法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

『ドラえもん』リニューアル情報と、公式サイトのミス

ツイッターで[twitter:@brikix]氏が質問していたのを見かけた。

すでに回答されているかもしれないが、2013年末の「タイムマシンがなくなった!」は新作。ついでにいうと、以前の放映は2004年ではなく2005年のリニューアル第1回SP。
ちなみに内容も全く違っていて、2005年版は善総一郎監督コンテで、のび太が女装して身代わりになるというアニメオリジナル展開。2013年版は古代のスネ夫ジャイアンが出てくるというアニメオリジナル展開。


しかし公式サイトを確認すればわかるのではと思いながら見たところ、なぜか2006年までしかバックナンバーがない。
http://www.tv-asahi.co.jp/doraemon/contents/story2005/2006backnumber.html
URLの数字を変えてみたところ、なぜか2006年と同じリストが出てくる。
http://www.tv-asahi.co.jp/doraemon/contents/story2005/2005backnumber.html
そこで各話ページのURLの数字をいじると、第1回のものが出てきた。サイト構築で何かミスしているようだ。
http://www.tv-asahi.co.jp/doraemon/contents/story2005/0001/
あと、スタッフ表記もないので、このページの小さい静止画だけでははっきりした違いが確信できないかもしれない。


あと以前にbrikix氏が、最近のアニメ特別番組について情報を求めていた記憶がある。たしかレコーダーに録画したままになっているのだが、どのように送ればいいのかわからない。とりあえずコメント欄に具体的に書き込んでいただければ回答できるかもしれない。

籾井勝人NHK会長の記者会見発言を肯定している政治家

すでに籾井勝人会長本人は陳謝し撤回しているが*1、だからこそ擁護していた人物について記録しておきたい。


まず会長としておくりこんだ政府側の見解。基本的にノーコメントとしており、補償を除いては日本政府の立場と相反しているという言葉すらない。
ただ、菅義偉官房長官は個人的な発言だとしてかばっている。
百田尚樹氏や橋下氏も「参戦」 NHK会長発言で賛否両論 : J-CASTニュース

「最初の会見で、本人は『ノーコメント』と言われたけれども、記者の方からずーっと(慰安婦問題について)言われて、『個人的だ』という形で言って、途中でまた『会長の会見なので、「個人的」はないですよ』と言われて『それだったら取り消します』となった。そういう意味で、これから会長としての会見の中で、個人的なことを言っても会長としてとらえられるということを理解した上で、しっかり職責を果たしてくれると思う」

しかし記者会見の映像を見た限りでは、ノーコメントではダメですかといいながらも回答をはじめていた。
籾井勝人NHK新会長記者会見の文字起こし、その紹介と雑感 - 法華狼の日記
しかも回答をはじめた時点で個人的な意見だとは断っていない。かなり後になって、韓国を非難する直前にはじめて断りを入れていた。


大阪市橋下徹市長は、明確に賛同している。以前の自身の主張と同工異曲ではあり、態度としては一貫性があるか。
https://www.kobe-np.co.jp/news/zenkoku/compact/201401/0006666368.shtml

 NHK会長としての政治的中立性が問題視されていることについて「番組を作る現場に介入すると問題になるが、発言は問題ない」と指摘。通常国会で追及する必要はないとの認識も示した。見解自体に関し「僕とまったく同じだ」と強調した。

該当する記者会見の書き起こしもあがっている。
橋下徹・大阪市長「まさに正論」NHK会長の慰安婦発言に理解【発言詳報】 | ハフポスト
これは大阪維新の会の公式見解でもあるようだ。
http://oneosaka.net/3745.html

橋下徹大阪市長でなくても、この協定を知っていれば「何故蒸し返すのか」という籾井勝人会長に同調する人は、多いのではないだろうか。


あまり知られていないところとして、佐賀県武雄市の樋渡啓祐市長も「発言内容に関しては概ね妥当だと思った」と評していた。

正直にいわせてもらうならば、いかにも公共の福祉や学問の蓄積を軽視する政治家らしいツイートだと思った。

*1:http://www.asahi.com/articles/ASG1W418XG1WUCLV005.htmlなお、発言に対する私の簡易な批判エントリはこちら。http://d.hatena.ne.jp/hokke-ookami/20140127/1390777411