• 0500覚醒。
  • さすがにだるい。が、画策していた1つの計画に着手する。すなわち。「南キャリフォルニヤの早朝の港町をジョギングして、地元民に化けてやるぜ」
  • ちうわけで。バックパックの底からシューズとウェアを引っ張り出して、装備。パスポートを身に付けるか否かという難問が立ちふさがり、しばし考え込んでしまったり。
  • 落としたらかえって面倒だろ、という事で、そのまま出撃。ホテルフロントを華麗に突破して、お外へ。
  • 濃霧だ(汗。
  • これでかなりコシが引いてしまうも、金髪の明らかにノーブラなおねーさん1人でさくさく走ってたりする様子を目の当たりにして思い切って飛び出す。
  • 海岸を目指して、とろとろと流していると、狙ったかのように霧がしゅるしゅると消えていく。
  • 地図上では2km移動したハズだ。引き返すと、いつものキャリフォルニヤ・ブルーが出現していた。



こんな感じで、ジョギングコースがあちこちに作られている。

  • かなりの数のランナが出現するが、例によってだだっ広いので問題なし。走ってる皆さんのiPod装備率がほぼ100%だったのが印象的。

  • 0800の集合時間まで、1人で発表リハ。集中している2時間は必要にして十分だった。
  • 皆さんで朝飯。例の「おまいら、何でも好きに食べていいんじゃ」方式。運動しちゃったので、かなり空腹。ソーセージが挟まったパンケーキとファットフリーなヨーグルトなんぞを適当に拾い集めてくる。
  • 旅先なのでカロリーリミッタは外しているのだが、習慣的にカロリーをチェックしてしまう。パンケーキは、570kcal(!)だった・・・。
  • さらにチーズクリームの入った奴とオレンジジュース(大)もつけちゃったので、朝っぱらから1000kcaの摂取によゆーくれて成功したらしい。
  • レジストレーション済みなので、かばんと抄録集、IDパスを捕獲。日本の学会と異なり、必ず首からIDパスを下げていないと、即座に首根っこを捕まれておんだされる憂き目にあう。
  • スライドエントリ。サーバにびゅんとファイルがコピーされる。なんだか解らない書類にサインさせられる。
  • 発表。まあ、こんなもんだ(ぉ。例によってわたしの喋るケチャップ語は、1つのセンテンス中の単語数が、最大4個までという制約がある(要するに片言)。それでも十分に通じたし、副作用として、きっぱりと言い切ったという誤解をオーディエンスに与えたらしいwwww
  • ぐつたり。

  • 1400過ぎまで、ポスタを中心に精力的に取材。
  • データの解釈についての質問は、元々しないし(これはこれでかなり問題なのだが)なによりも、それを話す力はわたしにはない。必然的に、実験の事について質問する事になる。
  • 珍しい実験系のテクニックなんかを見つけて、素朴に質問してみるのだが、ケチャップ人からは、たまにこんな答えが返ってきたりして、考えさせられる。

だれか「実験作業のことなんか知らないぜ、だってみんなテクニシャンがやってるんだから! 俺達は研究者だから実験作業なんて事はしないよ。実験のアイデアは出すけどな(意訳)!」

  • 分業が進んだケチャップ国ならではですな。正論だし、効率的だ。ここで、「生命科学をやってるのに、ねずみ1匹触れないで何が解るんだ、クソ野郎、氏ね」と言う精神論に取り憑かれているわたしは、負け犬です。きゃいんきゃいん。
  • 安宿撤退。シャワー浴びて、学会会場で捕獲してきたホットドッグで、ラバットブルーを流し込む。発表は終わったし、海が見える南キャリフォルニヤのホテルのテラスで昼ビール。悪くない、悪くない。


安宿より。平屋なのでこんな感じの景色が。海鳥の声だけが淡々とする。これが日本だったらサザンとチューブが大音量で流されて、屋台からは焼きそばソース臭が大量に噴出して、性春しているチャパツな若者たちが雌やら雄やらを物色する景色が形成される。まあ、それはそれで、「悪くない、悪くない」けどな。

  • 強烈な日差しで暑いが、雲がさして日陰になるとおどろくほど寒い。極端に乾燥している空気。悪くない、悪くない。
  • 気絶。
  • 1900、元リーダな人にたたき起こされて、夕食へ。まだお外は明るい。
  • ヴェトナム料理屋へ。何でも食べちゃうわたしだが、生春巻きとコリアンダーは、自分からは手を出さない。つまり、ヴェトナム料理には向かない。
  • ボイルされて、ライムを絞って食べる大海老に集中攻撃を仕掛ける。
  • 2100、安宿撤退。即座に気絶。健康的だ(汗。