市民のための名古屋市会を! Ver.3.0

一人の名古屋市民が「地域委員会制度」「減税日本」に対する疑問をまとめるサイトです。(since 2011/3/3)

書かれている事の簡単な裏を察する

  本日おもしろい報告を受けた。色々な情報を寄せていただける方と、今日も情報交換をしていたのだが、我々の活動がそれなりに波紋を広げているようで、取材対象の減税日本関係者から「減税日本に対して有る事無い事を書いている人も居るから」と言われたらしい。この取材拒否が殆ど筋違いであり、逆に違法性の疑いを募らせるのだが、その詳細はもう少し周辺を固めてからにする。もし、我々の疑念が誤りで、違法性がなく、また、同義的にも問題がないのであれば、そのようにすぐ言えば良い事であって、悪あがきされるとこちらとしては手間がかかるだけで・・・大変楽しいとその情報提供者は言っておりました。

 隠されれば隠されるほど、その粗くて穴だらけの隠蔽工作が却って微笑ましくて仕方がないとのことでした。

 私は子供の頃から親に「嘘をつくな」と教えられました。そして、嘘を一つつけば、その嘘を誤魔化す為に更に嘘をつかねばならなくなり、自分自身がその嘘に押し潰されるような気分に陥ることを知りました。嘘は自分自身を追い込み、どんどんと自分を取り巻く社会や世界を歪めます。
 そして、この歪んだ社会や世界から自分が抑圧され、窮屈な思いをするのです。

 社会や世界を歪め、自分自身を追い込んでいるのは、この自分自身が作った嘘であり、ある時勇気を持ってこの嘘と決別するだけで、本当に心から晴れ晴れと手足を広げて社会や世界と対峙できるような気分になれたものでした。

 どうか、自分が追い込まれていると感じる時や、社会や世界が狭く窮屈に感じるときは、その原因が何であるかもう一度ご自分自身を眺めてみてください。


 減税日本の周辺者の嘘は非常に子供っぽく、底も浅いためにあまり怒る気にもなれません。ただ呆れるばかりです。中村議長の失言釈明会見も、非常にシュールな展開に成っていましたが、特徴的なのは記者たちの「ため息」の音でした。そろそろ取材陣にはバレていますね。更に火に油を注いだのが東県議のマスコミ批判でしょうか。
 なんでもその前後に三宅県議は県議団控え室に取材陣の一部を出入り禁止にしたとか、キャラクターとはいえ、そんな高圧的な態度でよいのでしょうかね。もっとちゃんとしないとね。



 おおお、こんな事は書く気ではなかったけれど、書いちゃおう。これはフィクションです、フィクション。或る、都市で大改革をしようと市民運動が盛り上がったそうなんですよ。でね、その大改革のテーマのひとつが、その市の議会の議員報酬を大幅に削減する事だったんだそうだ。で、この市民運動は功を奏してめでたく議会を解散に追い込んだんだって。そして、議会を再構成する選挙となったわけ。この市民運動に関わった人々は、我先に入れ替わりの市議を目指して選挙に立候補したんだって。ところがこのサブリーダーはこの選挙には立たなかったんだそうな。自分は器ではないとか、体がとか色々といいながら。さて、選挙が済んでみると体勢がハッキリした。と、このサブリーダーは市議会と微妙に重なる県議会に立候補したんだって。候補者が少ないとかなんとか適当な事言ってね。県議会選挙でこの市議たちを顎で使って。更に市議達が改革のテーマであった報酬の大幅削減について、このサブリーダーは県は県ですからって削減しないんだって、自分の分は。そして、ある時こう言ったそうだよ「市議選に立った人間は、おっちょこちょいのバカばかりじゃないの?」ってね。

 また、これほど恣意的では無いにしても、単純に活動しない為に市議選で選挙に落ちちゃった人が、結果的により安全になった県議選で復活当選して、県議になって、報酬は高いままでラッキーだった、だって。どうよ、この「一所懸命やった者が割を食う実態」って。



