2012-06-03(Sun)
■[見る][中国映画]《第一次》
楊穎 (AngelaBaby)、趙又廷(マーク・チャオ)、江珊、田原 韓延:監督
宋詩喬(AngelaBaby)は、喫茶店を営む母と2人ぐらし。子供の頃から身体が弱く、激しい運動は禁じられていた。宋詩喬は毎日毎日、ウォークマンに向かって心の内を話している。ある日、アルバイト先の遊園地で偶然、中学の同級生・宮寧(趙又廷)に逢う。宮寧は宋詩喬にとっては気になる存在だったのだが、ある日突然転校してしまっていた。宋詩喬が宮寧に思いを寄せるようになっていくのを母は心配しながらも見守っていた。しかし2人の出会いは・・・・。
(のちほど)
2012.6.3@The One百老匯(優先場)
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2012-05-29(Tue)
■[コネタ] 馮小剛、50億元でスタジオ建設
大陸の馮小剛(フォン・シャオガン)監督は先日、映画会社の華誼、觀瀾湖(ミッションヒルズ)と合資会社をつくり、海口に1400畝(約94ヘクタール)の華誼馮小剛電影公社を作る。公社には馮小剛映画のセットや馮小剛スタイルの街があり、さらに大型の撮影スタジオがある。予定では今年着工で再来年運営開始で、投資額は50億元。
馮小剛は公社建設の理由は、映画のセットを壊すのが忍びないからと話している。「撮影が終わりセットを壊す時、特に名残惜しいと思う。だから自分のスタジオを持ちたいと思っており、観客が忘れられないセットはスタジオに固定してしまいたい」。また馮小剛は、大陸には沢山の時代劇のセットがあるので、時代劇のセットは建てない。外の人がやっていないものをやりたいと話した。
2012.5.27@蘋果日報
海口は海南島。《非誠勿擾II》は海南島で撮影しているので、その縁だろうか? しかし現代劇の固定セット(それも馮小剛スタイルと決まっている)というのは需要があるのだろうか、とふと思ってみたり。
2012-05-28(Mon)
■[topic][香港映画] 舒淇、華誼へ?
林建岳(ピーター・ラム)所有の寰亞傳媒集團有限公司は、上層部の人事に大きな変動があり、映画部門の責任者だった莊澄が辞めたあと、マネージメント部門でも入れ替わりが絶えず、所属の芸能人たちの一部でも会社を移ろうという気持ちが起こっているようだ。舒淇(スー・チー)は10月で契約満了だが、残る意志はないようで、大陸の華誼兄弟公司に行くのではと見られている。
舒淇と大陸の大手・華誼兄弟公司オーナーの2人、王中軍と王中磊の関係は良好。彼女のマネージメント会社のオーナーである林建岳は華誼のトップである黄暁明を起用したため両社の関係は一時緊張したが、華誼は《非誠勿擾II》でも舒淇を主役にして撮影している。さらに舒淇が微博で甄子丹(ドニー・イェン)支持を表明し、趙文卓ファンから嫌がらせや攻撃を受けた際に、王中磊はすぐに微博で彼女を援護した。これらを見ると舒淇と王兄弟の関係も良好のようだ。
華誼はすでに数年前から舒淇に注目しており、これまでも一緒に仕事をしたいと考えていた。しかし彼女と林建岳との関係は良好で他に移る意志はなさそうに思えた。しかし最近になり、林建岳は会社での仕事が減り、寰亞の映画部門の責任者である莊澄が離職、マネージメント部門の人事に大きな変動があったため、所属タレントの士気が多いに下がっているという。
林建岳のエンターテインメント事業への参加が減ったことにより、いわば所属タレントたちは「孤児」となっており、伝えられるところによると舒淇は昨年からのマネージメント部門の人事異動を不満に思い、マネージャーも幾度が交代しているという。華誼兄弟公司は時期を見ており、ここ数か月は頻繁に舒淇と会い話し合いをしており、彼女を獲得しようとしている。これには林建岳もすぐに反応しており、最近になり舒淇と会い慰留につとめているようだ。
寰亞傳媒の陳志光は、すでに舒淇とは契約継続の話合いをしているといい「いい俳優は当然、引く手あまた。しかし彼女とはずっといい関係を続けている。最近の会社の人事異動は別のことで、どちらにしてもオーナーには変化ななく、会社は大きな影響を受けることはない」と話した。
2012.5.23「蘋果日報」
舒淇の行くへも気になるのだが、ひょっとして林建岳の映画制作への意欲が減退しているのか? そして莊澄が寰亞を辞めたというのが最も気になる。莊澄はどこへ?
