『借りぐらしのアリエッティ×種田陽平 展』


日曜、東京都現代美術館で開催されている『借りぐらしのアリエッティ×種田陽平 展』に行ってきました。ご存じの方も多いでしょうが、今年7月中旬に公開されたジブリ映画『借りぐらしのアリエッティ』の世界を体感できる美術展です。
開催期間が今週末までということもあり、大勢の人でにぎわっていました。10時の開場に合わせて開場入りしたにもかかわらず入場するのに40分待ち。(見終わって開場を出るころには110分待ちになっていてもっとびっくりしました。)


いざ入場すると、そこは草花が木のような大きさの世界。アリエッティと同じく小人になったような感じでした。映画の冒頭のストーリーに沿うように、庭から床下、更にアリエッティの家の中へとへと入っていくのですが、映画に出てきたアリエッティの家がそっくり再現されて隅々まで丁寧に作られた世界は、まるでアリエッティの家に遊びに来たようで楽しい気分になりました。庭の植物や家の中の小物など、いろいろな物を触ることができるのも魅力的で、映画で見た場面を思い出しながら「うんうん、こんなだったな」と出口までとても楽しかったです。ジブリのスタッフさんが「アリエッティの落書き」として書いた虫や花の可愛い絵も壁のあちこちにあったりして、ワクワクしっぱなしの観賞となりました。


アリエッティの家を見て回ったあとは、それを手掛けた種田陽平さんの過去作品などの展示がありました。種田さんは洋邦問わず多くの映画美術を手掛けており、「キル・ビル」や「有頂天ホテル」「フラガール」「いま、会いにいきます」「アマルフィ 女神の報酬」などを始め、最近話題の「悪人」も手掛けた方です。どのように構想を練って美術作品を作っていくのか、図面やジオラマの展示もされており興味深く観賞しました。(すごいなぁと何度も言ってしまいました。)

ちなみに、院長は東京漢方鍼医会の研修会に参加していたので、日曜は一日、おひとりさまでの外出を楽しんできました♪


秋らしくなってきた今日この頃、今年は『芸術の秋』を楽しんでみようかなと思いました。
みなさんはどんな秋を楽しみますか?


相模原一番堂 水戸鍼灸院 水戸尚子