カエルニッキ

ド・ザイナー。

良質の道具で良質の創造をする

群鶏図皇居東御苑にある三の丸尚蔵館で、若冲動植綵絵(どうしょくさいえ)を観てきました。生き物がたくさんの絵です。命を尊ぶがゆえ、描かれている生き物すべてが画面の中では同等であるとありました。

生き物をみずみずしくする表現のために良質の絵の具を使用し、顔料を薄く伸ばして、染料を用いるなどしたそうです。いいものを作るためのこだわりがすごい。雪が枝についてるところでは、ほんとうにしたたり落ちそうだし、枝についた梅のつぼみがほんわか暖かみすら感じさせてくれます。なによりも白色の羽の透明感がすごい。観に行けて良かったです。9月10日(日)まで。

元気の出る映画『キンキーブーツ』

『キンキーブーツ』『キンキーブーツ』を観てきましたー。ストーリーはありがちな感じだけど、すごく勇気づけられる元気の出る映画でした。コンプレックス持ってるシトほど、きっと心を打たれる部分が大きいと思う。登場人物の個性も丁寧に描かれていて、靴ができ上がって行く過程で、みんながそれぞれ克服し、一つになる様がゆるゆると感動的だった。どこかのサイトで英国版「プロジェクトX」と言っていたのを見かけましたが、まさにそう!

あとあと、ローラが歌うドラッグクイーンのショーは良かったー。素朴な田舎工場とのギャップもあって、ものすごく楽しめます。

都内で単館上映中の日比谷シャンテ シネで観たのですが、文化服装学院 シューズデザイン科『キンキーブーツ』とのコラボ作品が展示されてました。すごい奇抜なデザインでオモチロかったー。シャンテ・シネはレディースディの水曜日と土日は上映回数を増やしての上映ですが、数日前から予約できるので、できれば早めにチケットとることをオススメします。カエルは水曜日行ったのですが、午後13時ぐらいには全回完売してました。