2012-05-26(Sat)
■[見る][日本映画][香港映画]《秋月(オータム・ムーン)》
永瀬正敏、李佩蕙、木内マキ 羅卓瑶(クララ・ロー):監督 1991年(香港公開1992年)
Tokio(永瀬正敏)は、ビデオを片手に香港にやってきた。1時間半粘って値切った宿に泊まっている。海辺で釣り糸を垂れていると、そこに魚はいないと少女(李佩蕙)に言われる。Tokioは少女に美味しいレストランはないかと聞くが知らないと言われる。また次の日、同じ場所でTokioは少女に最もポピュラーなレストランで案内してくれと頼む。少女はTokioをマックに連れて行くがTokioは当然納得できない。困った少女は自分の家にTokioを連れてきて、祖母の手料理を食べさせる。少女の一家は祖母と少女を残して全員カナダに移民しており、少女も来年にはカナダに移民することになっていた・・・。
Tokioと少女との交流に、少女の初恋、Tokioと初恋の人の姉(木内マキ)との関係が平行して進んでいく。
1991年、返還が近づく香港では移民する人が多かった。移民の過程で、家族が離ればなれに住んでいて、香港には祖母と少女と猫が残っている。Tokioが美味しいレストランを訪ねると少女はマックへTokioを連れて行く。少女はマックでの誕生会の思い出をTokioに聞かせる。少女は自分が病気の時には祖母が漢方薬を作る匂いがしたことを思い出したり、もうすぐ香港を離れる少女は過去の出来事を追想する。恋をしているらしい少女はTokioに彼氏とキスしたら胸がどきどきした、どうして?と尋ねてもみる。
Tokioは香港に居る初恋の人の姉に連絡をとる。姉は離婚てしおり1人で香港に暮らしている。懐かしさからか2人は関係を結ぶ。このシーンがそれなりに激しいので映画は3級扱いになっている。姉は自分をおばさんと呼ぶがどうやらまだ30歳らしい。
Tokioは自分は泣けないのだと姉に話す。しかしTokioは泣けないだけでなく、いろいろな感情や記憶が欠如しているように見える。しかし少女との交流で感情と記憶を取り戻していくようにも思える。
永瀬正敏が若いのはいいが、角刈りのような髪はちょっといただけない。当時こういうのが流行りだったのだろうか?
林海象が企画、永瀬正敏を主演にした「アジアン・ビート」シリーズの第6弾で、日本ではビデオ発売のみだったようだ。当時、見たのかどうか記憶がない。林海象が好きではなかったので見ていないかもしれない。もし見たとしても当時こういう映画は嫌いだっただろうと思う(笑)。今見ると意外にいいと思ってしまうのは、歳をとったからなのか・・。
2012.5.26@百老匯電影中心(Le French May「電影雙城:巴黎−香港」)
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2012-05-24(Thu)
■[見る][香港映画]《驚濤洶湧》《未來的感謝信》《埼埼的一天》《集腋成裘》《下半場開始》《從今天起》《無聲》《花椒 八角 咖啡豆》
「ifva greenlab 2011-2012」短片委約計劃。企業・団体をパートナーに迎えて、かつてifvaに参加・受賞した監督たちが撮った作品。どれも1分から10分程度の短編。今年のパートナーは僱員再培訓局と可持續發展委員會。一部ネットで見られるのでリンクしておきます。
《驚濤洶湧》
張經緯:監督 漁排という魚の養殖場を営む父と、今は埠頭で働く娘の会話。二人の会話の背景に大きな貨物船が通り過ぎていく。
《未來的感謝信》
陳榮照:監督 http://youtu.be/ureF15BWktU
《埼埼的一天》
陳榮照:監督 http://youtu.be/jKnoR0no_d0
《集腋成裘》
頼恩慈:監督 飲み残した水、水道からぽたぽた垂れる水、シャワーヘッドから垂れる水、家じゅうの水をコップにあつめていく子供。最後にはコップ1杯分の水が集まる、子供はコップに花を挿す。
《下半場開始》
Zcratch Production:監督 http://youtu.be/qSpcd31caww
《從今天起》
洪榮杰:監督 ミュージカル仕立てで、振り付けは何華超。http://youtu.be/ysOgOSacYdA
《無聲》
崔允信(ヴィンセント・チョイ):監督 http://youtu.be/IjtfzWc0EBc
《花椒 八角 咖啡豆》
黄修平(アダム・ウォン):監督 http://youtu.be/x3yCd1ANgqY
