漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

名前は何でも

人間競馬

■厚い雲がふたをして、気温も湿度もまるで下がらない。大風が吹いて全部吹き飛ばしてくれないか。

■栗山町は適応指導教室がないそうで、それでも不登校の子はいる。それで「ことばの教室」で通級指導を出来るようにしてしまった。利用日以外に来ても大丈夫。体育館で遊んだりサイクリングに出かけることもある。手の空いてる教師に声をかけて手伝ってもらうこともある。そんな面白い取り組みをしてるところに、今更言うべきこともない。あとは数かな。そうやっていろんな子が来れる場所が複数あると、もっと利用の幅が広がるだろう。

フリースクールでも適応指導教室でも商店街でも何でもよくて、要はそのときに応じて選べる場所、選べる人がいくらか揃ってる方がいいよ、ということだ。その中を行ったり来たりしながら子供はいつか大きくなる。

■子供は金を持ってないし移動にも制限があるから、無料で近くにあるのが望ましい。札幌市みたいに全市で相談指導学級が4つしかないなんて全然ダメだ。だから、フリースクールもそういう施設に含めてくれりゃいいのに。

■写真は雨煙別小学校の、つい渡りたくなってしまう梁。しかも渡った向こうに足場があるんだぜ。行けと言ってるようなもんじゃないか。