風景をたずねた

 4月13日から4泊5日 アメリカ人高校生のホームステイを受け入れてました。彼女達は東京〜京都〜姫路に10日間滞在でした。日常は長女の高校で授業や部活を体験し、私たちとは夜ごはんを一緒にするという程度のコミュニケーションでしたが、長女の通訳と私らの片言英単語とiPhoneで会話を楽しんでました^_^;
 彼女に日本のどんなとこに興味があるの?って英語で聴くと『oh!ブンカ』って日本語で返ってきた。学校で日本語を選択しているようでした。
 ドコカイキタイトコロ、アリマスカ?『oh!ヒメジジョウ、イキタイデス!』ok!レッツゴー姫路キャッスル!ここまでは予想通り。さて、『棚田』に興味を持ってくれるのか心配しながら、午後からは『棚田に行くよ』『oh~ イッテミタイデス!』
 そんなこんなで、日本最終日には姫路城散策をすませて『丹波立ち杭焼き 陶の郷』で焼き物体験に行きました。国ではセラミックをしたことがあるといって、早速作品づくりに挑戦してました。でき上がった作品を見てみると、私たち日本人はシンプルな器系、彼女は絵皿。食文化の違いが分かる良い経験ができました。
 さて、棚田へ行こうか。途中にあったイチゴ狩りを楽しみ、道の駅で休憩を取りようやく多可町の加美地区岩座神(いさりがみ)に到着です。知らなければただの棚田、されどここが約700年前の鎌倉時代に築かれたことを知っていると、その見方や伝え方が違ってきます。
 彼女は棚田を下から見上げて発した最初の言葉が『トテモキレ〜イ!』『私の国、250年。ふるい建物でも100年!セブンハンドレット….』来て良かった〜って思いました。
 近くの神社にお参りしたときも、神道は2500年以上前からと教えてあげると、『ツーサウザント?』彼女の歴史観では理解不可能のようでした(苦笑)
 日本の文化に興味があると知り、私自身が日本の文化っていったいなんだろうと考えさせられました。きっと身近にある自然とか、生活し続けていることすべてが、我が倭民族の文化なんだろうなって気づかせてもらう、良い受け入れ体験ができました。
 その数日後、日本の文化とは『農業に繋がっているんよ!』って教えて頂きました。感謝 ^o^