2012.5.24@香港藝術中心agnès b.電影院
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2012-05-20(Sun)
■[見る][アメリカ映画]《7th Heaven(七重天)》(第七天国)
チャールズ・ファレル、ジャネット・ゲイナー フランク・ボーゼイジ:監督 1927年 モノクロ サイレント
(以下ねたばれ注意)パリで下水道掃除をしているチコ(チャールズ・ファレル)の願いは地下から地上に出て道路掃除をすること。ある日、姉に執拗に虐められている女性・ディアーヌ(ジャネット・ゲイナー)を助けてやったが、姉が警官を連れディアーヌを取り返しに来たため、とっさに彼女は自分の妻だと嘘をついた。警官はそのうち家に確かめに行くといいおいて去った。困ったチコは、警官が確かめに来るまでディアーヌを部屋に住まわせることにした。チコの住まいは屋根部屋で建物の7階にあった。
隣の建物の屋上には道路掃除人が住んでおり、隣へは板の橋が渡してある。チコは橋を渡っていったり来たりしているが、ディアーヌは怖い。チコはディアーヌのあごに手をあて言う「下を見てはいけなく、いつも上を見て」。
警官が来るまでのつもりだった2人は次第に心惹かれ愛しあうようになるが、チコは1度も「愛している」と言ってくれない。いよいよ2人が結婚しようという時、戦争が勃発、戦場へ行くことになったチコは初めてディアーヌに「愛している」と告げるのだった。そして2人は毎日11時になったら、「チコ、ディアーヌ、ヘブン」と言いお互いを思うことを約束した。
チコが去ったあと、突然姉が尋ねてくるが、チコから勇気を授けられたディアーヌは姉に屈することなく見事に姉を追い返した。戦争が続くなか、ディアーヌは工場で働き、ひたすらチコの帰りをまった。戦争が終わりを告げるその時、チコの訃報がディアーヌに届く。信じないディアーヌだったが、チコが下げているはずのペンダントを見せられ失神してしまう。そこに負傷したチコが帰ってくる・・・。
モノクロでサイレント。当時カメラも重かったであろうが、移動しながら撮影するシーンがあり感心。下水から地上を覗く、7階から下を望む、遠景で沢山の兵士や車が戦場へ赴く場面など、バラエティに富んだアングルにも感心。今見ても十分に面白い。
この映画を翻案したのが、謝賢、南紅出演、原楚脚本、呉回監督の《七重天》(id:hkcl:20111122)。2つを見比べると、物語の骨格はそのままに巧みに翻案したのがよく分かる。
ディアーヌは小紅と南紅の名を取っているが、チコは志高と広東語読みでチコに近い名前になっている。香港に下水掃除はないので、志高の職業は看板書きに変更されるため、下水から屋上へという展開はなくなるが、看板書きが看板を書いていると2階の部屋で小紅と叔母のもめ事を目撃するようになっている。また米版では姉に虐められるディアーヌ、港版では叔母に客を取らされそうになる小紅とここでも巧みな変換。警官に妻と嘘をつくのは同じ。
米版ではチコは1人でビルの7階の屋根裏部屋に住んでいるが、港版では同僚の老鼠仔と屋上の掘っ立て小屋に住んでおり、小紅がやってきてからは3人の生活で、男2人は「難兄難弟」的。ここでも香港的変換が面白い。となりのビルへの板きれの橋はどちらも同じだが、この板の橋をつかって米版では「上を向いて歩く」(勇気を持って歩く)という言葉が強調される。
米版ではチコは第一次世界大戦で自ら戦地へ赴くが、港版では日本軍に強引に連れ去れるため小紅は志高ら香港人が集められた場所まで密かに遭いゆき、ここで毎日12時になったらお互いの名前を呼ぼうと約束する。米版では午前11時で「チコ、ディアーヌ、ヘブン」と唱える。
米版では戦争中工場で働くディアーヌにいいよる軍人が登場し、ディアーヌは拒否を続けるが、チコが亡くなったという知らせを受けた失意のディアーヌは軍人のプロポーズを受けそうになる刹那、チコが帰還してくる。チコは目が不自由になっているが、ディアーヌの元に戻ってくることに何の迷いもない。しかし港版では船で戻ってきた志高は片足を失っており、小紅にあわす顔がないと、なかなか船を下りられない。そこを隣人らが説得してなんとか戻ってくる。この男性心理の処理の仕方の違いも興味深い。
そして最後は「私が不自由になった目(足)代わりになる」と言って終わる。
2012.5.20@百老匯電影中心(Le French May「電影雙城:巴黎−香港」)
