秋田県大館市 大館駅前の「秋田犬の像」(2003年12月20日)


この地方は秋田犬の里ということで知られています。市内に秋田犬会館がありましたが、残念ながら立ち寄る時間がありませんでした。
秋田犬について少し調べてみたところ、もともとはマタギ(秋田地方の山中で熊などを捕獲して生活していた人々)の猟犬として飼育されていたもので、1931年7月31日国の天然記念物に指定されています。
さらにこの地域は、比内鶏の産地としても有名です。これまた天然記念物で、一般的によく知られているのは、交配を繰り返して作られた品種「比内地鶏」です。大館駅の駅弁「鶏めし」にも比内地鶏が使用されているそうで、食べてみたところ、肉が締まっていて濃厚な味がしました。
秋田県は、このほかにもきりたんぽ、いぶりがっこ稲庭うどんなど、珍しい食べ物が多く、また来てみたいという気持ちになりました。

秋田県鹿角市 湯瀬温泉 湯瀬ホテル(2003年12月20日)


湯瀬温泉秋田県鹿角市岩手県との県境近くの山あいにあります。米代川に沿って数件のホテルがあり、JRの駅もあります。
ちなみに、湯瀬温泉の名前の由来は、川から湯気が立つほど湯量が豊富であることからきているそうです。
温泉街に入ると、道が狭く、古い(元)旅館や商店などが多く、かつては賑わっていたのではないかと思われます。時代の移り変わりなのか、現在は大型のホテル中心となっています。
私が泊まった湯瀬ホテルは、その中でもおそらく最大で、川を挟んで本館と別館があり、橋で繋がっています。部屋や料理、風呂、サービス等、かなり満足のいく宿泊でした。
夏場は川沿いの遊歩道を散策できると思います。実はここは以前サイクリングで通ったことのある場所なのですが、緑が多く水の流れも豊富で、自然の豊かな場所という印象でした。
それと、湯瀬というと化粧品(ユゼ化粧品)が人気で、はちみつ石鹸などは売店でもかなり売れているようです。