みそや林檎堂@東中野

わざわざ東中野まで電車賃かけて行くモチベーションがなぜかあったので訪問
好日と迷ったけど二毛作営業のこちらの店の方が興味あったから


14:30、先客3名。昼の部終了まで30分だけどカウンターは半分ほど埋まってる
食券機に千円札をスイーっと入れて、味噌(地鶏の味玉付き)900円のボタンをポチ。
おつり100円玉をやさぐれて財布に入れて、大盛り無料のクーポンと一緒に出します
たけーよ900円とか


店内非常にポップな音楽がかなりのボリュームで流れてる
なんだろう、ヒップホップとR&Bの中間みたいな、軽快な音楽
しかもトランスみたいにギャップレスですごく心地よかった
なんのアルバムだろう、気になります


「Back to Basic」と背中に書かれたTシャツを着た店主が一人で切り盛り
原点回帰、かぁ
おそらく「味噌こそラーメンの原点」みたいな心意気なんでしょうね
だから夜の店名は「APPLE BASIC」なのか
でもそれだと林檎の原点だぜ?w
最初に丼に味噌をそのままドバーって入れてた
味噌汁と同じ要領なんだね、味噌そのまま溶かすのか
んでそのあとにカエシとか入れて三河製麺の麺をロットにサーブ
手際いい作業に見惚れていました
他の客の分まで4つ一緒に作っています
んが、中途半端な水切りをした麺を丼に入れた後、まぁゆっくりトッピングするのね
麺入ってから提供されたの余裕で2分はかかってたよ?
それじゃスープ冷めちまうだろと思って立腹していると目の前に現れました

ゆっくりトッピングしてただけあって、具がすごく豪華で賑やか
白髪ネギがこんもりのっていてうまそうである
が、しかしやはりスープからいただきます
ん?マジかよこれ超粘度系スープじゃん!
えー、こここんな特殊ならーめん出してたのか!
スープにレンゲひたしても全然スープ入ってこない
あーだから麺処くるりと比較されてたのか
結構これ粘度あるよ?ドロッドロ
でも一口すすると意外に濃くない
まったりというか、まろやかさはある
うん、飲みやすいね!
でも店名に入ってるくらいだから味噌味噌してたスープ期待してただけに肩透かし
これじゃ豚骨魚介になってしまうやん
実際動物系と魚介系両方ブレンドしてるそうで
言われないと味噌ベースって分かりません
うん、これは本当に豚骨魚介
そうだ、ちなみにスープぬるかった
何が原点回帰だ、減点じゃボケ


麺は中太麺
さすが三河屋なだけあって旨いです
麺との絡みもバッチリです
だからこそ夜営業のつけめんも喰ってみたくなった


さて、手間暇かけてトッピングした具です
最初に豆板醤だか辛味噌だかを発見して、おえーって感じ
そこ一帯だけ丼にへばりつけて避けましたw
大量の白髪ネギをスープに一生懸命ひたして、それを麺と一緒に喰うと非常に味噌らーめんっぽくなって旨い!
普通のネギとかも入ってて、本当に丼上がにぎやかです
上の画像はそうでもないけど提供された時はスープの表面が見えないくらい具が乗ってたもん
で、麺とネギと一緒に海苔喰ったら今までにないような不思議な味がした
なにか特別な海苔でも使ってるんでしょうかぁ〜わかりませんっ
ほぐしチャーシューっぽいひき肉っぽい鶏肉は別段脇役でいらなくてもいいかなって感じ
メインの炙りチャーシューは「これぞ焼き豚!」って感じだった
ただ、その炙った香ばしさとこの味噌ドロスープがマッチしてるかと言われると微妙
こういう炙りチャーシューは塩か醤油らーめんでいただきたいよね
さて、注目の味玉です
ここは「日本一の玉子かけご飯」とかいうメニューもあるくらい卵には自信持ってる
ラー本によると大分の蘭玉玉子とかいうやつらしい
そんなの全然なんでもいいんだけど
半分に割れてないので自分で半分に割ります
自分的に結構この作業好きw
うまく割れた時に快感を覚えるのですww
で、割ってみるとびっくり!黄身が真っ橙!鮮やかな色です
全然黄色の要素がない。赤みがかった橙
でも半熟って感じではなく、結構ゲルが固まってしまってます
でも確かにおいしい。甘い
しかーし、そんな絶賛されるほどではないと思う
大きく出過ぎだ
しかもこんな綺麗な色してるんだから、半分に割って丼に乗せて提供すればいいのに
そしたらもっとみんな玉子付きの方を頼むと思うんだけどなぁ
まぁ900円じゃ敬遠されるのも無理ないけど


スープも麺も旨かったけど、全体的なバランスというか統一感というかなんというか
しっくりこなかった
72点。
どうも僕はドロドロ系味噌はあまり好きじゃないらしい
う〜ん、にしては旨いんだけどね
BGMだけは絶賛されるべき


最近ラーメンのレポ書いてて思うこと
僕ってボキャ貧っ!