とある「ニセ札」
基本的に記事は、必要な部分だけ部分引用するように努めているんだけど、うーむ、どう部分引用すればいいのかわからん。
絶対に、全文一気に読んだほうが面白い。
http://news.goo.ne.jp/news/yomiuri/shakai/20050115/20050115i303-yol.html
高校教諭が偽1000円札で運賃支払い…表だけコピー
- 同校の田所健教頭は「若手で熱心な教員なので信じられない。偽札事件が相次いでいる中、世間を騒がせて申し訳ない」と話している。
どう考えても、使うつもりでは作ってないよな。 冗談で作って、冗談で財布に入れていたんだと思う。
で、酒飲んで・・・(笑)
しかし、紙幣は複製を作った時点で犯罪なんで(使った時点で、ではない)。 きつくお灸をすえてもらってください。
NHK長井氏の会見記事でドキュメンタリージャパン反論
ええと、ETV2001「女性国際戦犯法廷」の番組制作はこのような下請け構造になってます。
- NHK
- ┗NHKエンタープライズ21
- ┗ドキュメンタリージャパン
で、
http://www.asahi.com/national/update/0113/014.html
NHK番組改変問題 「会長了承していた」と告発者会見
- ・・・
- 長井さんによると、番組を企画した下請け会社の視点が主催団体に近かったため、「戦争を裁くことの難しさ」や歴史的な位置づけ、客観性を強調して現場を取りまとめてきたという。事前に右翼団体などから「放送中止」の要請はあったが、放送2日前の夜には通常の編集作業を終え、番組はほぼ完成していた。
- ・・・
- (01/13 14:27)
これに対し、ドキュメンタリージャパンがコメント。
http://www.documentaryjapan.com/saiban/050114.html
■長井氏の会見に関する「朝日新聞」記事中の事実誤認について
- ・2005年1月13日の長井氏の会見を報道した朝日新聞1月13日夕刊の記事の中で、弊社に関係する下記部分に関し、重大な事実誤認が2カ所あると考えます。 長井氏の発言がそのまま活字化されているのか、朝日新聞記者による加除があるのか、定かではありませんが、いずれにしろ事実とは異なることを明確にしておきたいと思います。
- 弊社は、これまで4年間、本番組の制作過程における発言等に関して公にコメントすることは控えて来ました。しかし、今回の報道は看過しがたい問題点を包含していると考えられるので、敢えてコメントするものです。
- 「番組を企画した下請け会社の視点が主催団体に近かったため、」
- (1)「番組を企画した下請け会社」との表現における「下請け会社」とは、弊社ドキュメンタリージャパンを指すものと思われます。 しかし、本番組のもともとの企画発案者は、NEP21のチーフ・プロデューサー(CP)であり、同CPから企画提案票作成の依頼を受けた弊社のディレクターは、一度断ったものの、他の会社への依頼も奏功しなかった同CPから再度の強い要請を受け承諾した、という経緯です。 なお、企画提案票自体も、同CPおよびNHKのCP、長井デスク(当時)との協議を経て、合意の下で作成されました。
- (2)「下請け会社の視点が主催団体に近かったため、」との表現も、事実と異なります。 企画提案票作成から取材、編集に至る全過程で、弊社スタッフはNHKのCPおよび長井氏の指揮・監督の下で動いていました。当初、「主催団体」に近い考え方の要素だけでなく、別の視点の要素も盛り込んでいた弊社の構成案に対し、より法廷を主にした内容で行く方針を打ち出したのは、NHKのCPと長井氏だったというのが、弊社の把握している事実です。 いずれにせよ、弊社スタッフと、NHKのCPおよび長井氏、NEP21のCPの3者は、2001年1月24日のNHK教養部長による試写までは、一体となって制作に当たっていたというのが、東京地裁の法廷でも関係者全員が証言している事実です。
(部分引用が難しいので(要点をピックアップしようとしても、ほぼ全体が要点であるため)、全文引用しました。 念のためリンク先に飛び、内容を自分の目で確認することをお勧めします*1。)
どういうことかというと、
当初の長井氏の会見内容
- NHK
- ↓「法廷」よりに偏ってると指摘
- NHKエンタープライズ21(+NHKのCPと長井氏)
- ↑下請けとしてパッケージ提出
- ドキュメンタリージャパン
実際
- NHK
- ↓「法廷」よりに偏ってると指摘
- NHKエンタープライズ21(+NHKのCPと長井氏)
- ↑もともとNEP21の企画であり、
- 当社は「別の視点」も盛り込んだ構成案を出したが、
- 法廷を主にした方針を打ち出され、
- 下請けとしてパッケージ提出
- ドキュメンタリージャパン
ということで、つまり、「上からの圧力」というけれど、実は上からも下からも「中立にすべき」と言われてて、
下に対しては意見を却下して、上に対しては圧力だと言っている、ってことですね。
てゆーかこれ・・・「NHKのCPと長井氏」、立案以降は何もしなければ(つまり、ドキュメンタリージャパンの「表現の自由」を尊重していれば)万事丸く収まってないか?