朝から苦行か?

皆さまおはようございます。三連休の最終日をいかがお過ごしでしょうか?「ニッポン萌え奇行」の第2部も2日目となりました。今日は雛見沢こと白川郷へ赴きます。連休期間とあってかなりの人手が予想されますが、しっかりと「ひぐらしの郷」を満喫してきます。
今日はまず城端線に乗って城端に向かいます。白川郷に行くバスは高岡から出ていますが、列車に乗った方が25分ほど遅く出発できるので、こちらをチョイスしてみました。
とはいえ、朝ご飯を食べそびれたのは痛いところです。城端での乗り換えも10分と無いので、白川郷に着く10時頃までお預けになりそうですorz。

ようこそ!世界遺産と惨劇(←違)の街、雛見沢へ

というわけで、城端からバスに乗り換え、むぎや祭の撤収作業が進む街中を過ぎれば、あっという間に山の中へ分け入ります。途中、7月の集中豪雨でおきたと思われる崖崩れ箇所を見つつ、約1時間20分で白川郷に到着です。バスの終点は古手神社前なので、当然参拝していきます。こちらにも自重すべき絵馬が、たくさん奉納されていました。


相変わらずたくさんの絵馬が奉納されていますよ。「駅長さん」が参拝している時にも、同行の士が絵馬を奉納しようと意気込んでいました。

で、いったん観光協会へ行き、高山行きのバス乗車券を押さえると同時に、朝ご飯代わりの軽食を買い、腹ごしらえをしたところで再び惨劇の村*1を散策します。

*1:だから、違うって(笑)

んもー、みなさん自重するですわ!

小腹を満たしたら、ようやく街中散歩です。まずは村を一望する展望台へ。沙都子ちゃん家の前を通り、「嘘だっ!」坂を登ること20分で展望台です。一昨年来たときは気づきませんでしたが、本来の展望台の他に土産物屋も独自に展望台を作っているようです。展望台から見る雛見沢白川郷は、稲刈り間近の黄金色と重厚な茅葺き屋根が歴史の重さを伝えています。

 
左が沙都子ちゃんと梨花ちゃんが住んでいた家…というか小屋ですな。実際には物置か何かかしら?
右は展望台から見た白川郷です。ひぐらしで出てくるのは本来の展望台からの眺望ですよね?

で、坂を登りきったところに土産物屋の駐車場がありますが、なんだか香ばしいニオイがプンプンとしてきます。あ、別に食べ物屋からという意味ではなく、ヲタ的にという意味ですよ。それが何かといえば、アキバや有明でも見たことある痛車が鎮座しているんですよ。確か「水月カー」として名を馳せている車だったと思います。やはり三連休、侮り難しといったところです。
で、展望台を後にし、お次は自重すべき土産物屋です。先達の話では「観光案内所の近くだよ」とのことで、メインストリートを荻町へ向かいます。もちろん、途中で雛見沢診療所を押さえるのは言うまでもありません。そうこうするうちに、件の土産物屋に到着です。ぱっと見は普通のお酒を中心にした土産物屋ですが、一角にあるスナックコーナーが問題の自重すべき箇所です。だいたいこの流れでいけば何があるかは推測できると思いますが、ある意味よく勉強されているなと思います。そこでは飛騨牛の串焼きを買い求めて、とりあえずの支援をしておきました。

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世界遺産の息吹を感じるですよ、にぱー

自重すべき土産物屋を見た後も、まだまだ街中散歩です。さしあたり公開されている茅葺き屋根の家を一通り見学することに。
和田家から始まり、神田家→長瀬家と見学です。いずれも重厚な茅葺き屋根で、古くから伝わる農具や養蚕器具が展示されています。どの家にも囲炉裏があり、ちゃんと火が点っています。この煙が、茅葺き屋根を守る防腐剤の役割を果たしているそうで、囲炉裏には火が点っていますが暑さを感じることなく、快適な室内です。


