近藤の試合結果

http://www.411mania.com/MMA/news/57084/411Mania//s-Bodog-Fight:-Alvarez-VS-Lee-Live-Play-By-Play-Coverage.htm

Trevor Prangley VS. Yuki Kondo
Middleweight Title Fight

Kondo in first and the crowd is applauding. He's still wearing his Pancrese robe. No belt though. Lighter applause as Prangley enters. Bodog Fight's girls enter and show off the title belt, the crowd is dead silent except for the section surrounded by empty Budweiser bottles. Crowd applauds the belt when it is announced.

Round 1

They feel out and circle. Low kick by Kondo, hook by Prangley hits but he doesn't follow up. Prangley moves forward as Kondo is shooting and they almost go out of the ring. Back up and Prangley has Kondo's back kneeing to the back of the legs. He picks up Kondo and suplexes him, he has the hooks but is having trouble getting the choke. Kondo rolls into Prangley's guard, they scramble and get back up. Prangley with another hook, didn't hit flush. Low kicks by Kondo. Trevor swings and stalks Kondo, keeping him at a distance. Another low kick by Kondo. Trevor rushes in and they trade on the ropes, knee by Prangley hits but Kondo moves it into the corner and hits knees of his own. They are off and a big knee by Trevor hits, knocks Kondo down and Trevor rushes in to finish. Kongo survives and works from guard. USA chants get huge and nobody realizes Prangley is from South Africa. Prangley tries to ground and pound but the ref restarts in the center. Prangley postures up and lands a solid elbow, swelling Kondo's left eye. Prangley lands vicious gnp as the bell sounds. Ouch.

Round 2

Kondo looks hurt and bleeding from the eye. Kondo tries a body kick but misses. Big body shot by Kondo hits but Trevor is hitting serious knees. Kondo pushes to the corner. Knees by Kondo in the corner and he stays busy while pummeling. On the ropes now, Kondo seems tied up, Prangley with some knees to the legs. Kondo pushing for the takedown but Prangley reverses into side mount. Ref restarts it in the center. Prangley looks to trap an arm, Kondo tries to get up but Prangley pushes into his guard. Big right by Prangley hits air. Kondo looking for the arm but Trevor postures up. KONDO WRAPS AN ARM...Prangley wrenches it free and goes back into guard. Kondo traps the arms but a big elbow lands. Prangley stands, Kondo goes for a leg but Prangley falls into a sort of half guard. He's still pounding viciously on Kondo. He has Kondo's back but they stand. Kondo tries for a takedown, bleeding severely but Prangley just pushes him away. Prangley still stalking Kondo. Both swing wild, BIG right hits Kondo and he's down but saved by the bell. It looked like he was out but he got up fine.

The doctors check Kondo's cut and wave off the fight. Trevor Prangley defeats Yuki Kondo via doctor stoppage at the end of round 2. The crowd was yelling so many racist comments I could barely think. We'll be lucky if Kondo ever fights on American soil again at this rate. Trevor receives the belt and gets applause from the crowd. Lindland comes in and congratulates Trevor, then challenges him. Trevor looks ready for the fight, says it feels unbelievable and reflects on how hard it was to get to this point. He thanks Bodog and says it won't be easy for Lindland.

http://www.pancrase.co.jp/oevent/bodog/20070714.html
内容的には終始押されていて、近藤にとってはなんとか凌いで3R以降に勝負を掛けたいという感じだったが、その前にカットがひどくなってレフェリーストップ負けしたようだ。文章と写真だけでは、どれくらいのパフォーマンスを近藤がしたのかわかりにくい所もあるので、映像でできるだけ見てみたい。コンディション的には、前日計量の写真、数字を見る限りうまくいったように思えたが、試合の写真を見ると、郷野戦、バローニ戦と大差無いようにも見える。体重調整はうまくなっていても、まだナチュラルのコンディションがベストからは落ちるのか。それとも計量からのリバウンドがあまり無い分ナチュラルの状態からコンディション、パフォーマンスが落ちてるのか。体つきと動き見る限り、バローニ戦以降では意外とレノグ戦が一番いいシェイプだったようにも思う。

文章だけみる限りじゃ立ち技でも主導権を握られてるような感じに見える。立ち技での距離感をうまく計れれば、打撃だけでなく、ボディコントロールやバランスのコントロール、テイクダウンの対応もうまくできるかと思うのだが、その辺はどうだったのか。あと近藤はローキックを多く出していたようだが、ショートのパンチや、前蹴りのほうはどうだったのか。先にローを出してカウンターでフックを貰う展開もあったのか。近藤の場合距離感を計って、プレッシャーを掛けるなり、相手の前進をさばくなりどっちにしても、自分かた手を出さすカウンターを狙う、あるいはフェイントで相手のカウンターを誘って、そこをカウンターを取るというのが、近藤の得意な形だと思うので、その辺はできていたのか。

ダメージ的にはそこまでのものは無いようにも思うが、しっかりダメージを抜いて、2,3ヶ月しっかりコンディションを作って次戦に備えてほしい。

過去の試合写真から見る近藤のコンディション比較

写真で近藤の過去の試合とコンディションを比較すれば
http://www.pancrase.co.jp/oevent/bodog/20070714.html(先日ボードッグの試合)

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/live/200403/29/photo/a07/p08.html(2004年のヒース戦)
では明らかに体のハリが違う。
近藤がここ最近一番のコンディションを作れたのは05年の中村戦までさかのぼらければいけないほど。http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/pride/photo/200512/31/a05/p07.html

