第3話 VS黄金タッグチーム ※短期集中連載

 
メイン・イベントだ。
力道山いわく「ローカルタイトルをいくつとっても仕方がない」
ならやらせるなよ。まだまだ力道山先生に認めてもらうには修行が足りんですばい。
メイン・イベントの対戦相手は以下の三つから選ばせてもらえる。
 ブルーザー・ブロディ
 長州と組んでファンク兄弟か
 藤波と組んでジン・キニスキールー・テーズ組か。
 
カナダはトロント市のメープルリーフ・ガーデンで我々を迎え撃つのはプロレス界の生ける伝説と言ってもいいコンビだ。
カナダの荒法師と鉄人。相手にとって不足は無い。
テクニックでは劣っても、燃える闘志なら負けないぜ。
相手の先発はキニスキー。こちらは俺が出る。
しばらくにらみあいが続いた後、4つ手組みからヘッドロックを狙う!
すると俺の意思とは関係なく体が動き出し、かわずがけに行った。
まったく、いいかげんなゲームブックだ。前後の文章の整合性くらい取って欲しい。
逆エビを決めたものの、ロープに逃げられてしまう。
ブレイクの後、キニスキーに攻められるが、なんとか逆襲の糸口をつかむ。
ボディスラムからのキャメルクラッチだ! しかしこれまたブレイク。
ここで強制的にタッチさせられて、藤波対テーズになる。
藤波あっさりやられる('ω')
鉄人の強烈なバックドロップ! しかしカウント2で俺のカットが間に合った。
キニスキーにタッチするテーズ。その隙を見逃さず、キニスキーにダブルロケットを食らわせる。
藤波が止めを刺そうとキニスキーをロープに飛ばし、ラリアットを仕掛ける。
これがなんと相打ち。しかし、先にひざをついたのはキニスキーだった。
カットに入ろうとするテーズを俺が抑え、藤波がキニスキーをフォール。
カウント3を奪った。
 
ようやく力道山とタッグを組める時が来た。
セントルイスキール・オーデトリアム。
試合前のセレモニーの途中で相手チームのタイガー・ジェット・シンが襲い掛かってきた!
そういや相手チーム誰だか知らないや! もうリングに上がってるのに!