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2012-05-19(Sat)
■[見る][香港映画]《花城(終わらない愛を探して)》
周潤發(チョウ・ユンファ)、鄭裕玲(ドゥドゥ・チェン)、夏文汐(パット・ハー) 區丁平(トニー・オウ):監督 1983年
友人の阿冰(夏文汐)の結婚式に参列するためパリへやってきた夏菁(鄭裕玲)は、バイオリニストの廣平(周潤發)と知り合い2人は愛し合うようになる。夏菁は夫のある身だが廣平を知って夫に対しては愛情がないことを確信する。しかし夏菁は廣平の自由きままな態度とフランス人女性との関係に嫉妬し、幾度となく分かれようと考えるが、分かれられない。阿冰の結婚式が近づき夏菁の夫で建築家の偉明(張國柱)がパリにやってきた・・・・。
パリを舞台に心の赴くままに愛を楽しむ男(周潤發)と彼を愛してしまった2人の女性(鄭裕玲と夏文汐)の物語。1人は男の愛に確信がもてず別の男と結婚しようとするが、もう1人は力ずくで男の愛を獲得しようと考える。
1983年の周潤發は細〜く、若〜く、女ったらし。鄭裕玲、夏文汐相手にラブシーン満載で、バスタブによく浸かっている(笑)。現在の周潤發からは考えられない美味しい作品で、映画の出来よりなにより、周潤發を愛でるための作品である。
鄭裕玲は、後の作品の印象でコメディが多いように思うが、デビューしたてのTVBのドラマなどでもシリアスで暗い役をけっこう演じている。夏文汐はショートカットで細く、桂綸鎂がもっととがってセクシーで大胆になった感じ。
物語は暗く、結末には救いがないが、美術系にみるべきものあり。美術に張叔平(ウィリアム・チョン)、助監督に關錦鵬(スタンリー・クワン)、監督に區丁平と文芸美術系がそろって参加しているため、セットや衣装など気をつかっているのがよく分かる。特に女性2人の衣装がいい。スタイルのいい鄭裕玲の長い綺麗な足が見えるスリットの入ったロングスカート、夏文汐の背中の大きく空いた黒いドレスなど、印象的な衣装を揃えている。また周潤發の住まいは、古ぼけた階段を上がった上にある部屋で、ベッドとバスタブばかりが目立ち、いかにもこの2つを使いますよなセットで可笑しい。
この映画、日本ではビデオスルーだったため、スクリーンで見るのは初めて。画面が思いの外綺麗だったのだが、実はデジタルリマスター版だった。しかしなぜが字幕がなかった。
2012.5.19@百老匯電影中心(Le French May「電影雙城:巴黎−香港」)
■□12年に見た映画一覧□■
2012-05-18(Fri)
■[見る][香港映画]《浮城》
郭富城(アーロン・クォック)、楊采妮(チャーリー・ヤン)、鮑起靜(パウ・ヘイチェン)、何超儀(ジョシー・ホー) 嚴浩(イム・ホー):監督
水上生活者に貰われた男子・布華泉の成長と香港の移り変わりを描く。
香港人女性とイギリス人の間に生まれた男子は、生母がつけていた金のイヤリングの片方と一緒に筲箕湾の漁民で水上生活をしている一家に貰われた。となりの船に住む従妹一家はある日、漁に出かけたまま戻ってこなかった。
漁民に学は必要ないと父は言うが、牧師は子供たちに学校へいくように勧め、布華泉(郭富城)は二十歳になって初めて近所の小学校に通うようになり字を覚えていく。丘にあがって商店の小僧としてつとめてほどなくして、一家の船は嵐に遭い父は亡くなり、母と乳飲み子を含む6人の子供だけが残された。長男にあたる布華泉は、人一倍働き、借金や借りていた船の代金を払っていくが、借金はなかなか減らない。困りはてた母は子供たちを修道院に預けたり里子に出す。
布華泉はそのころには、字が書けるということだけで東印度会社の雑用係として雇われ、仕事をしながら勉強を続けた・・・。
実話に基づいた物語だが、主人公・布華泉の成功物語を描いているわけでもない。成功物語を描くなら、いかにして彼が苦労して学び、いかにして英国系の会社の中で上り詰めていったのか、というところに焦点があたるはずだが、そういったものは何も描かれてない。たしかに学校に通い始めるところ、東印度会社に勤めはじめるところ、結婚をしようとするとこなどが出てくる。しかし肝心な昇進の場面や結婚式などの場面は出てこない。画面が変わると服装が変わり、オフィスの様子が違うことで、彼の昇進は分かるが、そのことが物語の焦点なら、こんな中途半端な映画は作らないだろう。では何なんだろう?
