二宮の吾妻山公園菜の花

 丁度2年前、’12.1.18「吾妻山(二宮)菜の花ウォッチング」ブログで、湘南地方の菜の花名所を紹介しました。私も毎年この時期、菜の花観光に当地を訪れることを慣わしにして、今年もウォッチングして来ましたので、眼の奥の残像が消え去らないうちに、二番煎じにならぬよう再びアップすることにしました。

 はじめに、ここ東海道線二宮町を改めてご案内しますと、南に相模湾、北に丹沢、箱根、富士の山々を仰ぎ、温暖な気候で長寿の里としても知られています。標記に掲げましたように、近年菜の花名所で有名になりました「吾妻山公園」を中心に、梅園でも有名な「徳富蘇峰記念館」、弟橘媛日本武尊を祀る「吾妻神社」、吊るし飾り雛でも有名な「川勾(かわわ)神社」などがあり、歴史的にも由緒ある町です。
 今回採り上げました「吾妻山公園菜の花」は、標高136m吾妻山全体を利用した公園で、頂上広場に広大な菜の花畑があります。
 二宮駅の北口を出ますと、左手に登山口がありこの階段を登ればほぼ一本道で頂上付近に到達です。近年、この階段も拡幅コンクリート舗装、手摺取り付けなどでよく整備され、高齢者でもゆっくり登れば、容易に頂上を極められます。途中に水仙畑、つつじ花壇、浅間神社などあり、寄り道もまた愉しです。
 頂上付近は、休息施設(トイレも建て替え)や娯楽設備も配備されて、行楽客への配慮も行き届いているように見受けられました。

    頂上菜の花畑全景(クリック拡大)

 写真で見られるように、菜の花畑は頂上の広場より一段低い段に横たわり、俯瞰的に花が観られ、大空や山々・木々を背景に素晴しい眺望です。
 今年訪れましたのは1月23日でしたが、よく晴れていてバックに富士山が遠望でき、写真に巧く収まりましたのでご覧ください。

        富士山と菜の花(クリック拡大) 
 
 今年訪れた日はウィークデーで、行楽を愉しむのは中高年の女性グループや夫婦連れが多かったのですが、東京の郊外で手近に観光を楽しみ、健康的に足腰が鍛えられる隠れたスポットがあることは特筆すべきで、此処に皆さんにもお報せします。