蘇杏璇(ソウ・ハンシュン)《奪命金》
4. 桂綸鎂(グイ・ルンメイ)《龍門飛甲》
5. 劉嘉玲(讓子彈飛)
最佳新演員
1. 蕭敬騰(ジャム・シャオ)《殺手歐陽盆栽》
2. 連詩雅(シガ・リン)《喜愛夜蒲》
3. 鄭爽《畫壁》
5. 盛鑑《龍門飛甲》
最佳攝影
1. 包軒鳴、黎耀輝《武侠》
2. 余力為《桃姐》
3. 蔡崇輝《龍門飛甲》
4. 潘耀明《竊聽風雲 2》
5. 趙非《讓子彈飛》
最佳剪接
1. 許宏宇《武侠》
2. David Richardson《奪命金》
3. 邱志偉《龍門飛甲》
4. 彭正熙《竊聽風雲 2》
5. 姜文、曹偉傑《讓子彈飛》
最佳美術指導
1. 奚仲文、孫立《武侠》
2. 奚仲文、劉敏雄《新少林寺》
3. 奚仲文、劉敏雄《龍門飛甲》
4. 李仁港《鴻門宴》
5. 黃家能、于慶華、高亦光《讓子彈飛》
最佳服裝造型設計
1. 呉里璐《武侠》
2. 呉寶玲《畫壁》
3. 纚宣吾《龍門飛甲》
4. 莫均傑、黄明霞《鴻門宴》
5. 張叔平《讓子彈飛》
最佳動作設計
1. 程小東《白蛇傳説》
2. 甄子丹《武侠》
3. 元奎、元徳、李忠志《新少林寺》
4. 元彬、藍海瀚、孫建魁《龍門飛甲》
5. 薛春煒、李忠志《讓子彈飛》
最佳原創電影音樂
1. 陳光榮《不再讓你孤單》
2. 陳光榮、金培達、 Chatchai Pongprapaphan《武侠》
3. 胡偉立、黎翰江、顧鑫《龍門飛甲》
4. 黎允文《鴻門宴》
5. 陳光榮《竊聽風雲 2》
最佳原創電影歌曲
1. 錯過了地址(不再讓你孤單)作曲・填詞・主唱:王菀之
2. 兩心花(出軌的女人)作曲:恭碩良 填詞:潘源良 主唱:林憶蓮
3. 迷走江湖(武侠) 作曲・填詞・主唱:竇唯
4. 悟(新少林寺)作曲:趙欽 填詞・主唱:劉絀華
5. 水漫金山(奪命金)作曲・主唱:岳薇 填詞:林夕
最佳音響效果
1. Nopawat Likitwong & Traithep Wongpaiboon《武侠》
2. 金石源《龍門飛甲》
3. 鄭穎園、林紹儒《鴻門宴》
4. 曾景祥《竊聽風雲 2》
5. 温波、王鋼《讓子彈飛》
最佳視覺效果
1. Ryu Hee Jung、黄宏顯、羅偉豪《白蛇傳説》
2. 翁國賢、姜鍾翊《武侠》
3. Christopher Bremble《畫壁》
4. Wook Kim、Josh Cole、鍾智行《龍門飛甲》
5. 黄宏達、謝伊文《讓子彈飛》
新晉導演
1. 曾翠珊(ツァン・チョイサン)《大藍湖》
2. 潘源良(プン・ユンリョン)《出軌的女人》
3. 葉劍峰(ビル・イップ)《金不換》
最佳兩岸華語電影
1. 那些年、我們一起追的女孩
2. 金陵十三釵
3. 非誠勿擾 II
4. 星空
5. 賽絀克 ‧ 巴莱
2012-02-04(Sat)
■[見る][フランス映画][イギリス映画]《The Lady(昂山素姫)》
楊紫瓊(ミッシェル・ヨー)、デヴィッド・シューリス、Jonathan Raggett、Jonathan Woodhouse、Susan Wooldridge、Benedict Wong Luc Besson(リュック・ベッソン):監督
日本でも公開になるらしいので、詳しい物語は省略。母の面倒を見るためイギリスから帰国したアウンサンスーチーは祖国の惨状を目の当りにする。さらに亡き父の支持者たちからの懇願もあり、ミャンマーにとどまることを決め政治活動を開始するが、彼女の存在をうとましく思う軍事政権はさまざまな手段を使ってなんかと彼女を排除しようと考える。
この日は上映後、監督と楊紫瓊を交えてQ&Aがあった。
