うみねこep3後推理

※ep3まで、ひぐらしのネタバレあるよ!
興味のない人にはまったくわからない話。





















とりあえず、密室トリックとか無視。
それはバトラがなんとかするだろ。
俺ミステリーあんまり好きじゃないし。




スタナーの日記にある事はもっともで
かなり良い線いってると思うけど、あえて違う角度で違う真犯人を。
http://d.hatena.ne.jp/staner/20080823
まだこれ読んでない君はこっちを先に読んでね!!
(誰に向いているかよくわからないメッセージ)


犯人はバトラ説は面白いし、すげーって思ったけど
二番煎じじゃねえか?って思った。
というかあいつと同じ推理したってしょうがねえし。
ちなみに


>・繰り返し
これが全くわからん。
なんでうみねこは繰り返すの?



これはその下の説明で合致してる。


>自分がやったから。心の中の葛藤だ。


つまりep1だけがリアルであとは妄想なんだ。
ひぐらしの多重世界とは意味合いが違う。
「起こったことは、起こったこと」
やり直せているわけではない。ただの現実逃避なんだから。
ep1はファンタジー描写ないし。
だから、ベルンは「絶対」に勝てないんじゃないかな?
だとしたら最低だな。いやいい意味でね。
人の説にあれだけど、感じた。
だとすると、最後に出てきた新ベアトは
そういったバトラ的な多層世界をベアト的な多層性に塗り替える力を持ってる?




あとこの推理はep3のコミケ限定特典の小冊子に載ってる
「ベルンの手紙」を元に考えた。
http://umineco.info/?%E5%B0%8F%E5%86%8A%E5%AD%90
つまりこれに基づく「ルールXYZ」を考えてみた。




初めにいっとくけど、非常につまらない事になってる。
穴も多い!






・ルールX


>ラムダデルタは、このゲーム盤に私は“絶対”に勝てないと豪語している。
 その時点で逆説的にルールXは判明しているの。


ベルンは「奇跡の魔女」。
「奇跡」を起こさせない「絶対」とは?
ベルンの「奇跡」はカケラを重ねて、可能性の比較ができることが
ひとつの条件になっていると思う。
ということはカケラを重ねても、犯人が分からなければ「奇跡」は起こらない。
ひぐらしの時も、犯人が分かるカケラに出会ってから状況を打開できたわけで。
カケラを重ねても、犯人が分からないということは、
犯人は複数いるのではないだろうか?
つまり、エピソードの度に大量殺人の犯人は変わっている。
これはスタナーも書いてたね。
では、なぜ犯人がころころ変わるのか?








・ルールY
スタナーは黄金がキーになってるみたいな事書いてたけど
俺もそれもあるとも思った。
ただ、腑に落ちない点がある。
ep3では暗号を解いたエヴァは生き残った。
暗号を解読して黄金を見つけることがルールXのトリガーになると仮定すると
ならばep1、2で生き残った奴がいないって事は、暗号を解いた奴はいなかった?
とも考えられると思った。
これが偽物のキーであるほうに賭けてみる。


>このルールYこそが、魔女ベアトリーチェの存在そのものではないかと見ているの。


俺はルールXのトリガーをルールYとする。
しかも、ルールYを暫定的にとある人物とする。
環境がルールって可能性も高いけど、今の段階では思いつかなかったから。



ほんでルールY、ベアトの正体の絞り込み。


条件1 黄金には興味がない


条件2 親類の命、自分の命に興味がまったくない。


条件3 魔女の存在を肯定したい


だって誰も生きのこんないんでしょ?
そういうことだと思った。
つまりそれが、説明不可能な殺人の一つの条件になる。
それがベアトの特徴の一つ「遊び」なんじゃないだろうか?
金と命って、かなり普通の人には重要な要素を
簡単に捨てれる奴。
魔女の存在の証明の為に死んで見せれる奴。
多重世界(ひぐらしみたいな)になってることを知覚している奴。


そいつが「魔法の」言葉を吐くと、
聴いた奴が殺人者に化ける仕組みがあるんじゃないだろうか?
その「魔法」が黄金に関係するのかも。


一瞬、黄金を見ることで発症する症候群を推理したけど
さすがにねえ・・・


それが誰かってのは、ルールZの後で。











・ルールZ


>ルールZの正体は不明。


だって。だめじゃんベアト。
がんばってよ。


>ラムダデルタの言動から探るに、どうもこの要素が私にとって致命的に相性が悪いものの様子。


でもそれってルールXと同じだよね?


