2006-01-31
■[今まで聞いたことのある名演奏]その20
ダウンページばっかり行っていろいろやっていたら、金曜日の更新をほったらかしちゃいましたw
せっかくなので、ダウンした中から今回は紹介しようかなと思います。
それから、アシュケナージがベルキスのオケをCD化しましたねぇ。しかし、オケの演奏はああいう感じになっちゃうのかなぁと思いつつ。
では、本題
1:曲名
2:演奏団体
3:演奏大会名及び年
全日本吹奏楽コンクール第22回大会(1974年)
4:曲紹介
作曲はリヒャルト・ワーグナー 編曲は不明
ワーグナーと言えば歌劇、歌劇と言えばワーグナーと言われるほど有名な作曲家。オペラをオペラでは終わらせず、総合芸術として広く一般になったのはワーグナーがいたおかげでしょう。今回のローエングリンもワーグナーの曲の中では有名な曲で、演奏時間は実に4時間くらいというすごさ。ワーグナーが好きな人はこの長さが好きですが、嫌いな人はこの長さでため息をつきます。
物語は、領主の娘エルザが謎の騎士ローエングリンに助けられ結婚するが、正体を問いつめたため、白鳥にされていたエルザの弟ゴットフリートを人間に戻して騎士は去る。といった内容です。まあ、あまりに簡潔過ぎるのでなにかもわかりませんが、今回取り上げられた曲はそのエルザが謎の騎士ローエングリンと結婚する際に、その場所まで行くところの音楽です。
曲はずっとずっと一代クレッシェンドになっており、その中で神様との問答があったりしながら、最後フィナーレと向かう様は圧巻です。
オーケストラではあまり取り上げることがすくない曲ですが、吹奏楽では何度となく過去に演奏され名演と呼ばれるものが存在します。
5:個人的評価
今全国大会ではほとんど九州代表は福岡勢が多いですが、昔は福岡と沖縄が椅子を取り合っていた頃がありました。その中で、首里高校はやはり有名で、このエルザもその名演の一つです。さらにこの年は金賞が首里高校を含めて2校と少ない中、確実に金賞を射止めました。
豊島十中の歴史的名演と比較されたり、全体の演奏速度は速いものの、それを払拭するくらい、高度な演奏でした。所々ミスはあるものの、全体のクレッシェンドもうまく行っていて、さらにフィナーレの盛り上がりもしっかりきまっていてこの後エルザの名演が少なくなったのは、こういう演奏が先行であるからなんじゃないかと思います。
高校生らしいはつらつとした演奏はエルザに少しマイナスになりかねませんが、それがいい方向へ向かってる好演だったと思います。
それでは次のお話で

個人的な感想で言うとテクニックがどうのこうのとか、そういうので感激したのではなく、情緒あふれる歌心に魅了されましたね。
特に再転調する直前のホルンパートの「名残惜しそうな」響きの演出が耳にいつまでも残っています。
当時、中学生にはLPは高かったので、先生の持ってきたものを聞いただけです。
できればレコード会社さんからCDで再録して販売してもらいたいところなんですが・・・。
懐かしいな。