なによりも楊紫瓊の努力を称えたい。顔のつくりがもともと似ているのだが、写真や動画を見ながら、歩き方や仕草などさまざまな動作をまねし、さらにミャンマー語も学習して映画に臨んだという。彼女はこの企画の話を小耳に挟んだ時、「これは私がやるべき映画だと思った。制作は誰なのかと捜すと、あちらも私を捜していた」というから、相思相愛な人選。カンフースターとしてしか認識されていない彼女だが、この映画ではもちろんアクションは一切ない。自国と家族を愛して、静かに戦いを続ける一人の女性を丁寧に演じている。映画が進むにつれて彼女の顔がどんどんアウンサンスーチーその人に見えてくる。この日、会場にミャンマー出身の人がおり、楊紫瓊の英語なまりのミャンマー語は素晴らしいと褒めていた。
タイに作った自宅セットは、さまざまな資料を参考にして作った。「写真を見ながらメジャーではかった」と冗談まじりに監督は話していた。後になって分かるのだが、このセットは実際のアウンサンスチーの家と寸分違わなかったそうだ。唯一ちがっていたのはカーテンの色だったとか。また服装についても写真を元に作っていったそうだ。
ベッソンはこの映画の中国公開について質問され、「外国映画の公開は25本(もっと多かった気もするが?)と決まっているから、その中には入るのは難しいだろう」と政治的なことを理由にはしていないが、この映画から六四や劉暁波を連想するという声もあり、大陸での上映はやはり難しいのだろう。
2012.2.4@The Grand Cinema(優先場)
■□12年に見た映画一覧□■
2012-02-02(Thu)
■[見る][台湾映画]《新天生一對》
周渝民(ヴィック・チョウ)、陳嘉樺(Ella)、 丁莎莎、小小彬 、豬哥亮、徐若瑄(ヴィヴィアン・スー)、楊冪(ヤン・ミー)、陳楚生(チェン・チュウシェン) 朱延平:監督
(のちほど)
2012.2.2@The Grand Cinema
■□12年に見た映画一覧□■
2012-01-31(Tue)
■[topic][香港映画] 大陸における香港映画の興行成績
少し前の記事だが、2011年12月31日までの2011年中国大陸興行成績トップ50本に占める香港映画の一覧。
トップ50本のうち22本が香港映画(合作映画)だった(年をまたいだ上映は除く)。*かっこ内の数字は大陸の興行成績順位。
| 順位 | 順位 | タイトル | 興行収入 |
|---|---|---|---|
| 1 | (3) | 《龍門飛甲》 | 4億900万元 |
| 2 | (4) | 《新少林寺》 | 2億2000万元 |
| 3 | (6) | 《竊聽風雲2》 | 2億1800万元 |
| 4 | (7) | 《白蛇傳説》 | 2億1500万元 |
| 5 | (10) | 《畫壁》 | 1億8090万元 |
| 6 | (11) | 《武侠》 | 1億7230万元 |
| 7 | (12) | 《最強喜事》 | 1億7400万元 |
| 8 | (13) | 《關雲長》 | 1億5972万元 |
| 9 | (14) | 《鴻門宴》 | 1億5100万元 |
| 10 | (16) | 《倩女幽魂》 | 1億4100万元 |
| 11 | (18) | 《財神客桟》 | 1億600万元 |
| 12 | (19) | 《単身男女》 | 9700万元 |
| 13 | (20) | 《孤島驚魂》 | 8900万元 |
| 14 | (22) | 《東成西就2011》 | 8040万元 |
| 15 | (29) | 《辛亥革命》 | 6300万元 |
| 16 | (31) | 《神奇侶侠》 | 5100万元 |
| 17 | (35) | 《楊門女将》 | 4005万元 |
| 18 | (36) | 《傾城之涙》 | 3550万元 |
