ロバート・ブレイクの裁判が延期に。

honeywest2004-07-18

ソースはhttp://news.bbc.co.uk/2/hi/entertainment/3903205.stm
妻殺しで逮捕された個性派俳優Robert Blake(ロバート・ブレイク:70歳)(写真上:左)の裁判が延期された。裁判は当初2月に開かれる予定だったが、彼の弁護士Thomas Mesereau Jr.が"irreconcilable differences(意見の相違)"で辞任し、9月9日に延期されていた。
ちなみにThomas氏は4月に辞任したスター弁護士Mark Geragosの後任として、現在Michael Jacksonマイケル・ジャクソン)の事件を担当している。
弁護側の準備不足のため、陪審による裁判は11月1日に始まる予定だ。Blakeは無罪を主張している。Blakeは70年代のTVドラマ"Baretta"で高い評価を受けた元子役スターで、個性派俳優として地道に活動していた。

Robert Blake(ロバート・ブレイク)

http://us.imdb.com/name/nm0086706/
1933年9月18日生まれ 5' 4" (1.63 m)
Blakeは映画"Cold Blood"(1967)で絞首刑になる殺人者を好演して絶賛され、1975年にはTVドラマ"Baretta"でエミー賞を受賞した。しかしその後のキャリアは低迷し、David Lynchデイヴィッド・リンチ)監督の話題作"Lost Highway"(1997)で謎の男を演じ、再び脚光を浴びた矢先の2002年に妻殺しで逮捕されてしまう。
1999年BlakeとBonny Lee Bakley(44歳:写真上右)はLA のとあるjazz clubで出会い、関係を持ち始めた。彼女は乱れた性生活を送っていたため、妊娠した時に子供の父親がBlakeなのかクリスチャン・ブランド(俳優マーロン・ブランドの息子。関連記事)なのかが分からなかった。
彼女は6月に出産し、その4人目の子供の父親はクリスチャンと信じて名前までつけていたが、DNA検査の結果Blakeの子供と確認された。子供はRose Lenore Sophia Blakeと名づけ直され、Blakeはけじめをつけるため2000年10月に彼女と結婚した。
彼女は偽の身分証明書と盗難クレジットカードを16枚も所持していた罪で、アーカンソー州で自宅監禁されていたので、挙式の際には電子監視装置を免除してもらうために判事に許可を求めなければならなかった。
彼女の多数の手紙やポルノ写真、詳細な記録などから、彼女が多くの偽名を使って雑誌や新聞に広告を出し、応答してきた孤独な男たちからお金を騙し取って逃亡したことが分かっている。広告を見た男性たちは、話し相手、結婚、そして彼女のポルノ写真を求めていた。
2001年5月4日2人はVitello's restaurantで食事をした。彼女は、彼いわく"テーブルに置き忘れた銃を取りに行っている間に"至近距離から撃たれ、車の助手席で死亡していた。
彼女は多くの人から恨みを買っていたため捜査は慎重に行われ、死から1年以上経ってようやく、Blakeが殺人罪、彼のボディガードが殺人幇助で逮捕された。彼女の素性が明らかになるとBlakeに同情が集まり、ハリウッドの仲間達によって減刑を求める運動も起こった。彼は150万ドル(約1憶5632万円)で保釈された。

判事がコートニーに出廷命令を出す。

ソースはhttp://news.bbc.co.uk/2/hi/entertainment/3904339.stm
コートニーが約束の期日になっても出廷しないので、判事は出廷命令を出した。Courtney Loveコートニー・ラブ:40歳)はドラッグ所持、暴行や弁護費用の不払いなどの5つの審問を控えている。
ロサンジェルス判事Schneggは、彼女がNYマンハッタンの病院を退院して24時間以内に出廷を要請し、ドラッグ所持に対する判決を下す予定だった。彼女は法廷で5月28日のドラッグ使用の罪を認めている。
しかし彼女は弁護士Michael Rosensteinいわく、"emergency gynaecological condition(緊急を要する婦人病)"で病院に運ばれたという。判事は判決の延期を承認したが、彼女は退院しても1日以内に出廷しなかったのだ。