>私は取り合えずこのルールZを、真相から煙に巻く、迷路的な存在だと仮定してみた。
>そんな私と“相性の悪い迷路”とは一体何…?考え付くのはひとつしかない。つまり、……地図を書いていくことが意味のない迷路。例えば、ぐにゃぐにゃと常に形を変える不定形の迷路とでも言えばいいのか。


だからそれって、俺のルールX・・・・
おれ間違ってる?


いやいやいや、ちょっと着眼点を変えてみる。
>例えば、ぐにゃぐにゃと常に形を変える不定形の迷路
それって俺がかたくなに拒んでる「密室トリック」の話か?
いやそう仮定しよう。


ルールYの時も書いたけど
自分の命を簡単捨てれる奴がいたら説明がつくトリックもあった。
しかもそんな奴が大量にいたら・・・
そいつらの事は、真相を話す前に殺す事も
自殺させる事も
殺人を犯させる事もできる
もの凄く都合の良い存在。


そんな人たち居たよね?
「家具」のみなさん。
この人達のONとOFFでかなりのシチュエーションを構築する事ができると思う。


>ルールXとYに私を近付けまいとする迷路ね。


そういうことなんじゃないの?
劇中で「家具」という考え方に対して様々なアプローチが実際あった。
今回登場したロノウエと源次の名字の符号。
何かしら真相と深い関わりがあるとみた。
これが偽の鍵である可能性も否定できないけど。


なによりベアトの奇跡の起こせる条件に秘密がある。
「全員が信じないと奇跡は起こらない」
このルールにおいて、家具は相当相性が悪い。
シャオンやカノンの自我の芽生えが描写されてはいたけど
毎回結局は諦めてる。













このルールXYZのまとめ。
・殺人は毎回不特定の誰かしらが起こしている。
・それはベアトの正体の「魔法」によって殺人者に変わる。
・それとはまったく別に行動する殺人者ベアトも存在するが、毎回ちゃんと死んでる。
自分の生死には調味がなく、もっと大事なものを成就させるため。
・ベアトには、「家具」を自他の生死レベル(被害者にも加害者にもできる)で操作する事ができる。



ってなると、もう一人しかいない。
ベアトは金蔵。
あーもうべったべたな結論だね。
ただおれはそこに至った。




ベアトの正体は男?
ってスタナーのバトラ説を読んだとき疑問に思ったんだけど。
マリアの線も考えた。けどね。
男の中には絶世の美女が住んでるもんです。
それは忘れられない、もはや美化された過去の人。
ここでベアトに繋がるわけだ。
んで、メタファー階層において金蔵の生死はまったく因果関係がない。
だって、想いは成就してるんだもん。
魔法的なものっていう独自の倫理観においてね。
ローザが殺したって言ってるベアトは本物じゃないかな?
金蔵が屋敷を作って監禁してた。
記憶喪失かなんかでさ。
だからep2のお茶会で一人だけ拷問されてた?





ならばバトラの勝利条件。
1.家具の自我確立(Zの打開)
2.親族の和解と信頼の確立(Xの打開)
3.ベアトの正体究明と魔法の完全否定(Yの打開)
じゃねえかな。





考えすぎて一周しちゃった感もあるけど
これが現時点の俺の推理。
仮定が多いなほんと・・・
でも多分こっからもう一階層突っ込んだとこに
真相があるのかもなあ・・・
どーっすかね?