米国はなぜイスラエルに肩入れするのか。

To Israel with love (The Economist)
ざっと見ただけだが、興味深い。このような記事は米国のメディアでは読めないのだろうなと思った。さすが英国のThe Economistだと感心。
米国ではイスラエルに対する支持が非常に高い。世論調査でもそのような結果になっているようだ。反対に欧州ではイスラエルの軍事行動に対する支持は低い。なぜなのか。米国人はイスラエルに自らを投影しているのではないかとの指摘がなされている。米国は武力行使で問題解決を図ろうとする傾向が強い。イラク戦争を見ても明らかだが。これはイスラエルも同様だ。また、独裁国家がひしめく中東でがんばっている民主国家というイメージも米国には受けがいいようだ。
米国がイスラエルの支持を崩さないのは、ユダヤ人が米国の権力者層に隠然たる影響力を有しているからなのかと漠然と思っていた(ユダヤ人の陰謀論?)のだが、ぜんぜん違うようだ。確かにこの二つの国は似たもの同士なのかもしれない。