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猫草の日記

2017-02-21

辻井伸行さんが頭を振るわけ

辻井さんは演奏中にかぎらずよく頭を振っている。癖なのかとも思うが、ある周期で耳の位置をずらすことでより詳細に周辺の空間を音でマッピングしようとしているのではないかとも思う。自分の声の反響を聞くことで空間の広がりや床や壁の素材、そこにいる人の人数や配置を感知しているのではないかと思う。生来目が見えない彼は視覚領域の皮質を目いっぱいつかって音の解析をしているだろう。いわば我々の音の感覚が640×640の画面だとしたら4Kの世界に移行したみたいに音の空間を感じ取っているのだろう。

2017-02-20

4104

「この間ラマヌジャンの映画を見たんだけど。」

「なにそれ?」

インドの無名の数学者イギリス数学者ハーディに見いだされて難問を解く話だよ。」

「それで?」

「ハーディが”ここへ来るタクシーのナンバーも1729ってつまらない数字だった”というと、ラマヌジャンがすかさず”それは二つの立方数の和で二通りにあらわされる最初の数です”って返すんだ。」

「はー、すごいんだか暇なんだかわかんないけど。」

「それで二つ目は何か計算したんだよ。」

「いくつだったの?」

「4104。」

「少なくとも女の子とをお酒を飲みに行った時の話題にしたらドン引きされるね。」

2017-02-18

脂肪由来のエクソソームが肝臓のFGF21の発現を調節

Thomou T, Adipose-derived circulating miRNAs regulate gene expression in other tissues. Nature doi:10.1038/nature21365 miRNAの編集に必要なDicerを脂肪組織でノックアウトしたマウスは血中のexosomeに含まれるmiRNAのパターンが変化する。これにより肝臓のFGF21の発現レベルが変化する。サマリーではこの脂肪組織特異的Dicerノックアウトマウスに正常の褐色脂肪組織を移植するとFGF21が減って耐糖能が改善するとしている。

tatoo

「診察の時にタトゥー入れているのが見えることあるでしょ?」

「あるね。」

「だいたいは伝統的な柄なんだけど、ときどき何??っていうのがあってね。」

「どんなの?」

「例えば、左の鎖骨の下から右の腸骨の前まで斜めに切られた切り口のような線があってね。」

「そこにジッパーがついているっている柄?」

「それじゃブチャラティーだろ、そうじゃなくて、その傷口を内側から指をかけて開こうとしているものがいるんだよ。」

「昆虫みたいな鉤づめの指?」

「いや、一応人間のような指なんだけど。」

「何が問題?」

「中からのぞいているのが萌え系の少女の顔っていうのはどう思う?」

「不気味なのか笑いをとっているのか判断に困るね。」

2017-02-17

メガロボット

原発事故後の内部調査がロボット誤作動などでうまく進んでいない事態を受け、政府は国内の重電企業の技術を結集して人が乗り込むタイプの巨大ロボットの建設に着手した。計画では1000シーベルトの照射から乗組員を遮蔽し、空気もフィルターでろ過しながら事故後の原発の処理に当たれる。腕には高性能のカッターを装着可能で、邪魔になる格納容器や建物の残骸は破壊しながら溶融した燃料の取り出しに向かうことができる。腕の先端には近接撮影用のカメラがあり細かい作業をするためのマニピュレーターが装備されている。これで遠隔操作のロボットではらちがあかなかった事故処理が加速するはずだ、と自画自賛政府だが、一方ではひそかに戦闘用のロボット開発への転用に進めようとしているのではないかとの観測がある。

フェイク

歯に衣着せぬ発言で物議をかもしてきた某大統領だが、このほどツイッターで、「500億ドルの防衛費と世界第10位に入る戦力を有していながら”戦力を保持しない”などとぬかすのはフェイク憲法だ。もっと国際秩序の維持のために汗をかくべきだ。」などと暗に我が国を非難した。背景には国内の雇用創出とインフラ整備のために防衛費の大幅な増額を見合わせたいお国の事情があるようだ。