2008年、日本、カラー、1:1.85、128分、日本語&英語(日本語字幕)
【監督】中田秀夫【原作】大場つぐみ、小畑健
【出演】 松山ケンイチ、工藤夕貴、福田麻由子、平泉成、正名僕蔵、金井勇太、佐藤めぐみ、波岡一喜、石橋蓮司、南原清隆、瀬戸朝香、戸田恵梨香、細川茂樹、田中要次、藤原竜也、藤村俊二、鶴見辰吾、高嶋政伸、中村獅童、他
2013/11/17(日)鑑賞、WOWOW放映
<ストーリー>
タイの山村で何者かが試験的に撒いたウィルス兵器を調査していた二階堂教授(鶴見)は、同僚の九條(工藤)と環境保護団体が、選ばれた人間以外を殺す人口調整が目的でそれを作って撒いたことを知り、ウィルスを使わせないために完成した抗ウィルス剤とそのデータを破棄して自殺した。
九條たちは、教授の娘の真希(福田)がデータを持っているとにらんで彼女の行方を追うが、教授の指示でL(松山)を訪ねて保護されていた。
そこに、行先をつかんだ九條たちが現れ、追い詰められた真希は持っていたウィルスを自分に注射した。
Lが真希と、タイの村で1人感染せず、Lの元に送られてきた少年の2人を連れて逃げ、かつて教授のパートナーだった松戸(平泉)のところに連れて行き、松戸は発症しない真希と少年を参考に抗ウィルス剤の作成に取り掛かった。
父の仇の九條を殺そうと思っていた真希は逆に捕まり、九條たちが発症しない真希をアメリカに連れて行って、抗ウィルス剤が完成したと見せかけてウィルス兵器を売ろうとした。
しかし、離陸直前に真希が発症して瞬く間に機内中に伝染し、そこに完成したばかりの抗ウィルス剤をLが持ってきて、一同の命は救われ九條たちは捕えられた。
<感想>
『デスノート』シリーズのスピンオフ作品とはいえ、ストーリーが『デスノート』程の頭脳戦の様相は呈してないのはまだいいが、話の繋がりが悪くて強引な展開の印象。
でも、Lたち3人が逃走するところで、メイド喫茶に潜伏したり田舎道を自転車で移動したりの、ユニークな役の設定を活かしたちょっと奇妙な表現を所々で見せているのは面白かった。