vespaPX200FL2 エンジンオーバーホール5

どもカトウです。休日や仕事終わりのメンテでは時間がまったく足りません。
さてPX225FL2ですが、一応完成しました。

一応というのはクラッチバスケットの納まりに不安があるので一応としました。
今回使ったバスケットの補強リングですが、結構しっかりしてる分分厚く、カバー側をそこそこ削りました。それでもギリ入る感じで今の所干渉等してなさそうですが、ぶん回した時に干渉するんではないかと今から不安です。


サビサビだったフライカバーとギアセレクターカバーを塗装。

さて、このPXちゃん。ひとつ最大の不満があります。

爆音なのです(笑)

乗ってる自分でも引くくらい爆音です。

そこで今回のメンテ時にサイレンサーをカスタマイズしました。

最初NSRサイレンサーに変えようかとオクで中古を落札したのですが、排気穴がScootRSと比べると結構小さい。。
ジェットが相当変りそうなので現状のサイレンサーをどうにかしようと考えました。


現状です。パイプ部の小さな穴から排気がグラスウール側に抜け、消音して排出します。
この小さな穴が曲者で、排気側に手をかざして「ふーーー!」と息を拭くとダイレクトに抜けています。
「意味あるんかいな。。殆ど直管みたいな感じじゃん。」
ってことで、こんなものを用意しました。

ステンレスメッシュ。

まぁここまで見れば大体何をしようと思ってるかわかると思いますので写真で説明。




はい。
これで先程と同じように排気側に手をかざしてふーーーーーーーーっとやってみますと。先程までダイレクトに伝わった吐息が、まったく感じられません。要するにサイレンサー内でこのメッシュに拡散されて空気がグラスウール側に逃げているのがわかります。
かなりの激変具合に結果が楽しみです。

あ、ちなみにふーーーーーーーーっ!の体感レビューはパイプのみの状態で比較したものです。サイレンサー組み立て時には向こうがわに抜けてますので。。