日本語入力は?

Palmの日本語入力にはVisorを使っていた頃からATOKを常用していました。
Treo680でも日本語入力にはATOKを標準で使っています。
でもOS5.4系デバイスATOKを使用した場合、少々制約があります。
まず単語登録。
単語登録はやって出来ないことは無いのですが、通常の使い方だとPalmをリセットした瞬間にユーザ定義辞書がクリアされてしまいます。
また、入力した単語の学習機能や候補リストも、リセットした瞬間に初期化されてしまいます。
まぁ単語登録に関しては、ユーザ辞書のDBをいったんSDカードにコピーしてから本体メモリに書き戻すと言う方法で定着できるようですが、一般ユーザにはチョット敷居が高いですよね。

一方、IMEのもうひとつの代表であるPOBOXは、その辺はきちんと作られています。
また、Treoのキーボードオペレーションと相性がよく、非常に使い勝手が良いのも特徴です。
ただ、一部アプリケーションとの相性が悪く、PoBoxDAのような入力をアシストしてくれるDAが必要になったりするので注意が必要。

どちらも使いたくない人には、J-OS IMEと言う選択肢があります。
変換精度は他のIMEに譲りますが、非常に安定しており使い勝手もまずまずです。
ただ、Treoだと日本語入力ウィンドウを開くのに一工夫必要ですね。

と言うわけで英語版Palmを日本語化して使う場合結構豊富な選択肢があるのですが、それぞれ利点と欠点があるわけで、どうも決定打にかける気がします。

先日まで1ヶ月ほどPOBOXを使用していましたが、やはりアプリとの相性が問題となりATOKにもどしてみました。
POBOXの操作性も捨てがたいのですけどね。