| 19 | (42) | 《我愛HK開心萬歳》 | 3060万元 |
| 20 | (48) | 《B+偵探》 | 2273万元 |
| 21 | (49) | 《不再譲你孤単》 | 2030万元 |
| 22 | (50) | 《開心魔法》 | 2012万元 |
ちなみに2011年、香港映画の香港における興行成績はid:hkcl:20120104に。大陸で1億超え、さらに香港でもトップ10に入っているのは《新少林寺》《竊聽風雲2》《最強喜事》《關雲長》の4本。
2012-01-29(Sun)
■[topic][香港映画] 甄子丹×趙文卓、初共演
甄子丹(ドニー・イェン)、景甜(ジン・チェン)、趙文卓(チウ・マンチェク/ウィン・チャオ)、張涵予(チャン・ハンユー)、楊坤(ヤン・クン)、元達吉らが出演するアクション大作《特殊身份》が北京でクランクインした。出演俳優のほか、監督の霍耀良(クラレンス・フォック)、撮影の鮑徳熹(ピーター・パウ)、カーアクションの羅禮賢(ブルース・ロウ)らも参加した。甄子丹と鮑徳熹はきらりと光る映画を観客に贈ると宣言した。趙文卓と甄子丹2人の実力派アクションスターは今回が初対決となる。
制作側は物語を秘密にしているが、《特殊身份》は現代が舞台のアクション大作で、カンフースターの大スター甄子丹はこの作品で主演を勤めるだけでなく、プロデュースとアクション監督も兼ねている。甄子丹は「プロデューサー(監制)ではなく、難しい(艱制)」だと笑った。それは、この新しい仕事はこれまでしたことがないからだと話した。
もう1人のカンフースター趙文卓はこれまでずっと甄子丹との共演を望んでおり、何回かチャンスがあったが実現できなかった。今回ようやくかなった。また彼は甄子丹のアクションデザインに対して信頼を置いている。ただひとつ気がかりなのは、現在怪我をしていること。現在はこの映画のアクションのため大胆な治療はできず、温存している状態。撮影終了後には完全に治療する予定だという。(略)2012.1.19「sina.com.cn」
甄子丹と趙文卓は期待大。大陸の俳優たちとどう絡むのか・・・、さらに監督・霍耀良が心配だが、そこは甄子丹アクション監督がカバーしてしまうのだろうか・・。
2012-01-28(Sat)
■[見る][香港映画]《受薪姑爺》
張英才、南紅、麥基、李香琴 盧雨岐:監督 1965年 モノクロ 粤語 無字幕 信誼
売れない作家・許君傑(張英才)は、部屋代が払えなくなっているのだが、隣室の心根の優しい丁家珠(南紅)が彼の代わりに家賃を払ってやっていた。ある日、丁家珠の元に私立探偵が尋ねてきて、あるお金持ちが自分の娘を捜しているといい、彼女の身の上をいろいろ聞き、父親に会って欲しいと頼むのだが、父のことを好く思っていない家珠は断ってしまう。しかし丁家の執事・福伯(俞明)が家珠を尋ねてきて丁の今までの人生を話して聞かせ、家珠は父親への誤解を解き、会いに行くことにした。しかし執事は、丁はいま自分の商売を甥(家珠の従兄)に手伝わせているが、この甥が信用ならず、娘が見つかれば娘とその夫に商売を譲りたいと考えていると話す。家珠が独身だと知り、福伯は誰か適当な人物を夫にしたてるように言う。こまった家珠は、隣室の売れない作家・許君傑を月500元で雇い、偽の夫に仕立てて父に会いにいった。
娘の出現にこころ穏やかでない従兄(麥基)は、お手伝いの阿彩(李香琴)からねのりはほり家珠夫婦のことを聞き出していた。家珠と君傑の関係を訝しく思う従兄はある日、君傑を酔わせ秘密を聞き出して録音して丁に聞かせる。偽がばれた君傑は偽の妻をおいて丁家を後にしたのだが・・・。
