北斗柄の占いについて思うこと このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

北斗七星夜柄長 破軍廻剱曳光芒
悠々法界無窮命 小我帰天満十方
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  紫微斗数って占い知ってます?

菅原光雲御宗家が「はてな」さんに削除要請を出したみたいです。(2005-05-26)
御宗家の主張が世間で通用するものなられっきとした刑事事件なんだからケーサツ行くべきでしょう。

バカバカバカのコメントを残した菅原光雲御宗家がやったコメント荒らしの足跡とか
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見て楽しいものでもないですが、光雲御宗家はこういうことをする御仁です。

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2100-12-31 当面、これは出しておきますか

[]パクリ本についての注意喚起 パクリ本についての注意喚起を含むブックマーク パクリ本についての注意喚起のブックマークコメント

以前からネットで配布されていた椎羅さんの『紫微斗数入門』を盗用した本が出版されてしまいました。そんな本よりは無料で入手できるオリジナルを読みましょう。椎羅のホームページ紫微斗数入門エントリから紫微斗数入門』がダウンロードできます。落丁があったのが発見されて訂正版が出てます

パクリ本の著者である中島多加仁氏の文章とオリジナルである紫微斗数入門』の文章の比較をやってみた結果が以下です。パクリ本の著者は、この件以外でもパクリやってくれてます

[]そういえば(2011/06/11追記) そういえば(2011/06/11追記)を含むブックマーク そういえば(2011/06/11追記)のブックマークコメント

当の中島多加仁さんが、最近のブログのエントリで、こんなことを書いてました。

罪を犯してしま人間も、
幼少期や青年期の家庭環境や、
その後の生活や社会環境によって影響を受けて、
積み重なっていって悪縁となり、
ついには悪心を生じ、罪を犯してしまうのです。

ああ、そうですか、椎羅さんのドキュメント盗作したのは、自分が悪いわけじゃなくて、『幼少期や青年期の家庭環境や』、『その後の生活や社会環境』の性なわけということですか。

[]そういえば(2011/07/01追記) そういえば(2011/07/01追記)を含むブックマーク そういえば(2011/07/01追記)のブックマークコメント

中島多加仁さんて、のっぴきならなくなるまでシラを切り続ける人だったね。

20091023152048

ぽおppぽおpp 2009/11/27 18:45 お前暇人だから2ちゃんに張り付いてるみたいだよねwww北斗を動かすのは赤子の手をひねるより容易いてかwww

hokuto-heihokuto-hei 2009/11/27 21:25 こうして荒らしちゃんが来るところをみると、文字列比較の結果が一部の人にとっては、いかに不都合なものかよくわかるね。ところでなんでコメント付ける場所毎にハンドル変えるん?

jhon_kjhon_k 2011/02/24 14:39 パクリ本は良くないですね。盗作です。

葵 2015/01/03 13:19 まず、役に立つソフトをありがとうございます。
URL占いやEMail占いを、使わせてもらっています。
非常に的を得たコメントが沢山ありますので助かります。

こちらを拝見して、盗作されたとのこと非常に胸が痛みます。
実は私も盗作された事があるのです。

私は3Dモデリングをするのでメッシュの作り方などをblogで
公開していました。それを、自分で考えた、発見した、理解した、
気づいたという人が居たのです。
その人は、自分でやった行いも省みず、勝手に引用されているんだ
と思った、などと言っていました。それに関連して、私は2chで
3日3晩叩かれました。あれは私にとって精神的なトラウマです。

私はその人を尊敬していたので、何も言えず、相手の悪い部分も
指摘しませんでした。それで3日3晩叩かれることになったのです。
私がチュートリアルを公開した時に、相手が「収穫物がたまった
ので公開する」と言った時、私は嫌でした。無断転載禁止と書いた
所、「自分の公開の仕方に問題があるのにも関わらず、上から目線
の言い方しか出来ないなんて何様だろう。」と言われました。
上から目線で何様のつもりは貴様の方だ、と思いました。

