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双六二等兵 このページをアンテナに追加


2012-06-02 意思の疎通 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

□若旦那□


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ふと気付くと、若旦那の歯ブラシが見当たらない。猫用の爪切りなどと一緒に、背高の古い湯吞みへ入れてあるのだが、はてさて。何処へやったものか。私の置忘れでないのは確かであるから、恐らくは、若旦那の仕業であろう。悪戯は構わずとも、しかし行方知れずと云うのは困る。怪し気な場所は全て当たれど、結局見付けること叶わず、茶の間の真ん中で腕組みし、そこで冗談半分に、こう云い聞かせてみた。

「おい、ピピン。一体、歯ブラシを何処にやったのだい?歯ブラシだよ、は・ぶ・ら・し。あの、歯をちょいちょいっとやるヤツ。お前は、あまり好きでは無い様だけれどね、あれは非常に大事だよ。もし、ふざけて居るうちに何処かへやってしまったのなら、一寸探しておいてくれないかね。宜しく頼むよ・・・・・なんてな。」

所詮、猫は猫なのであって、如何様に云い聞かせてみたところで、どうにもならぬのは百も承知である。仕方無い。近いうちに新しいのを買ってくるか。そうして諦めて仕事へ向かい、やがて夕刻の給餌に戻って来ると、茶の間の入り口に、何やら細長いものが、ぽろり。・・・・・・!!実に、確かに、件の歯ブラシが転がって居たのであった。おいおい、一寸こっちにおいで。若旦那を呼び寄せる。

「お前ったら、今朝の話。あれ、ちゃんと分かったの?凄いじゃないの!是は凄いことですよ!偉いことですよ!賢いことですよ!」

いやはや、こいつは驚いた。大した奴だ。しかし当の若旦那はと云うと、興奮冷めやらぬ主の驚嘆と賛辞を他所に、相変わらずいつもの鳩が豆鉄砲くらったよな、すっとぼけた顔をして、くるると一つ鳴くと、ささと餌場へ行ってしまったのであった。

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2012-06-01 青空とエプロン このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

□日々□


薄曇りの合間に晴れ間がちらり、顔を覗かせる。

午後になって、鉢植えの手入れに表へ出ると、

急に眩しい日が差してきて、木の枝に引っ掛けた

エプロンが、初夏の青空を背にして、ひらひら。

いっぱいに風を受け、軽やかにはためいて居た。

何て気持ちが良いのだろ。


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青空には洗濯物が、良く似合う。

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2012-05-30 由無し事 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

□雑記□


■早朝五時半頃となると、給餌の時刻(七時)を待てぬ若旦那が、主の頭髪をわしゃわしゃと噛み始まるので、堪らず苦肉の策として、着古しのTシャツから三角ナイトキャップを拵え、是を被ることで回避に成功したのが先月のこと。しかしそんな平穏も束の間。若旦那も負けじと、今度は全身を使ってのチョークスリーパーを仕掛けてくる、と云う暴挙に。この件については、未だ画期的な対策が浮かばぬため、若旦那をどかす→乗る→どかす→乗る・・・・・の攻防を毎朝只繰り返して居る次第。


■何処で踏み付けたのかは知らないが、靴底に漉し餡をくっつけたまま半日を過ごして居た模様。


■時々店に来る中年男性の客が、俳優の誰かに大変良く似て居り、しかしながら、それが誰だか思い出せずに一週間が経った。今もって思い出せないその心地は、以前にシンガポール土産のなんたら云う奇怪な風味のジャムを口にし、その味についての説明を試みるも、妥当な言語が皆無であった果てしなさに似て居る。

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2012-05-29 無意義の日 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

hobbiton2012-05-29

□日々□


火事と親爺こそ無かったが、地震と雷には事欠かぬ一日。

老婆心丸出しで、ぶつくさ云い、しぶしぶ諦めて過ごす。

デジタル写真機の設定を見直したり、調節したり。

財布の中身をひっくり返して掃除したり、繕ったり。

紙を切ったり、貼ったり。線を描いたり、消したり。

何れも必要であったと云えば、確かに必要であったに

違いは無いのだが、些かも有意義とは程遠く、鼻から溜息。

最後に熱いほうじ茶淹れて、今日を終いとした。

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2012-05-28 Songs このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

□音□


いつ聴いても良いな。


D

D

D


もし、この時代に二十代を過ごして居たとしたら、

自分はどんな風だったろう。と、折に触れ想う。

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