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/pride/photo/200512/31/a05/p05.html
背中周りをトレバー戦と比較するとまたよくわかる。
それ以降どこかしまりのない体つきでの試合が続いている。ここをなんとか改善しないと、ベストコンディションで試合をするのは難しいと思う。
ヒース戦、中村戦ともに87キロ弱。このコンディションを作った上であえて直前まで減量はせず、計量当日、前日で汗を流して水分をカットして、計量をパスするようなコンディショニングが必要だと思う。プラングレー戦の写真見る限りそれはできてないように思える。ここは2,3ヶ月かけてしっかりコンディションを作り直してほしい。

追記
また写真比較
近藤が最後にナチャラルウェイト(87,9キロ)で試合したイアン戦
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/photo/200612/10/b09/p12.html
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/photo/200612/10/b09/p05.html

近藤のコンディションがよかった最後の頃2005年末の矢野戦(ナチャラルウェイト87,5キロ)
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/photo/200512/04/a07/p15.html
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/photo/200512/04/a07/p09.html

この比較でもナチュラルな状態での体の張りにかなり違いが見える。イアン戦のようなナチュラルの状態から体重を落としては、近藤が調子のよかったときのような試合を期待するのは無理だろう。今回のトレバー戦も拳のワイヤーが取れたのが二ヶ月前で、それまでおそらく上半身のウェイトトレーニングはできなかったであろうと考えるとナチャラルな状態はイアン戦と大差なかったと思う。bodogのサイトにあった近藤の練習風景の体の張りもあまり無かったし。

近藤にとってはナチュラルの状態でまず2005年後半のような体の張りを取り戻すことが必要だと自分は思う。どうすればできるのかは素人の自分にはわからないが、また素人考えでは多少試合間隔を空けて、フィジカルトレーニング、ウェイトトレーニング中心にして、その頃の体の張りを取り戻してほしいと思う。体重調整に関しては大分慣れてきたとは思うが、なるべくナチュラル87,6キロの状態から、計量当日、前日の水分抜きで計量クリアすることがうまくできるようになってほしい。

余談だが田村潔司も85キロ級で始めて試合するが
http://ameblo.jp/tamura-blog/entry-10039843245.html#cbox
計量前日の午後10時過ぎで2キロちょっとオーバーだったようなので、計量当日か前日かで汗を流して体重を落として計量したものと思われる。

近藤の体の張りが無くなった理由を勝手に推測

最後に近藤に体の張りがあったのが、2005年大晦日の中村戦。それ以降張りのある体で一度も試合してない。それはなぜか。また適当に勝手に推測してみた。まず中村戦以降最初のバローニ戦。この試合では初の83キロ契約での試合。このときは近藤のナチュラルウェイトは87キロ無いくらいにも関わらず、一月半を掛けて減量。このときに大きく筋量が落ちたのかもしれない。そして次の試合の松井戦は、5ヶ月間隔が空いたナチュラルウェイトの試合にも関わらず、同じナチュラルウェイトの試合だった中村戦と違い張りが失われてしまっている。

近藤はバローニ戦以降、83キロ近辺に照準を絞るようになり始めて、その結果体重調整に気をつかうようになり、コンディショニングのやり方を以前と変えてしまったのかもしれない。適当な推測でいえば、体重が増えないように意識してウェイトトレーニングの量を減らしたとか(バローニ戦以降のインタビューでは「ウェイトトレーニングは変わらずやっている。最近は下半身中心。」と語っていたが)。それ以降ナチュラルウェイトでのレノグ戦、イアン戦も上半身(背中周りとか特に)がどうも張りの無い、べそっとした体つきになっている。あのシェイプでは近藤の調子のいいときの切れのある動きは見られないと思う。

ナチュラルウェイトから3キロくらいの減量ならナチュラルウェイトで試合してたときと調整方法を変える必要はほとんど無く、計量日直前、1,2日前に汗で水分を流す体重調整で十分間に合う。それが難しいなら計量一週間前くらいから減量用の食事に変えて計量直前の水分カットで合わせるのでも構わないし(UFCで活躍する岡見計量前一週間で5キロ落としてるとか)。体重調整を意識して調整方法を大きく変えるとかえってコンディションを落とすことにもなってしまう。近藤の場合そういうことだったんじゃないだろうか?勿論年齢やダメージという可能性もあるにせよ、個人的には調整方法のミスが原因のように思う。ただ現時点で調子の良かった頃に比べて体のはり、コンディションが落ちてしまってるのは明らかなので、これから修正していけるか。また素人考えでいうが、ウェイトトレーニングも下半身中心といわず、上半身、背中周りを中心にするとか。ナチュラルな体重は87キロ、88キロと調子の悪いときと変わらないのに、べそっとした体つきになっているのは、上半身の筋量が減って、脂肪が増えているのか、その辺はわからないが。

今回の復帰戦は拳のワイヤーが外れて二ヶ月ちょっとの調整期間だったので、相手もプラングレーというのは厳しいところがあったと思う。調子のいい頃の体の張り、切れを取り戻すまでは、試合間隔もある程度取りながらパンクラスで一線級から落ちる相手と試合していく形がいいのかもしれない。もしかしてどこか大きな故障をしているためにうまくコンディションが作れてないという可能性も無くは無いが、なんとなく近藤は怪我自体は少ない選手のように自分には思える。