 そんなこともあり、私は盗作を非常に憎んでいます。
残念ながら、そいうことに対して罪の意識が低い方が大勢いる
のは事実です。良識がないことも事実です。自分は何をしても
許されると思っているのです。でも許すべきではないと思います。

悪書を発行している会社は、悪書を発行禁止にすべきですし、
それを公開している人は、直ちに公開中止にすべきですね。
ひとの良心を自分の利欲の為に利用する人は恥ずべきです。

断固として戦う姿に、私は賞賛したいと思います。
盗作されたことに対して、心労が大きいと思いますが、
気持ちを理解している人間もいるのだと思ってください。
また、本当に役に立つ情報をありがとうございました。

hokuto-heihokuto-hei 2015/01/03 16:57 盗作の被害に逢ったのは私ではなくて椎羅さんなのです。

2016-06-26 昔話

昔話をしよう  昔話をしようを含むブックマーク  昔話をしようのブックマークコメント

大野先生がこんなtweetをされてた。

これで思い出したのがかって2chにあった『四柱推命と算命学の違い』というスレッドだ。このスレッド2001年に立てられて2007年dat落ちしている。今のところは、ここで読むことができる。

口汚い罵り合いが続いているので読むのがシンドイのだけれども、この>>204に以下のような発言ポストされている。

204 :名無しさん占い修業中:04/02/29 19:42 ID:???
意外と知られていないようだが、
中国の歴史上、生年月日三柱六字を用いた術の方が先に出ている。
唐の時代806年に「李虚中命書」三巻が登場している。
四柱八字の法はその100年以上あとになって徐子平が出した。
「李虚中命書」三巻は鬼谷子の作に李虚中が注釈を加えたものといわれ、
後世になって清朝政府編纂した四庫全書の第七巻に収められている。
つまり四柱推命よりも算命学(の元になったもの)の方が先に出ている。
ところが我が国では四柱推命(つうか淵海子平)の方が先に日本に入ってきた
ために、四柱推命オリジナルで算命学はその亜流だとされてしまった。
本当は逆だということ。

大野先生tweetされているように、この>>204は嘘なわけだ。そうでなくても2004年の段階で、五行学研究所さんのところの『四柱命学の変遷と五行推命(上)』という記事に李虚中命書の刊本からとった画像データ付きで、李虚中命書では生時を使っているということが明らかになっている。こういう明白な嘘であっても、四柱推命に対して『算命学*1』の優位性を主張できそうなら、バレるまでは嘘を突き通すわけだ。

なおバレた時に謝った人間は見たことがない。このスレッドでは他にも『滴天髄』を『滴天随』と書いて、誤字を指摘されたら手間がかかるからこれで良いのだ、みたいなことをいう算命の人が出現したり*2ニフティ時代体験*3を含めて『算命』の四柱推命に対する優位性を主張しようとする人達には善い印象がない。

ついでの話だけど『四柱推命と算命学の違い』にはちょっとだけ書き込みしたことがある。このスレッドが立つずいぶん前に、『おにやんま』というハンドルの人とメールでやり取りをしたことがあり、『おにやんま』さんが言うことには、

大運の取り方が、立運後は10年で固定されているのは奇怪しいのではないか。三命通会を読んだことはあるのか。

ということだったので、三命通会を見直し大運の出し方を確かめたところ、三命通会には『1ヶ月10年』とハッキリ書いてあったので、三命通会のどこに『1ヶ月10年』でない大運が出てくるのか示してくれ、と言ったら、

三命通会には、そういう記述はない。

という返事が返って来て、呆れて対話を打ち切ったことがある。

この時の文章の特徴と>>13のポスト文章の特徴がソックリだったので、>>23で『おにやんまさん』と呼びかけるポストをしている。

*1あくま日本の『算命学』のこと。中国語圏では、算命は占い全般を指す用語だ。

*2辞書登録くらいしろよ、と思った。

*3:これもその内、書いてみるか。

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2016-06-24 夏至も過ぎたか

コメントのやり取りが続いているわけだけど  コメントのやり取りが続いているわけだけどを含むブックマーク  コメントのやり取りが続いているわけだけどのブックマークコメント