ProdigyがUKツアーを計画中。

ソースはhttp://www.ananova.com/entertainment/story/sm_1016432.html
Prodigy(ザ・プロディジー) は8月23日に発売予定のニューアルバム"Always Outnumbered, Never Outgunned"のプロモーションのために今年終わりのUKツアーを計画している。
XFM.co.ukが伝えたところによるとBrixton Academyでの2日間を含む、リバプールマンチェスターニューカッスルなどのイギリス主要都市でのライブが予定されているという。
ニューアルバムは原点回帰してinstrumental色が増し、ヴォーカルでパフォーマーのKeith Flint(キース・フリント)やMaxim(マキシム)が控えめな扱いとなっているが、ライブでは違ったアレンジを見せるという。ニューアルバムからのシングルは"Girlz"で、8月30日に発売される。

Wet Wet Wetが再結成してツアーを開始。

ソースはhttp://news.bbc.co.uk/1/hi/entertainment/music/3874579.stm
解散から7年経ったWet Wet Wet(写真下)が再結成し、新作を発表してツアーを行うという。Wet Wet Wetは1987〜97年の間に15 million を売り上げる人気だったが、1999年に解散した。
彼らはニュー・シングルとベスト・アルバムをリリースし、12月にアリーナ・ツアーを開始するという。ヴォーカルのMarti Pellowは"僕達の熱意とエネルギーと情熱は17歳の少年が持っているのと同じだよ" とコメントした。また、ドラマーのTommy Cunninghamは"再び一緒にやろうと思えるまでには時間がかかったが、僕らにはまだたくさんやり残したことがあったし、すべてにおいて満足できるような作品もないんだ"とインタビューで答えている。
Wet Wet Wetはスコットランドのバンドで「Goodnight Girl」「With A Little Help From My Friends 」「Love Is All Around」などの全英No.1ヒットを持つ。辛い解散劇だったため、Pellowの母の葬儀で再結成するまでの5年間、メンバーは口も利かなかったという。

Marti Pellow

http://us.imdb.com/name/nm1120454/
1965年5月23日 スコットランド グラスゴー生まれ
本名:Mark McLachlan
スコットランドのポップ・バンドWet Wet Wetのメンバー。
ヒュー・グラントが主演したヒット映画"Four Weddings and a Funeral(邦題:フォー・ウェデイング)"(1994) の挿入歌"Love Is All Around You"で世界的ヒットを飛ばすが、バンドは1999年に解散。Pellowはリハビリを重ねてドラッグ中毒から立ち直り、ソロでUKヒットを出した。最近ミュージカル"Chicago"にBilly Flynn役(映画"Chicago"ではRichard Gereリチャード・ギアが演じた)で出演し、ロンドンのAdelphi Theatreに出演した。

Wet Wet Wet

Wet Wet Wetは1986年、スコットランドグラスゴーのクライドバンクの高校の友人4人によって結成。バンド名はScritti Polittiスクリッティ・ポリッティ)の歌に由来する。
メンバーはMarti Pellow (vocals, born Mark McLaughlin in 1965)、Tommy Cunningham (drums, born 1964)、Graeme Clark (bass, born 1966)、Neil Mitchell (guitar, born 1965)。
1987年初めにリリースされた彼らのファースト・シングル"Wishing I Was Lucky" は全英No.6となり、同曲を収録したアルバム「Popped In Souled Out」はNo.1を記録した。このアルバムからは他に"Sweet Little Mystery" "Temptation" "Angel Eyes (Home and Away)のヒットが生まれ、彼らの人気を決定付けた。彼らはルックスもよかったためアイドル的人気も得たが、Martiのソウルフルな歌声のためにブルー・アイド・ソウルDaryl Hall and John Oatesホール&オーツThe Style Council スタイル・カウンシルのように白人の歌うソウルという意味)と呼ばれるジャンルに属した。
1988年チャリティでリリースしたBeatlesのカバー"With a Little Help From My Friends" で初の全英No.1 を獲得。89年9月にはグラスゴーでの野外コンサートで75000人を集め、イギリスの国民的バンドの仲間入りを果たした。92年1月にシングル"Goodnight Girl"で再び全英No.1を得て、直後に発売されたアルバム「High on the Happy Side」は初登場No.1となる。同年11月にはクラシックの殿堂、ロイヤル・アルバート・ホールでオーケストラと共演した。
映画"Four Weddings and a Funeral"のサウンドトラック収録のTroggs(ザ・トロッグス)のカバー"Love Is All Around" は14週連続No.1という全英チャートの記録を更新する大ヒットとなり、世界的にも大ヒットした。ここで彼らはキャリアのピークを迎えた。
CunninghamがSleeping Giantsを結成するためにバンドを去り、まもなくPellowがドラッグ問題やソロ活動に集中するために脱退すると、残されたメンバーは1999年に解散を余儀なくされた。