『空を見上げる少女の瞳に映る世界』の第6話「信じること」を視聴する。
 町中大惨事で、ユメミが天上界へ行ってしまいました・・・地上の他のキャラは、もう出番無し?
 天上界での戦闘シーンは、迫力があって素晴らしかった。
 なんちゅうか、感想の記し辛いダラダラ観てしまうタイプのアニメですな。

嫌いよ、死の香りのするものは」(ルナ)
 『キャシャーン Sins』の第20話「誰がために花は咲く」を視聴する。
 ロリコン死神ドゥーン三度。
 そして、ルナの本性が明らかになる訳ですが・・・滅びは見たくない、だから、埋めてしまえ。と非常にシビア・・・と言いましょうか、冷酷なお嬢さんでした。
 でもって、ブライキングボスと会話をしていた千葉繁さん演じる墓守は一体どんな立ち位置なのか・・・単に墓を作り続けたブライキングボスの本音を引出すためだけのゲストキャラっぽいですが、千葉さんは久々に聞いた気がするので再登場を願いたい。

『戦国名臣列伝』読了

宮城谷昌光 文藝春秋(文春文庫) 369ページ 562円+税
 春秋戦国の戦国時代の名臣16人を紹介した書・・・春秋版と比して、著名どころが格段に増えておりました。むしろ、全員? また、系図などの解説に終始する事も少なく、著者の歴史小説の如く読み易くなっておりました・・・一部、被ってますしね。
 で、取り上げられているのは、「越の范蠡」「魏の呉起」「斉の孫ビン」「秦の商鞅」「燕の蘇秦」「秦の魏ゼン」「燕の楽毅」「斉の田単」「楚の屈原」「趙の藺相如」「趙の廉頗」「趙の趙奢」「秦の白起」「秦の范雎」「秦の呂不韋」「秦の王翦」となっています。後半になると趙と秦に偏っている点など、個々の国の時代から、一つの国へと変貌していく様を表しているかのようでした。敢えて偏った人選としているだけで、実際は――王翦の章で扱われていますが――李牧なども入って良い気がするんですけどね。
 この書籍は2005年11月に刊行されたものの文庫化です。
 李牧と言えば、鄭問さんの『始皇』(ISBN:4063342565)に登場する李牧のカッコよさは異常。

 で、『始皇』の2巻は、一体いつ刊行してくれるんでしょうか?
 2008年4月10日第1刷 ISBN:9784167259204