明倫茶会の話の続き

i-yuki2009-07-02

芸術センターの前身、明倫小学校。
建物、というか校舎の中に入ると懐かしさで胸がいっぱいに
なりました。
というのも、明倫小学校は木造なのですが、私が通っていた小学校の校舎も
確か4年生頃まで木造だったので(その後は鉄筋に建替)、雰囲気がとても
よく似ていたのです。
板張りの床や階段、多くの人がさすってきたであろう磨かれてツヤのある手すり、
そうそう手洗い場もこんなんだったっけ・・・、教室の造りもよく似ている・・・。
茶会が終わったあと、一部分だけど校舎をささっと見学して、心はすっかり
小学生時代にタイムスリップして、心地良いひとときでした。


芸術センターは室町通に面していて、この通りは昔着物問屋が栄えていたらしく、
今でも問屋さんが並んでいます。
その室町通を少し北上して、次は京都文化博物館へ。特別展「白樺派の愛した
美術」を見てきました。

一番のお目当ては、ロダンの彫刻だったのですが、そのほかにもビアズリー
セザンヌロートレックの絵画や、高村光太郎の彫刻、雑誌「白樺」の表紙絵
なども展示されていて思っていたよりはるかに、なかなか見応えがありました。
もしかしたら、私が好きな萩原碌山の作品も見れるかも・・・と淡く期待して
いたのですが、やはり碌山の作品はありませんでした。残念!


特別展を見終わったあと、館内にあるショップで、黒地に椿絵のステキな
和風トートバッグを買って、満足した気持ちで帰途につきました。