先日の『どうも引っ掛かる』というエントリに関連して、『易、風水、暦、養生、処世 東アジアの宇宙観(コスモロジー)の著者の水野杏紀さんとコメントのやり取りが続いている。

『貞』字の解釈をめぐって私と水野さんとでは、読み方の前提となる御互いの立ち位置が大きく異なっていることがハッキリしてきたように思う。私は基本的占い師であって『易経』を占いテキストとして、どう読めば当たるのかを考えている。そして道徳*1によって本来の読み方が歪められてきたと考えている。

一方、水野さんは著書のタイトルから判るように、養生や処世を含めた東アジアでの世界の捉えかたを易、風水、暦から抽出しようとされている。その観点からは『貞』を『正しい』として捉えるべきだと考えられているのではないだろうか。

しかしながら占い師にとっての避凶趨吉は、日頃の生き方だけではなく占い師という専門家による『処方』という意味も持っている。暦を見て択日を行い家の中を造作し易で行動の可否を判断し、それをクライアントに伝える、占い師はそういう仕事をしている。そういう占い師にとって、まずは自分占いが当たるということが重要になってくる。そのために不断自分の術を見直し練り直す、占い師とはそういう生き方をする人間だ。

ただまあ、下元八運も半ばを過ぎ新しい上元一運が近づいてきたこの時期なので、できたら、水野さんには考古学的な新しい知見を踏まえた上で上元一運に相応しい『東アジア宇宙観』を語ってもらいたいと考えているのだけれども、ちょっとワガママが過ぎるだろうか。

*1:主として儒教的なだろうけど。

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2016-06-15 久しぶりに国会図書館行った

秦に踏みつぶされた楚の十二建除  秦に踏みつぶされた楚の十二建除を含むブックマーク  秦に踏みつぶされた楚の十二建除のブックマークコメント

本当はもっと早く行きたかったのだけれど、季節外れのインフルエンザ*1に罹ってしまって昨日になってしまった。『両漢における易と三礼』所収の、劉楽賢(広瀬馨雄訳)「出土文献から見た楚と秦の選択術の異動と影響−楚系選択術中の「危」字の解釈兼ねて」(渡邉義浩編『両漢における易と三礼』所収、汲古書院、二〇〇六年)を読んできた。『危』を吉とする理由は判らないままだけれども、多くの発見があった。

  • 秦と楚で十二建除や他の神煞で名前が異なっていた*2
  • しかしそれらは同じルーツを持っていたと推測できる。
  • 秦による中国統一の結果として秦の神煞しか残らなかった。

等だ。この辺りは玄珠さんから以前聞いたことがある。多分、玄珠さんは『両漢における易と三礼』を読んだことがあるのだろう。

さて『出土文献から見た楚と秦の選択術の異動と影響−楚系選択術中の「危」字の解釈兼ねて』によると『危』は『跪』の初文だそうだ。なので『危』を“あやう”と訓読するのは正しくはない。“ひざつく”くらいか。『危中有機』と『跪』を合わせると私なんかは、毒手の一つである『灯点紅』を思い出す。相手に恭しくマッチタバコに火を点けてやり、相手一服した瞬間にマッチ燃えさしで目潰しから金蹴りというエグい技だ。

さて近代に入って日本中国では、十二建除を含む択日を迷信として暦から排除しようとしてきたが、こういった択日の技法が生まれた時代は、こういった択日に従うことこそが天の意に適う生き方だった。大野裕先生の『戦国秦漢出土術数文献の基礎的研究』の第二部の第一章「睡虎地秦簡『日書』における神霊と時の禁忌」や第二章「中国古代の神煞−戦国秦漢出土術数文献にみるもうひとつの天道観−」ではそういった事柄考察されている。

