腹八分寄り道人生

なんてことない日常つらつら

子育てプリンシプル

先月放送されたNNNドキュメント「孤高の出張カウンセラー自閉症の子どもを救え〜臨床心理士・奥田健次さんの回がとても興味深かった。
深夜放送にも関わらず、実況板もけっこうな賑わいだった。が、一回のカウンセリング料がでた瞬間に「詐欺師」呼ばわりされてた。5万円は良心的だと思ったけどな。もっと えげつないとこいっぱいある。
バンコク在住の男の子(癇癪、言葉なし、目線あわない)が、半年後には動作模倣が上手になり、五十音や数字を読みあげてた姿には...ついつい涙が。何よりも、お母さんがの努力が素晴らしかった。良くなったかと思うと後退したり、異国での子育ての不安はいかばかりだろう。頑張れ頑張れ。
先生自身もトゥレット症候群、強迫性障害だと。

精神障害の診断基準があるんですけど、それみたら世の中にいる人たちであてはまらない人なんていない。障害って何やって話なんですよ。普通って何?

とても個性的。真剣に向き合っているからこそ、少し過激でも確実な効果を出す方法を選ぶ。時として、それは受け入れられない。頭痛薬や眠剤胃薬が手放せない先生の身体が心配だ。
こういう番組こそ、ゴールデンでやって欲しい。 





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  • 作者: 奥田健次
  • 出版社/メーカー: 一ツ橋書店
  • 発売日: 2009/05/12
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幼児〜思春期まで、ことあるごとに繰り返して読むと思う。特にプリンシプルの方はハッとするようなことがたくさん書いてた。