嘘から誠が出てくるという話しで、最後はめでたしめでたしなコメディ映画。元はラジオドラマということで、台詞で笑わせる部分が多い。南紅は裕福ではないが金銭的にも精神的にも自立した女性で、だめんずな張英才を叱咤しながら物語は進んでいく。張英才は売れないくせに少々頑固な男を生き生きと演じている。李香琴は麥基にいいように使われそうなところを最後にはしっかり自己主張してしまう。男2人はだめんずで、女性がしっかりしているという物語でもある。物語は始まったところから結末が分かっているようなものだが、偽の夫婦が、父やお手伝いの目をごまかすために右往左往する場面には多いに笑う。
なおタイトルの《受薪姑爺》は「給料を貰った娘婿」というような意味。
2012.1.28@香港電影資料館(映畫戲迎春 賀歳片精選)
■□12年に見た映画一覧□■
2012-01-26(Thu)
■[topic][香港映画] 周潤發・黄暁明で《大上海》撮影か
周潤發(チョウ・ユンファ)は80年代に出演したTVBドラマ《上海灘》により東南アジア全域で人気を博した。06年にはこの名作ドラマを大陸でリメイク、黄暁明(ホアン・シャオミン)が許文強を演じ、彼は大陸で突然人気となった。最近になり王晶(ウォン・ジン/バリー・ウォン)は黒社会の仇や情の物語《大上海》を準備しており、劇中新旧許文強を登場させようとしている。2人は上海フランス租界の人物を演じるという。
周潤發は、先月中頃から大陸の趙林山監督《銅雀台》を北京で撮影していたが、最近になり香港へ戻り休んでいる。4月には上海へ赴き劉偉強(アンドリュー・ラウ)プロデュース、王晶監督の映画《大上海》を撮影する。出演者は周潤發以外に黄暁明と舒淇(シュウ・ケイ)が予定されている。この映画は上海フランス租界時代を背景に、上海の黒社会家族の恩情や仇を描くもので、2人の二枚目が両家族の主を演じ、家族の利益のため智恵と力を争うという物語だ。
王晶と周潤發のコンビは89年《賭神》で仕事をして以来、23年ぶりとなる。王晶はこれまで再び周潤發と組むに相応しい題材を捜しており、ついには《大上海》の脚本が周潤發を引きつけ出演の承諾をとりつけることになった。この映画の準備のため王晶は、資料集めと脚本作りに多くの時間をさき、まず周潤發にオファーしたあと、相手役やその他の重要な役どころの人選を行ったという。彼は大陸版「許文強」の黄暁明と周潤發を共演させるのは多いに意味のあることだと考えている。さらに2人は初共演でそれぞれ上海大時代の注目の人物を演じるのは、観客にとっても新鮮な感覚だろうと思っている。
周潤發は昨日(1月19日)、撮影仲間と尖沙咀の茶餐廳にいる時、記者が王晶の新作オファーについて確認を取ると、「知っているの?いま話し合っているところで、脚本が魅力的だよ」と笑って答え、新旧許文強共演については「黄暁明はいいんじゃない。僕たちは劇中、親子じゃないよ。相手役だからね」と話した。
王晶は昨日、この映画を準備していることは認め、「いま準備中。新旧許文強の共演で撮りたいと思っている。しかし《上海灘》のリメイクではない。詳しいことはもう少し内容が固まってから話すよ」と語った。(略)
2012.1.20「蘋果日報」
2012-01-25(Wed)
■[コネタ] 時代広場UA、今月で閉館
銅鑼灣波斯富街の個人商店が高い賃貸料にさんざんな目に遭っているのは、大陸人のおどろくべき消費能力のおかげといっていい。さらに時代広場の映画館UAも有名店に侵略され、今月末で18年の営業を終える。そしてこの場所は、月2000万香港ドルという高値でインターナショナルブランド、Louis Vuittonにリースされ、大陸個人旅行客のショッピングスポットに成り代わる。