 自分たちの組織制度についてすら、予め矛盾を見越して制度設計できない人たちが、どうやってもっと複雑な市やら県の制度設計ができるんでしょうか。


 こんな中、割を食った市議の人たちはあわてて県議の人たちに抗議文を送りつけたってね。恥の上塗り、頓珍漢な落語のような一席です(フィクションですよ!)。

 さて、フィクションは置いておいて、現実のお話。昨日も新聞記事の「行間を読む」というようなテーマであったわけですが、同じ文脈で、書かれている事の簡単な裏を察するだけで、同じ記事でも何倍も楽しめるという例をお見せいたしましょう。


 本日(2011年7月6日 )の中日新聞朝刊にこのような記事が載りました「納税証明書で確認へ」(イメージはクリックすると拡大します)減税日本ゴヤの浅井団長が、減税日本ゴヤの市議団会議の席上で、「滞納の噂がある」と明言されて、それを重く受け止めた他会派が市民に対してそのような疑念は払拭したいと「納税証明書」を明示しようと呼びかけたということらしい。他会派の市議にとって、一度はリコールまでかけられて全否定をされているわけで、こういった市民に疑念を持たれる事は一刻も早く晴らしたいと思っているのだろうとは理解できる。

 これは、リコール時の市議への風当たりを知らない減税日本ゴヤの市議には理解しがたいかもしれない。守山区の富口市議もそのような「嫌がらせ」の事例に遭遇したらしい。こういった行為は卑劣だが、リコール署名運動の頃は、もっと大々的にあった。更に言うと、減税日本ゴヤは、HP等を開設していない、地元に事務所、連絡所も開設していない、こういった「市民に対して開かれていない姿勢」が、そのような卑劣な行為を呼び込むこともあることは理解されたい。しかし、そのような卑劣な行為は何も生み出さないし、私もそのような行為を行う者は軽蔑する。

 ちなみに、我々の調査がそういった行為を誘発しているとかいう筋違いの批判は受け入れがたい。私や我々が示す疑義は市民としては当然の疑義であり、それに対して説明責任を有するのは市民の付託を受ける市議にある。この説明責任までは確実に「パブリック・サーバント」の義務だ。実行を伴う悪戯を受け入れるような義務は、「パブリック・サーバント」にも無い事は当然だ。

 各市議、県議においては、市民、県民の疑念に対しては、誠実に説明責任を果たすべきで、その上での信頼関係がなければ、政治など成り立たないと理解していただきたい。これが「信なくば立たず」の姿だ。


 さて、記事に戻ろう。記事にはこうある。園田晴夫議員(北区)の言葉として「他会派はうわさを取り上げているが、個人情報が漏れたとすれば問題視すべきだ」個人情報といえば、リコール署名の流出問題も気にかかるけれども、確かに「個人情報が漏れたとすれば問題」でしょうね。え?でも、「個人情報」というからにはそのような事実があったということ?

 市税の滞納が無ければ、滞納していたという情報も、事実も、つまりは「個人情報」なるものは存在しない筈で、それが「漏れた」といわれると言うことは、何等かの「事実(つまり、滞納していたという事実)」が有ったから、その情報流出について気にかけていらっしゃると。

 まあ、園田晴夫議員といえば、「住まいのデパート」にお勤めになっていらっしゃったそうですが、実は私の情報カードはすでに書き込みで真っ黒ですよ。その昔「疑惑の総合商社」と揶揄された国会議員の先生がいらっしゃいましたが、私は「疑惑のデパート」と名付けたい気分です。本当はね、こういった疑惑について潔白の証明責任は市議にあると思うのですよ。ただ、中には不在の証明を求めるような事柄もあるから書かないだけで、市民の元にこの全ての疑念を預けたい気分は満々です。少なくとも、以前に書いた「政治資金管理団体の存在と、設立時期の意味」程度は市民に開示していただきたいものですね。

 話を戻して、園田市議の言を素直に受取り、論理的に解釈すると、減税日本ゴヤの市議の中には滞納の事実がある市議が(少なくとも一人)居て。その「情報」が漏れて噂になっているから「個人情報の漏洩があったのではないか」という事ですよね。良く判りました。

 次、これが最高に笑えるのですが。減税日本ゴヤの市議は「立候補まで名古屋以外に住んでいた議員が多く」って?
市民じゃなかったのですか?誰?

