世界のクリスマス2008 〜マレーシアの場合〜

☆”*。今日は12月25日クリスマスですね。* ”☆


蟹江が小学生のころ、クリスマス・プレゼントは自転車が欲しい!!といったら、
「うちは、神道で、キリスト教じゃないから、クリスマスにプレゼントはないよ」とあっけなく言われました。(涙)
ところで、他のアジアの国はどんな風に過ごすのかしら・・・?

早速、イスラム教、ヒンズー教キリスト教、仏教と色んな宗教を持つ人々が住む国、
クアラルンプール日本文化センターにお伺いしてみました!


マレーシアは多民族の国*1 で、キリスト教徒の人口は10%に満たない*2 のですが、クリスマスのこの時期、ショッピングモールなどの商業施設は日本に負けないくらいクリスマス一色になります。
←と←は、
一時期世界一高かったペトロナスツインタワーの足元にあるKLCCというショッピングモールの吹き抜け広場のツリーですが、
これ、地下1階から地上4階までを貫通していて、多分国内最大のクリスマスツリーだと思われます。

因みにこういうショッピングモールの飾りつけは、イスラム教の断食明け、中華系の中国正月、ヒンズー教のディーパバリと、季節ごとのイベントに併せて色んなものが登場し、クリスマスだけが特別というわけではありません。

ここからは、クアラルンプール日本文化センターに隣接する、Megamallというショッピングモールで撮った写真です。

この写真なんか、「これでもか!」と言わんばかりに量で勝負してます。



↑は、多分中東からの外国人観光客と思われます。実は、マレーシアは中東からの観光客が結構多くて、7-8月のピークシーズンには黒ずくめの女性を至る所でよく見かけます。



コーヒーショップの店員さん



はMegamallのコンシェルジュ・カウンターのスタッフで、
多分皆さんマレー系(=イスラム教徒)と思われますが、サンタ帽を被っていたので「写真撮らせて」と言ってみたら、気軽にポーズを取ってくれました。イスラム教徒の同僚に聞いてみたところ、サンタ帽を被るのはについては宗教的に問題ないようです。

Megamallでは発見出来ませんでしたが、トゥドゥン(女性のイスラム教徒が被るスカーフ)の上からサンタ帽を被っているのを見た、という証言もあります。


↑これは、ブティックの店頭のマネキンですが、こういう格好をして歩いている人は見かけません。

念のため。←これは、
モールの中をきょろきょろしながら歩いていて発見したカップル。

男性が着ているのは、宮崎県の某草野球チームのユニフォームです。

クリスマスと何の関係もありませんが、気になったので「今、マレーシアの中の日本をテーマに写真を撮ってるんです」との口実に写真撮影をお願いしたところ、気軽にポーズをとってくれました。


マレーシア、いやぁ本当にいい国です。


因みに、先日キリスト教徒の友人宅を訪ねた際には、ドアにリースが飾ってあり、
家の中には小さなツリーと、たくさんのクリスマスカードが飾ってありました。
以上、まとまりがありませんが、マレーシアのクリスマス事情でした。


ふむふむ、マレーシアのクリスマス、なんとも楽しそうですね!!
宗教を問わず、イベントを楽しむその広い心、是非ともあやかりたいです。(そして、蟹江の両親にも是非伝えたい・・・)

日本は、12月24日のクリスマス・イブにメインにお祝いしますが、
本日25日がクリスマス本番です。
ちなみに、スーパーではクリスマスケーキがディスカウントで売っておりました!
今からでも宗教を超えて、楽しくお祝いするのもいいかもしれませんね☆

*1:マレー系(66%)、中国系(約26%)、インド系(約8%)、その他(1%)(在マレーシア日本国大使館ウェブサイトより)

*2:宗教別の人口:イスラム教徒59.1%、仏教徒20.2%、キリスト教徒9.1%、ヒンズー教徒6.5%(JISMOR, No. 1, 2005)