ijoffice2009-08-27







8月15日にシンガポールで『buy a suit スーツを買う』が上映されました。
Singapore Film Society が主催する
「Japanese Film Festival 2009」のプレイベントでの上映でした



映画祭スタッフ・LEONGさんからのレポートによると、小さな会場ではあったものの、たくさんのお客様が来場くださり、映画祭スタッフによる市川準監督作品の解説なども行われたようです。

市川監督は2007年に、この『Japanese Film Festival 2007』に参加し、当時最新作だった『あしたの私のつくり方』をはじめ、『病院で死ぬということ』『東京マリーゴールド』の3作品の市川準特集でティーチインをされました。

シンガポールの中心地にあるシンガポール国立博物館に併設したギャラリーシアターという映画祭会場が素晴らしかったと、嬉しそうに話していた市川監督を思い出します。

今年の『buy a suit スーツを買う』上映は、2007年の市川準特集上映を担当した映画祭スタッフLEONGさんが実現してくださった追悼企画でした。LEONGさん、10月発売のDVDBOXのこともご存知で、とても喜んでくださっていました。


去る7月には、ニューヨークのNew York Japan Society 主催「JAPAN CUTS Festival of New Japanese Film」でも『buy a suit スーツを買う』の上映が行われ、現在はニューヨークを拠点にプロデューサー活動をしておられる トモ子役で出演の三枝桃子さんがティーチインを行い、作品について、市川準監督について、お客様からたくさんの質問がとびかったそうです。

市川作品全作DVD化の実現を願うと同時に、
市川準監督の映画が、
これからも国内外の劇場で上映され、より多くの人たちに観ていただけることを切に願います。