やっぱりバカだと思う

 これだけ報道されているのに今なお振り込ませ詐欺に引っかかるなどというのは、半分ボケた老人でなければバカである、という声を気にしたのか、「毎日新聞」夕刊に、「巧妙な手口」が紹介されている。江戸川区に住む74歳女性に「お母さん、俺だよ」と電話があり、印刷会社に勤める40代の長男だと思い込み、「相談があるんだ。でも今日はやめとく」と思わせぶりに電話を切り、翌日昼ごろ、「夫のいる女性を妊娠させた。慰謝料がいる」と電話、それから一週間ほど続けて電話があって計260万を振り込んだという。「恥ずかしいから、誰にも話さないで」と涙ながらに訴えるので、8日になるまで夫にも話さなかったという。
 ・・・どこが「巧妙な手口」なのか。だいたい、そんなに何度も話していて、息子ではないと気づかないのもおかしいし、自分から息子に電話して確認しないのもおかしい。それとも息子はそういうことの常習犯なのか? わけが分からん。
 こんなバカのために、銀行での振り込みが10万円に抑えられて、迷惑千万なのである。しかも窓口へ行って振込みしようにも、外に止めた自転車が、いつ、ファシスト区長山田宏の自転車弾圧政策によってぺたりと貼り紙をされたり持っていかれたりするか分からんから、落ち着いて窓口振込みなどしていられない。前門の虎、後門の狼だ。

 なんか私に爵位を与えるから手数料をよこせとか言っているキチガイが、筑摩書房に同趣旨の封書を出したらしい。