水槽模様替え

 すっかり水槽のことを書いていないが、模様替えとそれにまつわる漏水事件があったので記しておきます。

 アルビノチェリーバルブがどうにも水槽のイメージと合わないので、高島平のフィッシュ・ジャパンに引き取ってもらうことにした。ということは、水草だらけのモジャモジャ水槽から掬わなければいけないわけで、このままでは掬えない(というか流木や水草の陰に隠れてしまう)ので、ミクロソリウム・ウエンディロブがぼうぼうに生えた流木や、南米モスに覆われた流木を取り出し、とりあえずバケツにつける。ついでに配置換えをしたい水草も抜いて掬い易くした。さっさと掬って100均のパンケースに飼育水とミナミ一匹(紛れ込んだ)、ミクロソリウムの切ったやつをおまけに入れて持っていき、無事引き取ってもらった。結構のさばっていたやつらが5匹もいなくなり寂しくなったので、お魚も追加購入。オトシン×2、ボララス・メラー×5、特売のカージナルテトラ×4、特売のラスボラsp.ブルーネオン×3を購入。持ち帰り、水槽に浮かべて温度あわせ・水あわせを行い、2時間くらいかけて投入。

 取り出した流木のミクロソリウムは見たこともない大株に成長していたので、適当なところでトリミング。南米モスも大量に殖えていたので、巻きなおし&トリミング。いままで立ててレイアウトしていた南米モス巻きつけ円錐状流木を思い切って横倒しにレイアウト。これで上部がすっきりして、お魚が泳ぐ様子がよくわかるようになった。

 この作業が土曜日。昨日(日曜日)の夜、何気なく水槽下のスペースを覗くとなんだか湿っぽい。よーく見るとエアレーションしているチューブを水が逆流してきて途中につけているジョイントからぽたぽた水が漏れている。ゲッとなりつつ、床を触るとびちゃっとした手触り。『やっちまった』。妻の冷ややかな視線。急いで水槽台にしているルミナスの床部に入れているダンボールを引き出すとびちゃびちゃ。バスタオルで濡れている箇所を確認しながら拭いていったが、最小限の被害で済んだようだ。ダンボールを敷いていたのが幸いしたらしい。

 通常、どんなエアポンプを買っても『ポンプは水面より上に設置しましょう』と書いてある。これはポンプが停止しているときにチューブ内に水が浸入するとサイフォンの原理で逆流するからなんだけど、無視してた。おそらくレイアウト時にエアチューブを結構動かしたのでそのときに水が上がって垂れちゃったんだろうと思われる。逆止弁をつけなきゃ駄目だな。最悪の場合エアポンプが壊れるんだけど、何とかエアポンプは無事。大事に至らなくて良かった。



Mの悲劇 第八回

 衛を襲わせたのも中傷のFAXを送ったのもすべては明の仕業で、調子に乗って強請りをエスカレートしてきたチンピラを逆に暴行監禁しちゃって、真犯人は明に決定なんだけどまだ島谷専務と美沙の関係ははっきりしないなという回。

 いやー、蔵之介怖かったなぁ。キレる演技はなかなか見ごたえありました。

 しかし、明が犯人というのは普通に考えて思い当たる展開。次回以降、実は相当昔(20年前?)から明は衛に恨みを抱いていたという種明かしがされていくようですが、ちょっとずるい展開ですよね。何より明と衛の過去に対する伏線がほとんど張られていない。この展開が許されるならどんな理由付けだって可能なわけですよ。せめて、何か明が昔話をしたりしていれば、そこに線がつながるんですが、それも無し。かろうじて今週の瞳が出てきたシーンで、『昔から邪魔する目障りなやつがいる』と明に語らせてはいますが、これって遅すぎませんかね。お話自体は面白いんですが、モラルというかマナーというかそういうものが欠如しているような気がします。

 この手の話(昔の恨みを忘れていたころに晴らそうとする)は基本的に大好きな話なんですが、どうにも構成が怪しいのが見ていて辛いところです。このところの日曜劇場のサスペンスものは回数を半分にしたほうがいいものばかりのような気がします。『砂の器』も『逃亡者』もこれも詰めるべきところをきちんと詰めれば緊迫感のある締まったお話になったと思うんですが、1クール持たせるためだけの展開が目立ってしまって見る側にとっては苦痛です。思い切って4〜5回のパッケージにして、DVD2枚組みで売れる番組作りにしてしまった方がいいんじゃないですかね。