環藝録

写真でつなぐ広島風物記録

愛郷廟の丸

御建神社の北西、愛郷廟*1の由来を記した石碑もまた丸っこい(正円ではないが、日章旗の据わりがいいのかもしれない)。

御建神社階段横のお知らせにもあるように、愛郷廟の対象は旧西条町(四日市)であり、

そもそも1941昭和十六年に旧西条町出身の殉国犠牲者ならびに旧西条町発展のため貢献された特別功労者の方々の英霊に弔意と敬意とを表するため(石碑裏面)

に創建されようとしたが、

其の後の世情激変のため未完成のまま放置されていたものを1978昭和五十三年秋完成したものである。(石碑裏面)

ことに始まる。西暦の四桁の数字は横書きになっている。


表側に載せる「殉國犠牲者」多数・「自治功労者」一柱・「教育功労者」四柱・「産業功労者」三柱を祭神とし、以降毎年の大祭で「戦争犠牲者」「原爆犠牲者」が合せ祀られていった*2

*1:あいきょうびょう

*2:名簿は別の石碑に