イギリス人と中国人の間に生まれた子供・布華泉こそが香港の事に他ならないだろう。中国人でもイギリス人でもないそのはみ出しっ子・香港は、宗主国(パトロン)であるイギリスのおかげで、世界で通用する英語をあやつり次第に裕福になっていく。一時期、本来の自分を忘れそうになるが、自分の寄って立つ場所を再認識し、香港(家庭)に戻り、よりよい香港(家庭)を作ろうとしていくという物語なのだ。そう考えると、すべてが納得できる。
2012.5.18@The One 百老匯
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2012-05-17(Thu)
■[topic][アメリカ映画][中国映画]《アイアンマン3》劉徳華は科学者に
子供が生まれ父親になったばかりの劉徳華(アンディ・ラウ)は、ハリウッド映画に初出演、《アイアンマン3》で中国人科学者に扮し、アイアンマンを強化し共に首都・北京を騒がせる。この映画はハリウッド大作と中国が合作で撮影する初めての映画だが、こういった中国とアメリカの合作は今後つぎつぎと作られていくだろう。
劉徳華はロバート・ダウニー・Jr.扮するアイアンマンの中国の友人で高名な科学者役。アイアンマンを強化し武器改良を行い、共に強敵マンダリンに立ち向かう。マンダリンには、かつてインドのガンジーを演じたこともあるベン・キングスレーが確定している。劉徳華の出演シーンは多く、かなり重要な役になるため、大陸の観客は興奮することだろう。加えて大陸の范冰冰(ファン・ピンピン)と楊冪(ヤン・ミー)が劉徳華の妻と助手役で出演。大陸の観客により親しみやすくなっており、興行収入の増大を計っている。
映画は主に北京と上海でロケをする予定で、物語はロバート・ダウニー・Jr.の娘が誘拐され大陸へ連れてこられ、娘を救うためロバート・ダウニー・Jr.がアメリカから大陸へやってきて劉徳華に協力を求め、パワーアップし悪者マンダリンに立ち向かうというもの。ロバート・ダウニー・Jr.は万里の長城、紫禁城、上海などの名所を飛び越えていくことになる。来年の5月公開予定。
映画は来月中にまず上海でロケし、上海ではロバート・ダウニー・Jr.は強化スーツを着用して劉徳華と共演する。原作では仇役のマンダリンは中国のシャーマンで功夫の使い手だが、中国とアメリカの観客の気持ちをくんで、悪役の背景についてはあまり触れず、さらには原作にある邪悪な中国の香りは少なくなるようだ。
この映画は、これまでのハリウッド映画とは異なり、ハリウッド大作と大陸の中影影廠の合作映画で、初めて輸入制限を受けない中米合作映画となる。つまり脚本が電影局の許可を得てから撮影開始されるため、大陸の印象を傷つけるであろうすべてのシーンはカットされ、悪役についても原作とは異なるだろうと思われる。また2人の大陸人俳優起用の原因もそこにある。
中国大陸では常に興行収入が億超え、映画業界のトップであるハリウッドも中国の前には跪かざるを得ない。劉徳華が出演する新作《アイアンマン3》では、ディズニーは破天荒に中国DMG公司と合作の形式で撮影。これまで外国映画は輸入映画として大陸で上映されており、輸入映画では興行収入の22%しか利益が得られない。しかし大陸の映画会社と合作し、合作映画として上映すると、上映時期や配給について条件がよいだけでなく、興行収入の33%が収入となる。
最近の例でいえば、《タイタニック3D》はアメリカでの興行収入は4.5億香港ドルでごく普通だが、大陸では10億元を超えている。このような大きな利益を前にして映画会社が心を動かされるのは必至だろう。しかし合作映画として大陸に乗り込むには、大陸の俳優を起用するだけでなく、ディズニーでさえも脚本を大陸の審査に送らねばならず、不適切だと思われる内容や台詞は取り除かれてしまう。これはアメリカのマスコミの批判を受けることになりそうだ。2012.5.17「蘋果日報」
ディズニーも背に腹は替えられないのか、魂を売りとばし。覚悟を決めて日本映画も合作してしまえばいい(全部は困るがそういう映画があってもいい)。
劉徳華で科学者というと《天地雄心》などを思い出してしまったり・・・。




























香港の当時の新聞広告('92.12.10〜12.31単館公開)では?級指定のマークがついているのですが、どういう部分が?級指定の理由はなんでしょう。