園崎さん家こと和田家住宅をお決まりの撮影スポットから。村の中は黄金色の田んぼを始め、ススキやコスモスなど秋色模様です。

街の中は連休中ということもあり、結構な人出です。しかもメインストリートにも結構マイカーが入ってくるので、ちょっとばかし危険かも。基本的には国道沿いの駐車場に止めるのがデフォなんですけどね〜。
茅葺き屋根の家をそれぞれ見学した後は、古手神社白川八幡神社の隣にある「どぶろく祭りの館」へ。白川郷では秋にどぶろく祭りが行われるそうです。秋の収穫を祝うこの祭り、街中が1年かけて総出で取り組むそうです。一通り見学が終わると、御神酒としてどぶろくが振る舞われます。受付のお嬢さん曰く、「何も手を加えないから毎年味が変わる」そうです。今の分はフルーティーな感じだそうで、確かにこれなら何杯でもいけそうな飲み口でした。お嬢さんからはおかわりを進められましたが、酔っぱらってしまうのもアレなんで自重させていただきました。
続いては、歩き回った疲れと汗を流すべく、白川郷の湯へ。温泉にノンビリ浸かり、身も心もリフレッシュできました。その後お昼を食べると、バスの時間となりました。大急ぎでバス乗り場へ行くと、高山行きのバスが到着し改札を行っているところです。直に発車時刻となりました。7割程度の乗客を乗せ、前原屋敷の近くにある白川郷ICから東海北陸道に入ります。
東海北陸道白川郷〜飛騨清見間は、先日開業したばかりの区間です。この道路のおかげで高山行きのバスは増発となりましたが、従来の国道経由の便が無くなったので、雛見沢分校へ行くバスが無くなってしまったのは残念です。東海北陸道に入ると、直ぐにトンネルとなります。およそ11kmある飛騨トンネルです。さすがに長いので、自然とウトウトしてきます。気が付くとトンネルを抜け、飛騨清見ICです。すると、今度は無料の中部縦貫道に入り、再びトンネルと下り坂が続きます。高山ICを出ると、終点高山バスセンターも直ぐそこです。連休最終日ということで、駅には特急・ひだを待つ乗客が列を成しています。

中央アルプスを貫きますよ!

高山からは松本行きのバスに乗り換えです。タイミングがあえば新宿行き高速バスに乗るのも手ですが、あいにく8月一杯を以て16時30分の便が終了してしまったので、松本からはJRに乗り換える行程となります。バスは15人程度の乗客を乗せて、高山を発車しました。あとはひたすら国道158号を進みます。途中「チョメチョメD」が好きな人にはたまらないカーブを越えたりしつつ、平湯温泉に到着です。ここでは登山帰りの乗客が多数待ちかまえています。
峠越えの最終便とあって、大きなリュックを抱えた登山客が一杯です。バス自体も若干休憩を取り、改めて松本へ歩みを進めます。平湯温泉を出ると、直ぐに安房トンネルです。このトンネルが出来たおかげで、高山と松本、ひいては東京までの高速バスルートが出来たと言っても過言ではありません。その昔は難儀したであろう安房峠をトンネルで抜ければ、そこは上高地の入口です。ここから松本までは、結構厳しい道のりです。急坂・急カーブは当たり前、途中のトンネルも幅が狭くて大型車同士がすれ違えないのでは?と思えるほどです。おまけに街路灯もないので、前を行く車や対向車がいないと真っ暗になります。そんな神経を研ぎ澄まさなければならないのも新島々までで、そこからは平坦な道に戻ります。
で、ほぼ時刻通りに松本に到着と相成りました。帰りのあずさの切符を変更してもらうときに、ギリギリで一本前の「あずさ34号」に間に合いそうだったので、そちらに変更することに。こうすれば、ちょっとでも早くお家に帰れますからね。ただ、その副作用で乗車前のお買い物が全く出来ませんでしたが…orz。