そしてこういった考え方は日本にも伝わって、高橋圭也さんが時々tweetする貴族が暦に従った生き方をする基礎となったのだろう。

*1:A型

*2:そしておそらく戦国七雄諸国でも異なっていた。

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2016-06-03 今月は時の記念日がある

本日の読むべき本  本日の読むべき本を含むブックマーク  本日の読むべき本のブックマークコメント

北海道大学大野裕先生の『戦国秦漢出土術数文献の基礎的研究』を読み返している。

両漢における易と三礼
両漢における易と三礼

論文篇を先に読んでしまって、解題篇をチビチビと読んでいるわけだ。

二章の『五行』に面白い記述があった。この二章の冒頭は「江陵九店楚簡『日書』」の内容の解説なのだけれども、43頁の第九組の部分にこうある。

大歳については詳しくは劉楽賢(広瀬馨雄訳)「出土文献から見た楚と秦の選択術の異動と影響−楚系選択術中の「危」字の解釈兼ねて」(渡邉義浩編『両漢における易と三礼』所収、汲古書院、二〇〇六年)を参照。

奇門遁甲には通常の三奇と八門がメインのものとは別に六壬と関わりの深いと考えられる技法群がある。その一つが四地戸法だ。四地戸では斗建から出した十二建除の中の除、定、危、開を吉とする。

日本の暦では十二建除(十二直)の『危』を『あやう』と読んで凶としているが、四地戸と同じく通書でも『危』を『危中有機*1』として吉と判断している。

おそらくだが、「出土文献から見た楚と秦の選択術の異動と影響−楚系選択術中の「危」字の解釈兼ねて」には、『危』を吉とする根源的な理由が述べられているのではないだろうか。そして中国戦国時代では秦と楚で十二建除の吉凶が異なっていたらしい。ワクワクしてくる。

どうも引っ掛かる  どうも引っ掛かるを含むブックマーク  どうも引っ掛かるのブックマークコメント

さて、大野先生が紹介していたということもあって、水野杏紀著の『易、風水、暦、養生、処世 東アジア宇宙観(コスモロジー)』(講談社選書メチエ2016年)を読んでみた。

20160602143820
易、風水、暦、養生、処世
東アジアの宇宙観(コスモロジー)

労作ではあると思う。しかしながら、どうも引っ掛かる所がいくつもあって、素直に読み進めることができない。引っ掛かった所を幾つか揚げてみよう。

78頁
易にはまた「貞」という言葉が多く登場する。貞とは正しいこと、君子の日々の振る舞いは易の説く天地の道理と同じである

『貞』の字義は、『占う』『問う』であることが出土文献から裏付けられていて、既に三浦國雄先生の『易経』のように『貞』を『問う』の意味統一的に解釈した文庫本が出ている現状で、この『貞』を『正しいこと』とする解釈は些か古すぎないだろうか。

84頁から始まる『易の日本への伝播と足利学校』の節だけれども、既に『軍師・参謀 戦国時代の演出者たち』において、戦国時代足利学校の易のカリキュラムには『納甲法』等が含まれていて、周易ではなく断易(五行易)が教えられていたことがハッキリしているのに、まるで周易がずっと教えられていたような記述になっているのは、私には納得がいかない。

120頁の西洋ではパブリックプライベート峻別されていて、アジアはそうではないという記述も、些か恣意的な分類ではないだろうか。放送大学で以前開講されていた『東アジア東南アジアの住文化』においては、四合院や三合院、客家の土楼、黄土高原ヤオトン等は、過酷環境から人間を守るために作られた『砂漠型の住居』としている。こういったことも考慮して欲しかった。

126頁
三国時代の蜀(漢)の劉備(字は玄徳)から三顧の礼で迎えられた軍師諸葛亮(字は孔明)は、書画にもすぐれた才能があったが、「奇門遁甲」(玄空飛星派風水の源流ともいわれる)に精通していたという。また明の太祖、朱元璋建国に貢献した軍師政治家である劉基(字は伯温)は博識で先見性、判断力に優れた人物で文学にも優れた作品を残すが、風水術やさまざまな占術にも精通していたといい、推命書、『滴天髄』などを著述したという。

