旧南茅部町の尾札部漁港(2004年11月28日)


南茅部町の尾札部漁港。黒鷲岬の展望台から撮ったものです。
函館市との合併を控えた11月28日にドライブに行ってきました。風が冷たくて海は荒れていました。港では、チカか何かを釣っているおばさんがいました。
平成16年(2004年)12月1日に函館市と戸井町、恵山町椴法華村南茅部町とが合併し、新しい函館市が誕生しました。同じ函館市になったとはいっても、南茅部支所(旧南茅部町役場庁舎)の場合、函館駅前から距離にして30キロほどあります。
函館市では水産業が盛んで、特に昆布とイカは北海道一の漁獲量だそうです。昆布というと日高昆布や羅臼昆布、利尻昆布などを想像されるかもしれませんが、この地域で獲れるのは真昆布です。特に南茅部の尾札部の地域では高級な昆布が獲れ、関西方面の料亭などでも利用されているそうです。最近では、健康によいとされるガゴメ昆布が注目されていますね。
イカと昆布のほかにも、ホッケやマグロ、タコ、鍋物に使われるゴッコなど、さまざまな魚介類が水揚げされます。