仙台城を仙台市民の復興のシンボルとして再生を
明治35年竣工の仙台城本丸跡昭忠碑
東京美術学校製作の翼の直径6.7mの巨大なトンビが落下したまま
切石の石垣は、大きく崩れ、野面石の石垣は残っている。
(本丸跡の平場には大きく、亀裂が走っているようだ)
青葉城は全山深い傷を負い、修復は長期にわたる大事業になりそうだ。本丸の脇を万の車が通り、大型バスが天守台からトンボ返りしていた仙台城は、今、不思議な静けさの中にある。
観光客が激減した仙台城では、ボランティアのSさんが、“今日はけっこうお客さんがきてくれて、いろんな話をしました”と充実した笑顔。
この大震災を機に、今こそ、仙台市民の復興のシンボルとして、杜の都の聖地である風格ある城として、仙台の復興の歩みとともに再生するがよいのではないでしょうか。青葉の城の名所を散策しながら、繰り返す震災にめげずに、歩んできた先人に思いをはせる場所に整備してほしいものです。
●平川新「3.11大震災と歴史遺産の被害」
もちろん、平川先生のご発表の通り、仙台の代表的な焼き物である堤焼窯跡(未指定)など伊達文化の遺産を歴史に忠実かつ見る人に分かりやすく復旧整備していくということの総体の中で、初めて仙台城の再生があることは言うまでもない。
・資料
http://www.dcrc.tohoku.ac.jp/surveys/20110311/docs/20110413_16hirakawa.pdf
・平川新(東北アジア研究センター)
http://www.cneas.tohoku.ac.jp/staff/hirakawa/hirakawa.htm
◎宮城資料保全ネットワーク(平川新理事長)
http://www.miyagi-shiryounet.org/00/front.htm
・東日本大震災復興支援ネットワーク
http://hp-network.jimdo.com/2011/04/24/%E5%BE%A9%E6%97%A7-%E5%BE%A9%E8%88%88%E3%81%AB%E5%90%91%E3%81%91%E3%81%A6/
●大津波の実態調査と教訓の整理に向けて(今村文彦氏ほか)
・資料(動画より鮮明です)
http://www.dcrc.tohoku.ac.jp/surveys/20110311/docs/20110413_09imamura.pdf
※動画・資料の出典は東北大学災害制御研究センターHP
http://www.dcrc.tohoku.ac.jp/surveys/20110311/event.html
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