memorandums

日々の生活で問題解決したこと、知ってよかったことなどを自分が思い出すために記録しています。

Nintendo DS で Linux (DSLinux)

昨日のMatzにっき(Open Tech Press | Nintendo DS(Lite)でオープンソース系ソフトウェアを使用する)に書いてあったのでツイ*1試してしまいました。*2DSLinuxはその名の通り、DSに移植したLinuxで、ファイル管理、ファイル編集(vi)、ネットワーク(ssh)などが使えるようです。開発したハッカーのお陰でとても簡単に環境をセットアップすることができました*3。この写真は研究室サーバーSSH接続して、ファイルバックアップ用のシェルを動かしているところです。妙に感動しました。学生のときに大学の研究室ではじめてディスクレスのX端末を触った感動に似ています*4

*1:あの、まつもとさんも興味があるんだなぁ。。。じゃ、やってみよ

*2:休日くらいはPCに触らないぞと決めたつもりだったので。。。3日ボウズならぬ半日ボウズです

*3:マジコンが手元にあれば、の話ですが

*4:わかりにくくてスイマセン。。。

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DSLinuxのインストール方法(Super Card SDメモリタイプの場合)

  • 材料:Nintendo DS 本体(私はLite)、マジコン(数種類あります。私はSuper Card SDメモリタイプ)
  • dslinux-dldi.tgzをクリックしてデスクトップにダウンロードします。
  • scsd.dldiをクリックしてデスクトップにダウンロードします。
  • Dlditool-win32-gui.zipをクリックしてデスクトップにダウンロードします。
  • dslinux-dldi.tgzを解凍ツールで解凍します。
  • Dlditool-win32-gui.zipを解凍ツールで解凍します。そして解凍フォルダ内のdlditool32.exeをダブルクリックします。
    • DLDI File: の[...]ボタンを押してデスクトップを選択します(デスクトップにダウンロードしたscsd.dldiを選択することになる)
    • Binaries: の[...]ボタンを押して、先ほど解凍したデスクトップ上のdslinux-dldiフォルダ内のdslinux.ndsを選択します。
    • Patchボタンを押します。Output:にメッセージが流れます。最後にPatched successfullyと表示されればOKです。
  • SDカードのトップディレクトリにdslinux-dldiフォルダ内のdslinux.ndslinuxフォルダをコピーします。
  • あとはDSを起動してdslinux.ndsを選択して実行すればDSLinuxが立ち上がるはずです。立ち上がったらLinux上でWifiの設定をします。
  • ちなみにシャットダウンはshutdown -h nowではなくpoweroffです。

Wifi設定

  • cp /etc/rc.defaults /etc/rc.conf
  • vi /etc/rc.conf  (ファイル中の以下の行を修正する)
    • essid="" → ""内に無線LANSSIDを入力する(viに慣れていない人はネット上のvi 説明書を参考にしましょう)
    • channel="" → ""内に無線LANのチャネル番号を入力する(最初は入れなくてもいいらしい。うまく行かなかったときに入れるといいとか。私は入力しなくても接続できたやはりチャネル番号を入れないとうまく動かないことがわかった。)
    • wepkey="" → ""内にWEPキーを入力する。(WEPキーがアスキー文字の場合、s:を先頭につけなければならないことに注意!)
  • /etc/rc.d/network restart
  • これでうまく接続されるはず。少しつまづいたのはWEPキーがアスキー文字の場合s:を先頭につけなければならないというところです。

ちょっとしばらく遊べる玩具に出会いました。ちょっとしたLinuxコマンドを移植してみると色々と勉強になると思います。これはぜひ学生に遊ばせてみたいなぁ〜。