銅鑼灣時代広場の路面と2階に位置する時代UA戲院の営業は今月31日で終わる。18年前時代広場が出来た時から時代UA戲院はこの地区の繁栄を見てきた。人の流れが増え、大陸からの個人旅行客が争ってショッピングにお金を使い、枯渇することにない潤沢な大陸の資金に支えられ、店舗賃貸料はうなぎ登り。時代UA戲院は今年頭の賃貸契約満期後には契約継続なしとの通知を受け、しばし営業を停止、ほどなくして12、13階へ移動し営業という可能性もある。
時代UA戲院の毎年の売り上げは約4000万香港ドルで、毎月の賃貸料は110万香港ドル程度。それにくらべフランスのブランドLVは月2000万香港ドルで入居する。両者の違いは明確。映画館にとっては高額だが、大陸の金を得て元気な有名店からすればけして高い金額ではない。LV広東道店を例にとれば、昨年12月の稼ぎ時には売り上げが2億香港ドルに達したという。革のバッグが6000から30万香港ドルで、1人平均2万香港ドルほどの買い物をするとし、毎日400人が来店と計算すると、1日の売り上げ800万香港ドルになる。月2億香港ドルの売り上げなら賃料もたいしたことはない。毎日各店舗に人が並んでいるようなブランド店では賃貸料を払うのも難しくはない。
2012.1.19「蘋果日報」
追記:UA時代広場、やはり時代広場12ー13階への移動は決まっているようだ。費用は5億香港ドル、工期は1年から1年半。新しい映画館は5スクリーン。うち1つは比較大きなものになり、総席数は現在のUA時代広場とほぼ同じに成る模様。
2012-01-24(Tue)
■[見る][香港映画]《撞到正》
蕭芳芳(ジョセフィーヌ・シャオ)、鍾鎮濤(ケニー・ビー)、關聰、劉克宣 許鞍華(アン・ホイ):監督 1980年
馬家の叔父は、長洲の饅頭祭りに粤劇団を呼んで粤劇を上映しようとしている。さらに馬家唯一の跡取りDick(鍾鎮濤)を島に呼び寄せていた。馬家は、Dickの母方の祖父の恨みを買っており「子孫は根絶やしにしてやる」と呪われていたが、叔父は母方の祖父の孫が粤劇団で女優をしているのを知り、この女優の阿芝(蕭芳芳)とDickを結婚させてしまえば、呪いの相手が親戚になり呪いは解けるのではないかと考えていたからだった。
Dickの母方の祖父が馬家を呪ったのは、かつて馬家がDickの母方の祖父に偽の薬を売り、その薬を買った軍人たちが多数死亡、Dickの母方の祖父はこの軍人たちに殺され、死の間際に馬家を呪ったのだった。ところがこの粤劇団の男優に猫屎と名乗る女性の幽霊が取り憑いてしまう。猫屎もまた軍人たちと同様、被害者の1人だった。さらに、女の幽霊やら軍人の亡霊やらが登場して、劇団は大混乱に・・・。
劇団は大混乱だが、話も大混乱で、けっこうドタバタしている。阿芝は賭け事が好きで少しはすっぱな感じでけして上品とはいえない女性だが、蕭芳芳は長い手足をばたばたさせながら、独特のしなをつくったり、やなげやりっぽい台詞回しで演じている。モノクロの粤語片でおなじみの劉克宣が出演しているのも興味深い。
蕭芳芳が子供たちと馬跳びをするのは埠頭とは反対側の海岸沿いの道で、ここはいまでも同じ風景。その他、北帝廟も登場。饅頭祭りそのものは映らないのが残念。
前回見た時には字幕がなかったのだが、今回は字幕の入った版だった。上映前の説明によると、この映画、版権に問題ありで上映が難しかったのだが、最近になり版権問題が解決したので上映出来ることになったそうだ。すると一切ソフトがなかったこの映画、ソフト化の可能性もあるのだろうか。
2012.1.24@西九大戲棚
■□12年に見た映画一覧□■





























