市長選の選挙公報

選挙公報は、常総市のウェブサイトで公開するものと思っていました。
しかし、現時点でのウェブサイトの選挙ページに見当たりません。
しょうがないので、勝手にアップしてしまいます。






今年の3月に策定された常総市障がい者プラン( http://www.city.joso.lg.jp/joso/www/04107.html)では、「施策の方向 3 選挙における投票環境の整備 」として、「選挙情報の提供 選挙公報等について「声の公報」や「点字公報」発行等、ボランティアなどの活用も含めて調査・検討する」としているのですから、ウェブサイトへのアップというのも、その手始めになるのではないかなと思います。


そうそう。
新聞記事によると、長谷川のり子さんは自民党と公明等の推薦を受けていますが、選挙公報には書いてないんですね。(もちろん何を書くかは各候補者の自由です)
(一文追記)高杉徹さんは、連合茨城の推薦のようです。



参考になりそうなリンクなど

国政選挙の場合
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201204/2012040500794 時事ドットコム選挙公報、ネット公開可能に=次期国政選挙から−総務省


地方選挙での例
http://blog.goo.ne.jp/teramachi-t/e/82f84fe48bdf23ed4b7ffc4525599301山県市議選/「選挙公報のインターネット掲載開始」/選管の判断は素晴らしいこと - てらまち・ねっと

たった37票の差で当落の決まった市長選挙があった

5年前の市長選挙では、18,585票と、18,548票という、たった37票の違いで当落が決まりました。
それを知ったとき、異議の申立てがされて、市政が混乱するんじゃなかろうかと心配してましたが、そういう動きはなかったようですね。
http://www.city.joso.lg.jp/joso/www/00264.html


「どうせ、自分の一票では何も変わらないのだから」と思いがちですが、必ずしそうではありません。


「どっちに入れたら良いかわからない」「どっちもダメだ」というのも理由にならないでしょう。
民主主義の投票というのは、最悪な指導者を避けるためにあるのですし、その結果は自分自身で受け止めなくてはなりません。
そこに参加しないのは、自分の運命を他人に任せているわけで、もったいないことです。


選挙当日の予定が不明なのであれば、期日前投票という制度もあります。
理由を聞かれますが、「仕事があるから」と言えば、それ以上の質問はされません。(私の経験ではですが)

期日前投票の立会人の方にも、安くはない日当を払っているのですから、市民の権利を十分に活用しましょう。


そうそう。
期日前投票や、投票日の投票には、ハガキ(入場券)が必要だと思い込んでいるひとがいるようですが、身分証明書などで本人の確認が出来れば、ハガキ(入場券)は不要です。
気楽に投票しましょう。


http://www.city.joso.lg.jp/joso/www/04128.html 7月8日は常総市長選挙の投票日です。

ネットでできる候補者選び

昨年の市議選のとき、当ブログでは、「2011-04-23 若者のためのネットでできる候補者選びに沿って候補者を選んでみた」と題して、ネットの情報で投票先を考えるための情報整理をしました。


その手順のあったブログに、首長選挙での選び方も書いていましたので、紹介しておきます。

http://komazaki.seesaa.net/article/196497879.html病児保育のNPO法人フローレンス代表 駒崎弘樹のblog: 若者のための「ネットでできる候補者選び」(首長選挙の巻)

(前半、大幅に省略)
いずれにせよ、正解である必要はないし、正解なんてないんだ。君なりの回答を出せば良い。
良いかい、まとめるよ。

NHKの選挙専用サイトに行って
②年齢で切って
③名前をググって、政策(これから)を見る
④政策で判断つかなかったら、プロフィール(これまで)を見る

(略)
最初は30分で選んじゃって大丈夫。投票しないより、百万倍良い。慣れてきたら、色んな観点から投票できるようになって、目も肥えてくるから。

さぁ、能書きはこれくらいにして、皆の街のリーダーを選んでみよう。
その瞬間に、君は「無関心な若者」から「社会の担い手」に変わるんだ。悪くないだろ?

(当該記事は、統一地方選挙時に書かれたものなので、NHK のサイトで候補者を知るように書いていますが、常総市の選挙のことは NHK のサイトにはありません)


ここに書かれている候補者選びの方法を、実際の候補者に当てはめて記事にしてしまうと、特定の候補者へ投票を呼びかける文書図画として公職選挙法に触れるかもしれないため、書きません。
興味のある方は、元の記事に、常総市の情報を新聞記事などから当てはめて、考えてみてください。
判断基準が明確になり、投票しやすくなるのではないかなと思います。
(毎回、選挙に行っている大人だって、さほど明確な判断基準は持っていなかったり、他人には理解できない理由で投票先を決めていたりするのですから、自信を持って投票しましょう)



なお、この「ネットでできる候補者選び」を書いている駒崎弘樹さんは、行政や社会(同業者)と戦いなから、「病児保育」「おうち保育園」という仕組みを作り上げたひとです。
そういう人の選挙への考え方を知るだけでも、有意義だと思います。
(もちろん、一般論を語っているだけで、個別の事例ではありませんけども)


2007年には、ニューズウィーク誌で「世界を変える社会起業家100人」に選ばれたそうです。
http://www.globis.jp/828 フローレンス代表理事駒崎弘樹氏〜社会起業家という生き方〜 | GLOBIS.JP