前段で『伝承がある』と書かれているが、伝承であることを強調しておいて欲しかった。特に諸葛亮奇門遁甲稗史小説による伝承だし、その稗史小説の筆頭格である三国志演義』では奇門遁甲ではなく太乙神数を使って占う場面だって出てくる。また『奇門遁甲』と『玄空飛星派風水』の関わりは源流どころか希薄ものといってよいだろう。何故なら奇門遁甲の盤には紫白九星は出てこない。

142頁から始まる『僧侶日本風水』において、吾妻鑑嘉禄元年十月二十日丁未の条に記載されている、奈良興福寺の僧で法印であった珍誉が鎌倉御所移転地の選定に関与していたことの記載が一切ないというのはどういうことだろう。紙幅の関係であれば削るべきものは他にあったと思うのだが。

それとまぁ、表紙のカラフルな羅盤は私の趣味ではないし、筮具である以上は天円地方の理に則って四角い枠に納まってて欲しかったよね。

ということで、他にも引っ掛かる所はあって、素直には読むことができない本だった。

三光について(只の思いつき)  三光について(只の思いつき)を含むブックマーク  三光について(只の思いつき)のブックマークコメント

日月星辰』という言葉がある。奇門遁甲でも乙奇を日奇、丙奇を月奇、丁奇を星奇としている。乙も日も一つだし、丙も月も一つしかない。所が丁は一つなのに星は沢山ある。ずっとここが引っ掛かっていた。

ところが、天台宗では三光と言って日月明星をセットにして祀っているそうだ。星奇の星も実は特定の星を指していたのではないだろうか。そういえばウェイト版の“The Star”はシリウスらしい。

ところで、花札に松桐坊主という役がある。多分、これが三光役の基になったのだろう。で、松の光札には太陽ススキの光札には月が描かれている。ならば桐の鳳凰も元は星だったのではないだろうか。花札はタローカード日本でアレンジされてできたものだそうだし。

*1ピンチはチャンスの意味

水野杏紀水野杏紀 2016/06/05 10:26 はじめまして。『易、風水、暦、養生、処世 東アジアの宇宙観』、著者の水野杏紀です。ブログを拝見し、コメントを書かせていただいた次第です。このたびは貴重なご意見ありがとうございました。大変参考になりました。ブログで書かれているように、「伝承がある」より「伝承である」としたほうが明快ですね。また「貞」に関しても、「貞の辞は卜辞で「問う」の意味であるが、易では「正しい」の意味に用いられる」というような一文を入れたほうが親切かと思いました。今後の参考にさせていただきます。ブログで労作といっていただいたのはうれしく思いました。本書の目的は、東アジアのもののみかたとは何か、その全体を示すことでした。限られた紙面のなかでそれを表現するところは本当に苦労した次第です。なお表紙に羅盤を使用したいというのは出版社の要望で、それで私のほうでいくつか用意し、選んでいただきました。私は学位論文の関係で、漢代の天円地方の式盤の研究をしましたが、それを扱った学会論文があります。ご関心があれば、PDFでお送りさせていただきます。また明清の術数書の江戸時代における研究の論文は復旦大学で紹介されました。また明代の風水書や建築書を訳注もしています。北斗柄さんは実践的な面を踏まえた術数関連の知識が豊富でいらっしゃるようですので、またいろいろとご教示いただけたらと幸いです。このたびはご意見を賜り、ありがとうございました。あらためて御礼申し上げます。   
水野杏紀 2016,6,5

hokuto-heihokuto-hei 2016/06/05 15:35 拝復。些か不躾も物言いであったにも係わらず、真摯なコメントありがとうございました。水野様の御名前は、『四神相応と植物−『営造宅経』と『作庭記』を中心として−』で知っておりました。基本、私は実占家なので『貞』は経験上、問うと解釈した方が当たるという経験があるので、あのように書かせて頂きました。西洋占星術の世界の方が先行していますが、これまでの定説を原義に遡って見直して行くという作業は中国占術の世界でも重要と考えています。今後とも宜しく御願いします。