 誰なんですか?減税日本ゴヤの市議団はこの疑問に答える義務がありはしませんか?確かに滞納問題も大きいですけれど、名古屋市民じゃないのに市議に立っていたって。別に法には違反しませんけど、それを明言しない姿ってフェアとは思えませんよね。



 写真は、名古屋市中区金山五丁目にある第一若葉荘の写真です。私が撮影しました。テブレしてますね、申し訳ない。私が学生の頃住んでいたようなアパートを、そのまま30年劣化させたような雰囲気で非常に落ち着きました。若干饐えた臭いとかしましたけれど。お風呂は無く、トイレも共同のようです。こういった所から市議が生まれるというのはロマンですね、庶民革命です。すばらしい、エクセレント。
 次、こちらは中川区供米田2丁目です。



 奇異なのは、どちらにも週末、人の気配が無いという事なんですよね。また、林市議はご家族、奥さんとかはおみえではないのでしょうかね?というか、地元との交流とか関係ないんですか?

 多分、これも要らぬお世話なんでしょうし、選挙を通ってしまえば、後は、市民の事も地域の事もどうでも良いのでしょうけど。あまりにもなめていませんかね?

 それと、少々苦言を呈させていただきましょう。私はこのブログにおいて4月ぐらいの段階で、減税日本ゴヤの市議団に、会派内ルールの確立が必要だとか、地域の住民とのチャンネルを作るべきだとか、HPぐらいすぐに設置すべきだと言って来ましたよね。どれもさっさと実行していれば、問題が発生しても対応が取れていたでしょうから、今頃この逆風も少しは和らいだ事だろうと思います。
 そういう意味では釈明の機会を今、この時も失い続け、疑念が市民に刻一刻と根付いていくわけですが。
 しかし、事務所を設置した人も、選挙が終わると、途端に人が居ないのはあからさま過ぎませんか?連絡用の電話ぐらい転送設定したら如何ですか(おお、建設的な意見)。何処にかけても(減税日本の党本部=河村事務所を含む)昼の時間はだ〜れも出ないんですね。留守番電話も無いところがあるし。市民に開かれたなんて口幅ったいこと言う以前に、社会的存在として何か欠落していませんかね?




 7月9日(土曜日)
 14:00〜16:30
 千種生涯学習センター 3F 視聴覚室

 において、「Myちくさ21」と言われる団体の方々が「市政出前トーク」(※A)を開催されます。

 名古屋市総務局地域委員会制度準備担当部 主幹 澤 博さんを講師にお迎えし、地域委員会のモデル実施についての検証をお話いただく予定だそうです。
 (※B)


 参加費:無料  どなたでも参加自由だそうです。 

※A 「市政出前トーク」というのは、市民か、市内に勤めている、または通学している人であれば、比較的簡単に催す事ができます。(平成23年度市政出前トークについて)

※B 或いは、アートピアホールで質問した事で、私が「危険人物」に特定されて、私と、この「Myちくさ21」と言われるグループが関連していると思われ、開催が危うくなると申し訳ないので明確にしておきますが、私とこのグループ、このイベントは一切関係ありません。また、私が当日(7月9日ね、6月25日の方は、ちゃんと、私行きますよ。でないと、ドタキャンになっちゃうから)この催しに行く予定は今のところありません。ただ、参加を則されており、また、広く告知してくれと、このグループの方から言われたので、お知らせしたまでです。誤解なきよう、お願いいたします。
この「Myちくさ21」というグループも、7月9日のイベントも、A.A.K.の文脈とは関係ありません。6月25日のイベントは、完全にA.A.K.色が強くなる可能性はありますけど。