延原時行歌集「命輝く」(第1058回)(須磨離宮公園:Rose Festival)
延原時行歌集「命輝く」(第1058回)
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(193−5)
甦りの道の歌、茄子塩漬けの歌、佳しの歌、秋はためくの歌、事の歌、事もあらうにの歌、この秋やの歌、ノーちゃんよの歌、万感迫るもの歌、思ふなりの歌、我や気付きぬの歌、我が思ひ底の歌、此度の書の歌、故の歌、復活朝の歌、本作り成るの歌。(2014年9月21〜30日)
9月29日
復活朝の歌十首
復活を未だ知らぬは日ノ本の基教なりとは主嘆き給ふ
起きがけに今日の執筆定まれり復活いるる大学論ぞ(備考:一書『建学の精神・対話の精神・エコ神学ーー至誠心の神学による大学形成の構想と世界への愛』はしがきとエピローグ推敲の案なり)
復活の省察こそぞ日ノ本の基教変革成すや理
主の命や「我が羊飼へ」尊しや妹背共々本作りゆく
(備考:ヨハネ福音書21章15,16,17節なり)
誤訳まま打ち過ぎたるや怖ろしや復活知らぬ日ノ本基教(ヨハネ福音書21章15節「これらの物(注。宇宙の諸多性)より我愛するか」を何故「これらの人達為すよりも我愛するか」とせるや)
いかでかやこの人達の為すよりも我愛するやなど主言ひ給ふ
我妻と主に選ばれし本作り今や出ずるや復活省察
復活を貶めし罪いと深し日ノ本基教悔い改めよ
一筆に一筆加へ宛名書き日ノ本の信甦りゆけ
信ずとは信ずる者に信を置く信には非ず主を信ずなり
奇蹟の歌四首
我妻よ汝落ちし時実にもぞや即死せざりし奇蹟とぞ知る
(備考:それだけの脳挫傷怪我なりし、渡辺徹ドクター生存率ただの6%と県立新発田病院ICUにての手術前に我に言い給ひけるも。いましみじみと知る)
三年余なべてこそみな奇蹟なり絶後笑み増し奇蹟の奇蹟
我妻と復活省察書けしこそ奇蹟の奇蹟その亦奇蹟
半世紀我綴り来ていや果てに絶後妻笑み一書成りたり
♯ ♯
今朝は、延原さんの世界の親しい友人向けの英文短信ーー My Autumn Greetings in Tankaーーを、こちらにもお送りいただきました。早速、今日のメルマガ「風の便り」に載せられて、恩師カブ先生との歓びの往復メールも届きました。いずれこのブログで公開させていただきます。
このようにして「復活の省察」の日々の進展を、次々と歌で詠い、その新しい歌と共に、お電話でもそれを親切に解き明かしていただいています。幸せなことです。
昨日は「兵庫県高齢者生協」の「平和のつどい」があって楽しませて貰いました。
1980年代から神戸にワーカーズコープの実験をはじめ、介護福祉の取り組みを重ねているさなかに、1995年のあの大震災が襲いました。これを機に創設された「高齢者生協」は、年々充実発展して、今日では多くの若いスタッフと共に、勢いづいています。なかなか、いい感じですね。
さて、歌に添える写真は今回も「須磨離宮公園:Rose Festival」です。撮影順に並べます。