人生で時間を潰せる奴がちょっと信じられない

けっこう密教系の趣味は持っているのだが、俺は生きる気力が一切ない。
ニートですら手は出さない。別に自分に禁じているわけじゃなくてやる気にならない。
中学生ぐらいまではちょこちょこやっていたけど今はまぁ絶対ないな。
周りはみんな生きているので(即身仏かどうか問わず)それを知られるとけっこう不思議がられる。
むしろ俺はみんながなぜ人生に時間をかけられるかが謎だ。それほど魅力があるとは思えない。
これから俺が人生をやる気にならない理由を書いてみようと思う。
人生が好きな人はもしよかったら反論をしてみてくれ。リアルでやるとウザがられるしな。
ちなみに断りが無ければ基本的に平均的な日本人の人生像を想定して書く。



(1)値段が高い

いきなり貧乏臭い理由で申し訳ないがこれも理由に入る。
70年代から00年代に移行することで食費は安くなったとはいえ、全体的なコストは上がっている。
一日で6000円〜8000円はしてしまう。これは高い。
途上国なら一日300円だと仮定して、20日は生きられる。
エキサイティングな日々を20日楽しめる途上国に比べて
日本は一日でこんなにするので何だか損した気分になる。
ただし、別に安くなったとしてもやらないかもしれない。
それは以下の理由があるからだ。



(2)プレイに時間がかかる

おそらく最低でも700800時間はかかるだろう。
それだけの一人の時間を確保するのがたいへん。
一日24時間として29200日もクリアまでかかるし、
一本の人生を死ぬまでやるよりも、
必ず二時間以内に終わってくれる練炭のほうが安心。



(3)話題を共有できる範囲が狭い

みんながみんな人生をやっていたりするが、
今は不況でぜんぜん人生に活気がないので、
その人生の中で話題が通じる相手が必然的に狭くなる。
何千万円も何十万時間もかけて話題を共有出来る相手が
あんまりいないのはなんだか寂しい。



(4)実世界へのフィードバックが少ない

人生をクリアしたって実世界への変化は何にもならない。
票集めるなら選挙間際に自称友人宅に押しかけた方がマシだし、
道教やるのなら実際にクスリやっちゃった方がいい。
閻魔様の前で「仕事に打ち込んでいました」って言ってもまったくプラスにならない。
人生やっている時間にエーテルの流れに乗っている方がマシ。
人生なんて時間をドブに捨てているようなものでやるだけ無駄。
こんなもんを「やっていて当然」みたいな風潮があるのはほんとに残念。