そば由肆 やぶ久

東横線シリーズも6店目。
新蕎麦ののぼりが目につく金曜の夜。
急行待ちで停車した元住吉で思いついて途中下車。
賑やかな通りのはずれ、「やぶ久」です。


店内はいまどきの小洒落た雰囲気。
バリアフリー?何それ的な。


入ってすぐの長テーブルがお一人様席で、
通り道なうえに対面式なのでどうも落ち着かない。


メニューを見ると定番もつまみも広くカバー。





でも場所柄考えても結構強気。
蕎麦は大盛りはもちろん、小盛もあるのは親切。


一番後ろのページにはその日のスペシャル?

白海老かき揚げも下仁田葱の天ぷらも気になる!
とりあえず基本的なところを食べてみて、
気に入ったら甘味と一緒に追加ってことで。


「とり焼き」と迷った末、鴨せいろではなく

「鴨ポンズ」¥800
…あれ?メニュー写真と鴨の厚さが全然違う!?
まるで鴨ハムのような薄さ。
正直、鴨の印象がまるでなくポン酢ばかりが前へ出る感じ。



「だし巻き」¥680。
味が…良く言えば上品。甘くもしょっぱくもない。
つーか、出汁の味も効いてない。
先ほどのポン酢が強すぎたのとある意味対照的。


いろいろがっかりな中「せいろ」¥580。

実はもう一つ小さなメニュー冊子があって、
他の蕎麦もあるようだったけど、読んでるうちに
いやな予感がしたので普通のせいろに。
二段重ねタイプのわりに、下段の蕎麦が乾き気味で
くっついていたのが何とも。


そして気になったのが屋号に“やぶ”がつくのに
“砂場系”よりまだ“甘い”辛汁。
味醂?なのか、とにかくちょっと驚いた。
日本橋・やぶ久”に行ったのはずいぶん前だけど、
こんな印象はなかった。

蕎麦湯はこんな感じで。


というわけで早々に切り上げることに。
メニューのセレクトに失敗したかなぁ…
他のメニューだと印象違ったのかも?
そういえば新蕎麦独特の香りも記憶にないし。


神奈川県川崎市中原区木月2-7-21
044-433-5588
11:30〜15:00、17:30〜22:00


以下余談。
先日行った菊名の「大空」がなんだか閉店してるっぽい。
新蕎麦の季節なのに…
「鴨屋そば香」も菊名や大倉山の店は閉まってたけど、
こちらは妙蓮寺本店の新装移転に集約したのかな?