「アメリカでのソーシャルワーカーの役割と医療現場でのあり方につい

第2回JaRAN&HSPH合同勉強会<発表者>
田中誠
Boston College 
Graduate School of Social Work; Final Year
Cambridge Health Alliance Psychiatric Department
Ambulatory Community Service Team

◇今回の勉強会内容:
アメリカでのソーシャルワーカーの役割と医療現場でのあり方について」
先進国の中でもアメリカはメンタルへルスに関するケアが進んでいますが、その治療にあたっては様々な資格を持ったプロフェッショナルが携わっています。日本でも精神科医臨床心理士、社会保健福祉士など様々な資格を持った方々が活躍されていますが、アメリカではその中でも今ソーシャルワーカーの需要が増えてきています。

アメリカのソーシャルワーカーは病院、メンタルヘルスクリニック、社会福祉エージェンシー心理セラピー/カウンセリングをする臨床ソーシャルワーカーから政府や連法政府で行政などに携わるマクロソーシャルワーカーなど幅広い分野で活動していますが、共通しているのはいろいろな分野で人や社会の幸せ(well-being)と関わる仕事をしていることです。

今回の発表はメンタルヘルスの現場で働く臨床/心理ソーシャルワーカーについて現在インターンとしてCambridge Health Alliance Psychiatric Departmentで働く僕の経験を元にソーシャルワーカーの仕事、必要な資格、働く中で見えてきた課題や疑問、職場でのエピソード等、色々な視点からソーシャルワークの紹介をするつもりです。

今後の日本でのソーシャルワーカーの在り方について、またアメリカにおけるソーシャルワークの課題などについても様々なバックグラウンドを持つ皆さんと議論し、お知恵を頂きたいと考えています。

◇日時:12月17日(月)18:00〜20:00
(その後希望者で懇親会)

◇場所:ハーバード大学公衆衛生大学院 FXB-G12
http://www.hsph.harvard.edu/about/files/Longwood_Campus.pdf
・マップ内のFXBという建物のHuntington側の入り口から入り、右側の階段を降りてすぐです。
・Tで来られる方はグリーンラインのEラインでロングウッドで下車して頂くのが一番近いです。
・お車で来られる方へ:Huntington Aveにはパーキングメーターがあります。(ただ混み合う場合もあります) また、Longwood Medical Areaには駐車場がたくさんありますので、そこに停めることも可能です。

◇参加申し込み・お問合せ先
参加される方は氏名・所属・関心のあるテーマ、懇親会参加希望者はその旨を記載の上、次のメールアドレスまで12月15日(土)午後5時までにご連絡下さい。natsuko.kuwahara AT gmail.com (担当:桑原)
(JaRAN勉強会担当:朝山健太郎・桑原奈津子・福永文恵、HSPH勉強会担当:松浦広明)

ちなみに来月は中旬ごろ、South Bay Mental Health Centerで働いていらっしゃる渡辺 貴英 氏の発表を予定しています。