ミサイル防衛、PAC3の緊急対処要領を閣議決定 [読売]

MDシステムは、PAC3と海上配備型迎撃ミサイルで構成され、早ければ2010年度に配備が完了する見通しだ。PAC3の射程は15〜20キロ程度と短く、PAC3部隊は、弾道ミサイルが飛来すると見込まれる地域に事前展開する必要がある。このため、緊急対処要領では、弾道ミサイルが発射された疑いがある場合や発射される恐れがある場合、防衛相が自衛隊に破壊措置を命令することとした。PAC3部隊は、空自の航空総隊司令官の指揮に基づいて迎撃する。

要領では、弾道ミサイルに加えて、人工衛星打ち上げ用ロケットや人工衛星が事故などにより、日本に落下する場合も、破壊措置を適用するとしている。

基本的にロケットにはトラブル時に自爆するための指令破壊機能が搭載されていますが、日本上空を通過する場合などは他力本願ではいけませんからね。
思い出しましたが、韓国が08年を目標に進めているロケット開発はロシア製の1段目開発が遅れているためか安全確保に関する日本側との協議が進展しておらず、飛行経路も不明のままのようです。 これも考慮に入れてたり? まあ、何にしてもそんな都合よく配備地域に落ちてくる「ロケット」は無いでしょうがw