水野杏紀水野杏紀 2016/06/19 10:44 先だって、北斗柄さんより「三浦先生が角川文庫の易の書のなかで「貞」を「とう」に統一されており、拙著が「貞」を「正しい」の意味にとるのは古いのではないか」というご意見がありました。これを踏まえ、貞の解釈について三浦先生にも直接ご意見を賜りましたので、私の見解と併せて述べておきたいと思います。
「貞」は殷代の甲骨文にみられ、一般的には「卜問の義」といわれています。左伝、哀公十七年にも「貞卜(ていぼく)す」とあります。貞を「とう」とするのは殷代に遡る古い字義になります。
一方、易の書のなかでは、たとえば地水師の彖伝には、「彖曰、師衆也。貞正也」とあります。これは明らかに「貞は正なり」の意味となります。十翼を含めて現在の易の書の形が完成したのは漢代ですから、そのときには易書自体の解釈のなかで、貞は「正しい」という意味でも用いられていることがわかります。
ただし、易書のなかでは「貞」を殷代からの古い原義にならい、「とう」というふうに解釈できると思います、それは学者によって解釈が異なります。たとえば本田先生は「貞」をおおむね「正しい」という意味で解釈しています。
三浦先生の別な御著書には「元亨利貞」(易、乾卦、文言伝)に「元(おお)いに亨(とお)りて貞(ただ)しきに利あり」とあり、貞を正しいとしているものもあります。それを踏まえ、「貞」の解釈について、三浦先生にご意見を賜りました。三浦先生からは、「貞を「問う」と取るのが易の原義を重んじる立場で、「正し」とするのはのちの解釈」というお答えをいただきました。つまり「貞」は時代による解釈などがあるものの、両方の解釈が成り立つということになります。
拙著のなかでは、前の文脈から紹介した易の哲学的意味を踏まえ、「貞を正しい」と解釈しました。白川静氏は「卜問によって神意を知るので貞正という」と指摘しています。
以上追記してお知らせします。
三浦先生は私が大学院で易、術数を研究しようと思い、ご相談させていただいた先生です。先生は東京に行かれる時でしたので、先生より別な先生をご紹介いただき、その先生のもとで学びました。三浦先生からはこれまで私の術数研究においてさまざまなご教示いただきました。研究者としても教育者としてもすばらしい先生であり、その洞察力、発想力、構成力などの研究姿勢はまったく私の及ぶところでないですが、遠い目標とさせていただいております。この拙著の著述においても、朱子の記載などご教示をたまわりました。
ざっと書きましたので、誤字などがあるかもしれません。その点はご了解いただきたいと思います。(2016,6,19)

hokuto-heihokuto-hei 2016/06/19 11:45 拝復
『貞』の字義ですが、易の『経』の部分には『不貞凶』といった否定形ではない『貞凶』が10箇所出てきます。参考→http://d.hatena.ne.jp/hokuto-hei/20090331#p1
『貞』を『正しい』の意でとろうすると『貞ならざれば凶』といった非常に苦しい解釈を採るしかないように思います。それくらいなら『貞』を『問う』で統一的に解釈するべきと今の所ですが、考えています。
師の彖伝「彖曰、師衆也。貞正也」においても『問うて正しい』という解釈は充分に成り立つと思います。少なくとも占う上で、もっとも重要な経の爻辞において『貞』は『問う』と解釈するべきでしょうし、私の経験ですが実占上そちらの方が当たります。
『元亨利貞』ですが、「元(おお)いに亨(とお)るや、貞(と)うて利あり」という解釈は充分に成り立つと思います。「元(おお)いに亨(とお)る。」は祖霊が供物を受け取って喜ぶの意であり、そうなるかどうか問うた結果利があると答えを得たという意味になるからです。参考→http://d.hatena.ne.jp/hokuto-hei/20110916#p1
易は卜術ですから「自分はこれで行く」と決めたらそれ貫いた方が当たることもあるでしょうが、本来の意義を最初に身に付けた方が先々迷わずに済むのではないか、というのが私が経験から得た結論です。

水野杏紀水野杏紀 2016/06/19 21:49 ご意見拝受しました。「貞」に関しては、三浦先生のご研究、それを踏まえ、これに関する他の研究者の論考を探して研究したいと思います。また何か興味深い考察などがありましたら、お知らせします。

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