クリッピングとメモ

2017-11-14 火曜日。雨。

[]録画してた『シン・ゴジラ』みた。

シン・ゴジラ Blu-ray2枚組

シン・ゴジラ Blu-ray2枚組

まぁ、面白かったと言っていいものかっていうかなんというか、まぁしかしとりあえずある種の達成である、と。なんだけれど、まずこれは東日本大震災のイメージをもとに作られていて、それはオリジナルのゴジラが原爆と東京大空襲のイメージをもとに作られていたのと同じことと言えば言えるのだけれど、しかしこうして見てみるとやはり世の中にはやっていいことといけないことがあるのじゃないかと思うわけで、それがひとつめ。あと、これ娯楽映画だとして、すると、「外れ者や半端者、落ちこぼれたちが集まって、チームワークでデカい仕事をやってのける」映画、というジャンルになりかけた形跡がある、のだけれど、結局あんまりそういう印象が残らない。たぶん巨災対ゴジラの正体やゴジラを倒す必殺技を解明して、それでデカい仕事をやってのけたというお話のはずなのだけれど、なんかそういう印象が希薄というか。それに相当する場面では、なんか巨災対の部屋の中で登場人物たちが早口でよくわからないことを喋っている顔がぱっぱっと映されて、それでまぁたぶんゴジラの正体がわかったことになったり必殺技が編み出されたりしたんだな、ということはわかるのだけれど、「謎の解明」感とかチームワーク感とかがすっ飛ばされているっていうか。まぁただ、そのへんも狙いっていうか、そういうところでメリハリをつけてしまうとわかりやすい娯楽映画になりすぎるんで、この作品のキモはそうではなくて日本の官僚組織のあいまいさや匿名性みたいなもの、それにもかかわらずある種の問題解決が実現されてしまうというところ、なのであるということなのかもしれない。まぁねえ。しかしそうするとお話が元に戻ってきて、この映画のいちばん積極的な見どころはやはり無慈悲な都市破壊シーン − さいしょの蒲田くんが川を遡上するときの、自動車や瓦礫なんかが押し流されていく場面、あるいは、巨大化して都心に到達したゴジラが攻撃を受けて突然覚醒したみたいに光線を放ち始めてビル街を火の海にする場面、などなど − にあるということになると、それはやっていいことなのかという困惑が浮かんでくるわけである。

2017-11-13 はれ。月曜。

[]通勤電車で『少年少女のための文学全集があったころ』。

[]深夜にテレビでやってた『小野寺の弟・小野寺の姉』を断続的に結局最後まで見てた。

Fitbitを買ってから特に、睡眠時間を測るので夜中のテレビはあまり見なくなったのだけれど、ちょっと早く寝たら夜中に目が覚めて、ふと枕元のテレビをつけたら映画をやってたのでなんとなくちょっと見て、寝ようと思って消したりやっぱり見たりしているうちに、もう最後まで見ようということになってみた。向井理と片桐はいりが共に独身で一軒家に同居しているきょうだいというおはなし。向井君はどうやらイケメン設定ではなくおたくっぽい独身男という設定らしく、大きな黒縁眼鏡をかけて髪は寝ぐせがついている。イケメンが眼鏡と寝ぐせでオタクっぽいというていにするというのは安易である。そして片桐はいり。この人は、もともと舞台の役者で、そういう、たとえば木皿泉のドラマとか(だっけ?そうだ『すいか』だ!)で謎のトレンチコートの刑事とかやると素晴らしくかっこいい。のだけれど、たとえば婚期を逃した不美人の40歳の女、みたいな役をさせるのに片桐はいりをつれてくるというのは、だめなんじゃないかと思う。

2017-11-10 はれ。金曜。

[]通勤電車で読んでた『社会学入門』。

社会学入門 -- 社会とのかかわり方 (有斐閣ストゥディア)

社会学入門 -- 社会とのかかわり方 (有斐閣ストゥディア)

2017-11-07 はれ。火曜。

[]通勤電車とかで読んでた『現代思想 特集エスノグラフィ』。

話題の一冊を、最初のあたりは通勤電車で、あとは枕元に置いて、ふむふむと読んでた。個々の論考はそれぞれなるほどと。プリンとかクワガタとか突出した細部の記述をあまり強調するのは、自分的にもたとえば学生さんの卒論のときなんかにそういう細部をだいじにというように進めたりもするので、わかるんですが、でもあらためて言われると、文学とみわけつかなくならないかなあという気にもなる。まぁ、文学とみわけつかなくてもかまわんのですが。あと、前の教科書のときから思ってるのが、「他者の合理性の理解」という言い方の「合理性」というのがぴんとこないということで、「他者の理解」ぐらいじゃだめなのかなあと思う。自分がその人ならやっぱりそうしてしまうなあ、というところまで理解する、というのはわかるのだけれど、それをその人のその行為なり何なりを「合理的」と呼ぶかなあ、と。

2017-11-01 はれ。水曜。

[]通勤電車で読む『パパは脳研究者 子どもを育てる脳科学』。意外にもいい本。発達心理とか現象学とか言語発達とか?のていねいな記述になってる読みやすい子育てエッセイ。